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2008年 9月

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9月30日(火) 【単純作業

 いつの間にか寒くなってしまって、長袖が手放せなくなりました。あと何かあったときのための喘息の薬も。喘息は急な気温の変化に弱いので、この時期が一番辛い。何で喘息になってしまったのやら。それと昨日の夜食べたカレー蕎麦が熱かったのか、口の中が火傷していて痛いです。

 午後おーらる関連で駒場へⅡへ。インタビュイーから貸してもらった会報をコピーしてPDFに落とすという作業をしてきました。会報は月1冊50〜70ページくらいのが30年分あって、先輩方と手分けして一人10年分を担当することになってましたが、やってみるとこれがかなりの単純作業でなんとも・・・。こういうのは無心になってやらないと発狂しそうになります。ipodでも持って行って、音楽でも聞きながらやるのがベターです(ipod持ってないけど)。まあそれでも無心になって頑張って今日中に何とか終わらそうと思いましたが、コピー機の前に立ちっぱなしというのは足腰にかなりくるもので、6年分をコピーした時点で精神的にも参り始めそうだったので、今日は打ち止めにしました。2時に初めて終わったのが7時半。気分は蟹工船。

 夜は吉祥寺で何かおいしいものでも、とぶらついてみましたが、目ぼしい店はどこも満員なので、困った時のねぎしへ。お決まりの豚ロース焼き定食を食べてほっとしました。隣に座ったケバケバギャル風味の二人組が「こないだ市長と寝た」だの「社長の愛人のほうがお金がもらえる」だの「あのオヤジは目がキモイ」だの、僕とは遠い世界の話をしていて、この人達は一体何をしている人達なのだろうとかなり気になりましたが、真相は謎のままです。イベントコンパニオンか何かかしら。


9月29日(月) 【関東も関西も秋雨】

 学会出張から戻ってきました。

 本来なら昨日の新幹線で戻ってくるはずでしたが、最近睡眠が上手く取れなかったのに加え、発表が終わった後に猛烈な疲労感に襲われたために東京に戻る気力・体力すら失ってしまい、東京よりも近い京都のあおかつくんの家に泊めてもらいました。一晩寝て(でも2時間ごとに目が覚めてしまうけど)そこそこ体力も回復したので、今日は京都を満喫して帰ろうかと思いましたが、寒い上に結構な雨で、市街地周辺をうろうろしてから予定を早めて3時頃東京に戻ってきました。京都が特別寒いのかと思ったら、東京も寒いです。

 今回は初学会発表で、一週間前からずっと緊張が続いていましたが、何とか無事に終えることができたのはよかった。人前で発表するというのはなかなか難しいもので、論文提出からの一連の流れも含めて勉強になりました。今後もっとスマートな発表をできるように精進します。ただいつもならこういう体験のあとはやる気に満ち溢れるのですが、今回はそれよりも疲れが出てぐったりです。まあ学会の合間に大阪の街を散歩したり、夜は友人と会って食事をしたりしたので、改めて旅行記を書きたいと思います。

 夜はスーパーに買い物に出かけたものの、寒かったために暖かい蕎麦が目にとまり、駅前の蕎麦屋でカレー南蛮そばを食べてきました。暖かい食べ物がおいしい季節になってきましたね。


9月27日()〜29日(月) 【学会へ行く】

 旅行記のページをどうぞ(現在作成中)


9月26日(金) 【ちょっと暑い日】

 午後吉祥寺へ。明日からの学会のために、みどりの窓口で新幹線の切符を買ってきました。午前中のセッションに間に合うようにするには、東京6時発の始発ののぞみに乗らなければならず、そうなると家を出るのが5時前になるので、明日は4時起きです。やっぱり学会は前日入りしておくほうが楽そうですね。帰りは今のところ日曜夜の予定ですが、気分次第では月曜に帰るかもしれません。発表に失敗したと思ったら、逃げるように日曜日に帰ってきます。。

 切符を買ってから、昼食兼夕食をとるべくハーモニカ横丁にある 「スパ吉」 へ。一昨日は休みだったのでようやく来れました。ハーモニカ横丁の店は基本的にごちゃごちゃしてますが、スパ吉は綺麗でお洒落な店です。名物という高菜とじゃことオクラととろろ芋(850円)を注文。ここの店の売りは生麺を使っていることで、食感はかなりモチモチしてます。この食感は好き嫌い分かれるかもしれませんが、僕は好みです。ちょっと味が濃い目の具もおいしい。ほんのりゴマ油の風味が効いてます。とろろ芋と高菜は合うんですね。御馳走様でした。吉祥寺でスパゲティを食べるなら、今のところここかな。

   

 というわけで、明日・明後日と大阪へ行ってきます。学会会場の阪大豊中キャンパスは、9年半前に後期入学試験を受けた懐かしの場所でもあります。緊張半分、懐かしさ半分で行ってきます。では。


9月25日(木) 【小作で焼肉】

 どうもまだちょっと調子が良くないので、日中はナボリンSを飲んで安静にしてました。週末は大阪で学会なので、それまでに体調を万全にしておかなければ。肩こりは万病のもとなので、何とか治療してしまいたいものです。

 夜はマルコフの住む青梅へ。昨日たまたま別件でマルコフに電話をしたのですが、電話口で予想外で驚きの事実を公表されたために、こりゃ大変だ・・・と急遽青梅へ駆けつけることにしたわけです。どういうことがあったかというのは皆さんのご想像にお任せしますが、まあ一般的によくあるといえばよくある話です。しかし当事者にとっては一大事。明日有給とったらしいし。精神的に辛い時期かもしれないと、ここは心優しきすぱくりさんが行って励まそうということで、吉祥寺から1時間かけて青梅に行ってきました。

 心配して家に行ってみましたが、マルコフはどちらかというとすっきりさっぱりした様子で、どうやらダメージは少ない(というかほとんどないのか?)ようです。よかったよかった。せっかくだからと、小作駅近くにある焼肉屋「カルネ」へ行き、焼肉を食べつついろいろと話をしました。ここの焼肉屋はおいしいのに値段が安く、コストパフォーマンスが良いです。飛騨牛のハラミがおいしかった。多摩地区にも探せばおいしい店があるんですね。最近スイーツで有名になった芝田山親方のサインもあって、なかなかの穴場的な店のようです。


<飛騨牛ハラミ>

<牛刺し>

<レバ刺し>

<マルコフの描くリーマン・ブラザーズ>

 焼肉の後は店を変えて1時間ほど飲んで、11時頃解散。いつもなら泊まっていくところですが、明後日からの学会準備がまだ終わってないので帰らざるを得ませんでした。体調も万全にしないといけないし。マルコフも結構さっぱりしていたから、今日は帰っても大丈夫かなと。ということで、12時ちょうどに自宅に到着。今日はビール2杯と小さめのレモン酎ハイしか飲んでませんが、ずっとフワフワした感じです。体調があまりよくないと酒も飲めません。


9月24日(水) 【さとうきびを刈っていた頃】

 昨日の小旅行で眼精疲労と肩こりは結構よくなりましたが、まだ少し大事をとって今日もパソコンはできるだけ触らないように。なので日記が遅れています。すみません。パソコンに向かうと頭が痛くなったりするので。。

 昼は吉祥寺のハーモニカ横丁にある「スパ吉」でスパゲティを食べようと思いましたが、行ってみると今日は残念ながら臨時休業。ということで、予定を変更してまめ蔵のカレーを食べることに。今日は豆類がふんだんに入った「まめまめカレー」(900円)を食べてみました。僕は豆類が好きなので、こういうカレーはもってこいです。相変わらず、まめ蔵のカレーはおいしい。


<まめ蔵のまめまめカレー>

<吉祥寺の中道通り>

 その後ふらっと川越まで出て、2時間ほど散歩した後で(このことについてはまた後日旅行記で)、夜は昔のさとうきび刈り仲間と新宿で食事。彼と会うのは5年振りでしたが、まるで頻繁に会っていたかのように話ができたのはよかった。彼は現在食品関係の営業をしているということですが、特殊な業界にいる僕にとって異分野の人と交流するのは良い刺激になります。今度またお互いの知り合いを読んで、異分野交流会みたいなことをやろうという話になったので、参加したい人がいれば是非連絡ください。最近になってようやく、こうやって人の輪を広げていくことの重要性に気付き始めたところです。いい時間を過ごせました。


9月23日() 【鎌倉へ行く/先達のあらまほしきことなり】

 「暑さ寒さも彼岸まで」のお彼岸。まだツクツクボウシは鳴いてますが、夜はかなり涼しくなって過ごしやすい日々です。

 前夜に眼精疲労と肩こりが限界を迎えてしまい、吐きたくなるくらい気分が悪くなってしまいました。ほんと、目が悪いと困ります。とりあえず切らしていた薬「ナボリンS」を買ってきてからすぐに飲んで、パソコンはやめて寝ることに。一晩寝たら幾分良くなりましたが、これ以上悪化したら困るので、今日はもうパソコンの画面に向かわないと決めて気分転換をすることに。最近体を動かしてないので、運動も兼ねて鎌倉を散歩してきました。小田急・江ノ電で長谷まで出て、鎌倉大仏からハイキングコースを抜け、建長寺や円覚寺、鶴岡八幡宮を歩くというコースです。休日の鎌倉は人が多いですね。暑い一日でしたが、いい気分転換と運動になったと思います。両足の小指にできた豆はプライスレス。旅行記はいずれ書きます。

 夜は新宿でぽてとさん、太郎君、Iさんと食事。 「WaZa」 というお洒落な店で、スパークリングワイン(あ、シャンパンかな?)を飲みながら美味しい料理を食べるという贅沢な時間が過ごせました。今回は写真を撮ってませんが、旬野菜のポトフとか豚肉の炭火焼き、生ハムリゾットなどなど、僕が普段行く店よりもワンランク高級な食事でした。こういう店はもはや「居酒屋」と呼んじゃいけませんね。今日の太郎君は西武が逆転負けして優勝できなかったので若干機嫌が悪かったのか、はたまた別の理由があるのか、いつもに比べると少し無口な気もしましたが、それでも要所要所でぽてとさんに対して吐く毒は相変わらずのキレ味だなあと変に感心しました。ぽてとさん、あなたは決して底なし沼じゃありませんよ。


9月22日(月) 【さんまの刺身がおいしすぎる】

 富豪の家に生まれ、一族企業の社長に就任し、オリンピックにも出場した後に国会議員へ転身。大臣や党の要職を歴任し、最後は総理大臣になる。家系を見れば吉田茂に大久保利通がいるという毛並みのよさ。歩めるもんならこういう人生を歩んでみたいものです。今日の会見で「全国を回って不景気を感じた」と言っていましたが、不景気と無縁の人にとって不景気とはどういうものなのでしょうか。

 午後駒場へ行って、いろいろと書類の手続きをしてからおーらるのちょっとした打合せ。夕食は吉祥寺に戻って「里の宿」へ行ってきました。魚屋直営の小さな定食屋です。秋刀魚の塩焼きが食べたかったので久々に行ってみましたが、メニューを見ると秋刀魚塩焼きの隣に「さんま刺身」がありました。秋刀魚の刺身なんて、新鮮じゃないと食べられません。しかも塩焼きと同じ1000円。これは頼むしかないと、さんま刺身定食を注文。注文すると魚屋の方に電話をかけて、秋刀魚の刺身を作ってもらい、定食屋のほうに持ってくるという方式でした。そりゃ新鮮に決まってる。


<さんま刺身定食1000円>

<新鮮な生秋刀魚>

 15分くらい待ったのち、さんま刺身定食が到着。刺身はどうせ少ないと思っていたら、肉厚の新鮮なさんまが10切れもあって、予想外に量が多いです。新鮮なさんまは脂がのっていて、歯ごたえがあるのに口の中でとろけますねぇ。さんまは骨抜きが大変なのに、この刺身には全く骨がありません。仕事が丁寧です。ご飯をお替りして完食しました。食べた後に幸せな気分になったのは久しぶりです。これで1000円なら安いほうに入るんじゃないかと思います。吉祥寺で魚の定食を食べるなら間違いなくここですね。カレーのまめ蔵、そばのよしむらと並んで、ヘビーローテーションに入れようと思います。系列の居酒屋もできたようなので、今度誰か行きましょう。


9月21日() 【男心と秋の空】

 夜12時半就寝→夜中2時半起床。昼夜逆転生活になっている今、この睡眠は昼寝みたいなものかもしれませんが、早く起きたということにして出かける意欲満々になった僕は、ネットでいろいろと行き先を調査し始めました。あまり一日掛りの遠出をするのもあれなので、半日くらいで行ける近場を探していたら、「多摩湖サイクリングロード」なるものを発見しました。吉祥寺から多摩湖へ向かって延びる23kmのサイクリングロードで、平坦で緑が多いと。朝早く出れば、昼前には帰って来れそうです。ということで、やる気になった僕は朝4時半に自転車に乗って出発。まずは吉祥寺の吉野家で腹ごしらえをと、牛鍋定食を食べました。が、牛鍋定食を食べて満腹になったら急にやる気がなくなってしまい、「まあ今日はやめとくか」という気分になってしまいました。結局そのまま家に戻ってしまい、さっきまでのやる気はどこへいってしまったのか。結果論として、朝から雨が降ってきたので自転車で外出しないでよかったということにはなりますが、心変わりが激しい自分にうんざりします。

 ということで、今日は一日家で研究を進めることに。来週日曜日に学会発表で、既にガチガチに緊張しているの状態なので、こういうときは家でおとなしくしておくのがいいのかもしれません。夜は駅前のオダキューOXで半額になった弁当を買って夕食にしました。京樽の特海鮮ちらし780円→390円、広島産カキフライ3個180円→90円、ポテトサラダ135円→67円。普通に買ったら1100円程度ですが、全部半額なので550円程度です。特に京樽の特海鮮ちらしが半額で食べられるのはうれしいこと。これで550円だったら、下手に自炊したり外食するよりは安く上がるはずです。オダキューOXは使い勝手がいいので助かります。

   


9月20日() 【ブロードキャスター最終回】

 ここ数日、完全に朝寝て夕方起きる生活になってます。これはいかんと思いつつも、意志が弱いのでなかなか改善できないわけで・・・。来週末の学会発表が終われば少しは楽になって、生活リズムも元に戻るんじゃないかと期待します。

 今日は午後4時前に起きて、一日最初の食事を求めて吉祥寺へ。普通の人にとっては夕食でも、僕にとっては朝食みたいなものです。中道通りの途中にある、老舗のラーメン&餃子屋である 「一圓」 へ行ってきました。カレーのまめ蔵の近くです。ここはラーメンよりも餃子が名物ということで、餃子ライス(600円)を注文。「焼き上がるまでに10分かかりますが大丈夫ですか?」と言われ、了解して待つこと10分。出てきた餃子の大きさに驚きました。写真では分かりにくいですが、普通の餃子の3倍くらいの大きさがあります。この前行ったみんみんの餃子と同じくらいか、それ以上です。だから焼くのに10分もかかったのね。


<餃子ライス600円>

<餃子が大きい>

 餃子は焼かれている部分はパリパリ、その他の部分はモチモチで、ニラがよく効いています。ただ本当に一個が大きいので、三つ食べた時点で満腹になりました。でも残すと勿体ないので残りの二個を何とか平らげ、食べ終わったときにはもう限界。。。朝食からこれだと結構堪えます(夕食の時間だけど)。女性だったら二つで十分じゃないかな。まあ、この量と味で600円というのは驚きなので、本当に腹が減っているときには重宝しそうです。以前住んでいた時は中道通りを歩くことはあまりなかったけど、まめ蔵といい一圓といい、玄人好みで地元密着型の店が多くて散策し甲斐があります。

 今日は何とか早く寝て、明日はどこかへ近場をふらふらしようかな。


9月19日(金) 【秋刀魚の季節がやってきた】

 以前も書いたかもしれませんが、僕は秋刀魚が好きです。数ある魚類の中でも一番好きであると言っても過言ではありません。そして今年も秋刀魚が一番おいしい季節がやってきました。去年はあまり秋刀魚を食べることが出来ずに消化不良に終わってしまったので、今年は存分に秋刀魚を堪能するつもりです。

 今日は手始めということで、吉祥寺北口の大戸屋で「釧路沖生さんま炭火焼き定食」(714円)を食べてきました。しかし、これがあまりイケてなかった。秋刀魚は脂の乗りがもう一息という感じで、焼きたての割にはちょっと冷たくて、正直うーん・・・という感じでした。でもそれよりも幻滅したのはご飯で、冷凍ご飯をチンしたみたいに粘着力が強く、非常に残念です。大戸屋のいいところはご飯がおいしいところだったんだけどなあ。秋刀魚の塩焼きはおいしいご飯と一緒に食べることで、食べたときの幸福度が2倍にも3倍にもなります。だからこそご飯は疎かにして欲しくない。去年渋谷の大戸屋で食べた秋刀魚焼き定食は本当においしかったので、今回は本当に残念です。

 まあ大戸屋はチェーンの定食屋なので、今後食べる秋刀魚はここよりは下回ることがないだろうと思うと、逆に明日からの秋刀魚生活が楽しみになります。物は考えようです。プラス思考で。


9月18日(木) 【お肉お肉】

 夕方久々に御殿下へ。ここ1か月ほど筋トレやランニングをやっていなかったので、このままやらなかったらズルズルとダメ人間になってしまうと思い、意を決してもう一度行き始めることにしました。運動をしない分肩こりも激しくなってきて、目も開けられないときもあるので、その解消も兼ねて。どうも僕は筋トレをすると3か月で飽きてしまう癖があるので、今回はそれを克服していいオトコになろうと思います。ちなみに今日は筋トレはせずにランニング2kmと木曜恒例の卓球をしました。卓球のように楽しみながら運動できるのがいいですね。

 卓球後は皆で落第横丁にある「ピグ」へ。鉄板焼きというかステーキ・ハンバーグの店で、9時近いというのに店内は飢えて肉を求めている男達で一杯でした。洋食の店なので子洒落た内装なのかと思ったら、洋食とは真反対の和風テイストな店内で、昭和40年代にタイムスリップしたようです。昔からやってる学生街の洋食屋という感じ。学生街の飲食店の例に洩れず、どれもこれも量が多いらしい。ハンバーグとステーキのセット(850円)を注文しましたが、確かに量が多いです。ご飯の量もお茶碗2杯半くらい。家族経営の素朴な味で腹一杯になりました。僕は最近「量より質」の方向へシフトしていますが、まあこういう運動後に食べるのであれば、「質より量」の方が重要だと思いました。ちなみにステーキはオーストラリア産の赤身たくさん牛でかなり固いです。。


<ハンバーグ&ステーキセット>

<年季がある店内>

 11時前に家に戻ってきましたが、久しぶりに運動したためか頭が痛くて仕方がありません。バファリン飲んで寝ます。


9月17日(水) 【地球に優しくする前に、身近な人に優しくするほうが大事】

 午後に吉祥寺に出て、買い物ついでに本屋をぶらぶらとしてみましたが、どうやら最近は「反エコ」がちょっとしたブームになっているようです。「地球温暖化の原因は二酸化炭素ではない」とか「ペットボトルのリサイクルは逆に環境破壊」といったようなことが書かれている新書が売上上位にきています。確かに最近のエコエコしすぎている世間の論調、というかその多くはマスコミが作り出している教育的で押し付けがましいなエコでしかないのだけれど、そんなに煩く毎日言われたら反対したくなる気持も分かります。まあ僕はそもそも「エコ」という言葉が嫌いです。何が「地球に優しく」だと。偽善者振りおって。地球に優しくするって、何様のつもりなんだか。。研究上こういう論争の新書は読まなければいけませんが、一連のブームに載せられているような気もするなぁ。

 夜は自転車を漕いで、昔牟礼に住んでいたころによく通っていたリンガーハットへ行ってきました。今アパートからは少し遠いですが、久々にちゃんぽんが食べたくなったので。3年振りくらいだったけど、懐かしの味でした。ただ、餃子は王将のほうがおいしいです。


<とんこつみそちゃんぽん>

<セットの餃子>

9月16日(火) 【日本竹馬連合会 会費が9万円】

 日記の元ネタはラーメンズのコントです。

 リーマンショックで僕の持ってる株も大幅安になってしまいました。一日で5万も含み損が増えるなんて・・・。せっかく買い値に戻って、さあこれから上を目指そうというところだっただけに腹立たしいったらありゃしません。まあ今回の問題は個人投資家どうこうの話よりも、世界経済全体に悪影響を及ぼす可能性が高いので、個人の株が上がった下がったの話をしている場合じゃないのかもしれませんが。こういうときは国債でも買おうか。

 今日は午後駒場で○△研究会。研究会が始まる前に、先生から「すぱくり君、ちょっと遅れたけどこれを」と、封筒に入った書類をもらいました。何だろうと中身を開けてみると、それは何と今更ながらカケンヒの交付決定書類で、そこに書かれていた日付は6月末です。先生、もう3か月近く経ってますよ・・・。

 研究会後は参加者のうち、学年の下から5人で食事会へ。渋谷の道玄坂小路にある 「福みみ」 という串焼き屋です。分かりやすく言うと、スパゲティの壁の穴の並び。「食事会」なので酒はビール1杯にして、焼き鳥やご飯物をいただきました。この店のポテトは「アンチョビポテト」で、ポテトに粉チーズとアンチョビがほんのり振りかけられています。一般的なフライドポテトに比べてちょっとした変化があっておいしいです。居酒屋フライドポテト評論会会長の僕としては、十分合格点の内容でした。


<モモ肉>

<アンチョビポテト>

<福みみご飯>

<焼き鳥丼>

 9時帰宅。夜が随分と涼しくなってきました。


9月15日() 【カレーを食べる】

 寝たのが朝6時近かったので、12時すぎに起床。そばは9時に起きて「12時すぎには戻ってくる」といってうちを出て行きましたが、戻ってきてからどこへ行っていたのかを聞くと、何と高田馬場まで合気道の練習に行っていたそうです。いやいや、頭がさがる。その間、僕とマルコフはずっと惰眠を貪っていたというのに。こういうところでいろいろと差が出てくるのかもしれません。

 2時過ぎにうちを出て、3人で吉祥寺へ。 「まめ蔵」 へ行ってカレーを食べてきました。最近は蕎麦の「よしむら」とカレーの「まめ蔵」にはまってます。今日は休日だったからか人が多く、しばらく並んで入店。3人でスペシャルカレーのランチセットを注文しました。僕とマルコフは大盛りで。大盛りだと最後少し苦しくなりましたが、家庭的で素朴な中にも味わいがあるカレーとゆったり落ち着ける店内の雰囲気はやっぱり抜群です。カレーを食べたあとにコーヒーを飲みながらゆっくりできるところが、喫茶店カレー屋のいいところです。


<まめ蔵>

<スペシャルカレー>

 明日から平日で仕事があるということで、今日はカレーを食べて4時に解散。以前だったらこの後もだらだら過ごして、結局夜も飲むことになっていたはずなので、僕らも成長したものです。まあ何だかんだ言って、この歳になってこうやって頻繁に会える昔からの友達がいるというのは本当に幸せなことだと思いました。東京に戻ってきてから一週間ほど誰ともしゃべってなかったので、ちょうどいいタイミングでの気分転換にもなったし。また楽しく飲み食いしましょう>マルコフ・そば

 ということで、昨日今日といい気分転換ができたので、今夜からは気分を切り替えて研究に励むことにします。学会発表が近いから早くパワーポイントを仕上げないと。

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 予告通り、昨日の夜描いた絵をアップ。共通で「ちびまるこ」「スネオ」「ジャイアン」「みさえ」「つるピカハゲ丸君」を描いて、その後は各人が好きな絵を描いていきました。大の大人の男が中学生みたいたなことをしていますが、実際やってみると普通の人には結構楽しいはずです。でも僕は本当に絵が下手なので、やっているうちにだんだん悲しくなってきました。

 まずはそばが描いた絵。そばはこなれた感じで描けていて上手い。


<みさえ>

<スネオ>

<デイジー>

 続いてマルコフ教祖。昔から味のある絵には定評のあったマルコフですが、今回はさらにその味に磨きがかかっていた気がします。しかしどうも画風が古いというか、戦前の臭いがします。個人的にはちびまるこが昭和一桁の貧しい女の子に、マーニャがカエルに見えて仕方ありません。こういう画風の際物漫画家がいたような・・・。


<ちびまるこ>

<みさえとしんのすけ>

<ジャイアン>

<スネオ>

<キム・ジョ○イル>

<ハゲ丸くん>

<マルコフ教祖の画集詰め合わせ>

 二人の絵を載せたので、最後に一応僕の描いた絵も載せておきますが、はっきり言って恥ずかしいです。本気で描いているのに、何でこんな下手なんだろうか。客観的に見ると、本当に絵がヘタな奴の絵なんだよなあ。線がたどたどしいし。どこをどうやったのか分かりませんが、スネオが関根勤っぽくなってしまいました。


<スネオ>

<ハゲ丸くんのブスねえちゃん>

<ちびまるこ>

 ということで、僕は本当に下手で嫌になってしまいますが、たまには絵を描くのもいいものです。皆さんも機会があったら描いてみてください。普通に絵が描ける人ならきっと楽しいはず。


9月14日() 【味のある絵】

 夜、中高同級生のマルコフ教祖とそばと吉祥寺で飲むことに。そばがいるから、というわけではないですが、1ヵ月前にも行った蕎麦の「よしむら」へ行ってきました。吉祥寺は三連休でお祭りらしく、神輿がワッショイワッショイやっています。そんな賑やかな通りを抜け、井の頭通りを久我山方面へ。予約してなかったので心配でしたが、ちょうどテーブル席が一席空いていて座ることができました。最初はビールを飲みながら鴨味噌焼きや出汁巻き卵を。出汁巻き卵は今まで食べた出汁巻き卵の中で一番おいしいんじゃないかというくらいおいしくてびっくり!蕎麦屋の出汁巻き卵は侮れませんなぁ。ビールがなくなった後は各人1合ずつ日本酒を頼み、烏賊の塩辛や餅揚げだし、焼きナスを肴に日本酒をいただきました。僕は「尾瀬の雪どけ」を飲みましたが、コクがあってなかなかおいしいです。そして〆にせいろを食べて、デザートに芋アイス。御馳走様です。


<鴨味噌焼き>

<出汁巻きたまご>

<餅揚げだし>

<天ぷら盛り合わせ>

<紫蘇蕎麦>

<そばアイス>

 今日集まったのは、近々結婚する中学校時代の友人向けに色紙を書くことでしたが、それ以外にも他愛もない話をずっとしていて、気が付いたら店の閉店時間(10時)でした。その後は歩いてうちまで行き、適当に飲みつつお絵かき選手権をしたりネットを見たり。お絵かき選手権はお題を出し合って絵を描くという、言ってみればぷっすまでやってるやつのパクリですが、実際にやってみるとかなり面白いです。特にマルコフの味のある絵とそばの萌え絵は必見なので、明日の日記で公表したいと思います。ちなみに僕は本当に絵が下手糞なので恥ずかしい限りです。二人の絵を見てたら自分の画力の無さにがっかりします。

 現在朝の5時半。二人が寝たので寝ることにします。ここ一週間の日記も追々アップします。


9月13日() 【無駄にする】

 夜中にいろいろやっていたら、起きたら夕方という悲劇。こういう日は本当に一日を無駄にしたような気がして反省しっぱなしです。


9月12日(金) 【チャーハンを食べる】

 午後吉祥寺へ。駒場に住んでいるときは渋谷が毎日のうろうろスポットでしたが、今は吉祥寺がそうなっています。でも渋谷と違って吉祥寺は落ち着いているので、うろうろしても疲れません。都会だけど窮屈な思いをせず過ごせるというのは大きな魅力ではないかと思います。渋谷・新宿には乗り換えなしで15,6分で行けるという立地条件も考えると、やはり僕個人としては吉祥寺が最も住みやすい街になるかな。まあ、あまり他の街を知りませんが。

 遅めの昼食はヨドバシのレストラン街にある「万豚記」の豚バラ青菜チャーハン。880円の割には量が多くておいしいです。万豚記のチャーハンを食べていると、5,6年前に参宮橋のオリセンにしょっちゅう通ってたことを思いだすなぁ。懐かしい思い出の味。

   


9月11日(木) 【三鷹台のラーメン屋】


9月10日(水) 【特になし】


9月9日(火) 【帰京】

 帰省を終えて東京に戻ってきました。

 特にいつどうやって戻るかということは決めてなかったので、9時頃に家を出て下関駅へ。当日だと飛行機よりも新幹線のほうが安いので、小倉からのぞみで帰ることにしました。でも実際に切符を買うと22000円もかかってしまって、改めて帰省というのは金がかかるなぁと思います。朝食を食べずに家を出たので、駅構内の立ち食いうどん屋で「ふく天うどん」とおにぎりを食べて朝食に。ふく天470円+おにぎり110円なので安いです。量も多い。恐らく地元民はふく天うどんなんか食べずに、他の種類の一般的なうどんを食べると思いますが、僕は久しぶりなのでふく天うどん。現時点で、下関で一番手軽にフグを食べられるのがこの立ち食いうどんだと思います。立ち食いうどんとしても全国的に有名だそうなので、下関にお越しの際は是非どうぞ。


<下関駅>

<ふく天うどんとおにぎり>

 小倉での乗り換え時間でいつものかしわめしを買い、10時17分ののぞみに乗車。ここから東京までは約5時間。うーん、さすがに長い。最近は飛行機で移動することが多くなったので、新幹線での5時間が異様に長く感じられます。車中では寝たり本を読んだり寝たり本を読んだり・・・。途中大阪辺りで12時になったので、かしわめしを食べました。相変わらずおいしい。


<東筑軒のかしわめし>

<かしわめしの中身>

 3時15分、東京駅に到着。ここから中央線に乗り換えて吉祥寺に戻り、家に着いたのが4時過ぎ。下関の実家を出たのが9時過ぎなので、何となく1日を無駄にしてしまった気がします。ドラえもんのどこでもドアがあったらどれだけお金と時間を節約できることか。


9月8日(月) 【海響館に行ってみる】

 実家でネットが使えるので、今日は一日家で調べ物をして過ごすつもりでしたが、午後から母に引っ張り出されて靴を買いに行く羽目になりました。僕が履いて帰った白いスニーカーは僕自身が見ても既にボロボロですが、その靴を見た母は「息子がこんな靴を履いているなんて!」と驚き、「私の見ている前で買い替えなさい」と命令されたのでした。。この歳になって、たかが靴のことで親を心配させてはいけないと思い、車に乗っておとなしく靴屋へ。まあ、ちょうど買い替えたいと思っていたからよかったような・・・。

 で、せっかく外に出たので、帰りは唐戸で降ろしてもらって海峡沿いを散歩してきました。まずはロンドンから無償貸与されているという 2階建てバス を見物。土・日・祝日は下関の街を走っているそうですが、平日は9月30日まで公開展示しているそうです。まさか下関でロンドンバスを見ることができるとは。バスに入ってみましたが、2階は結構狭いもののやはり眺めは良いです。ただクーラーが付いてないそうなので、夏場はかなり暑そう。


<ロンドンから送られた二階建てバス>

<バスの二階>

 バスで暑くなったので、隣の商業施設であるカモンワーフへ。1年くらい来ないうちに、いつの間にか「ふぐバーガー」なるご当地バーガーが出来ていました。対岸の門司港でも地バーガーができたっていうし、最近はご当地バーガーが流行りなのか?食べてみたかったけど、あまり腹が減ってないので今回はパスしました。その代り、おやつにずっと前から気になっていた「うにソフト」を。文字通り、あの雲丹が練りこまれたソフトクリームです。どんなものやらと思いましたが、味は瓶詰うにのほのかな香りがして、個人的にはありじゃないかと思います。ほんのりとしたウニのしょっぱさで甘さが引き立つ感じ。それにしても角島のわかめソフトといい、この辺りには際物ソフトクリームが多過ぎます。どうせなら「あわびソフト」とか「フグソフト」とかも作ってほしい。


<ふぐの像>

<うにソフト>

 ソフトクリームを食べて、しばらく関門海峡をぼけーっと眺め、その後は今日のメインイベントである 海響館 へ。海響館とは2001年にオープンした市立水族館で、それまで長府という城下町に当たる場所にあった旧水族館を移転・大幅リニューアルする形でオープンさせたものです(確か)。長府にあった旧水族館には、小さい頃親に連れられて何度となく行きました。クジラの形をしたクジラ館があったり、屋外でのイルカショーがあったり、デンキウナギの展示があって「今何万ボルト発しています」という展示があったり、今でも目を瞑ると当時の風景を思い出します。そんな旧水族館も1999年の台風18号で壊滅的な被害を受けたため、ついに移転・改築するに至り、2001年に新しく唐戸地区に誕生しました。僕らの成人式は2001年1月で、そのときはまだ浪人中で下関市民だったので、式への出席者には海響館への無料招待券が配られたそうです。もちろん、センター試験を1週間後に控えた僕は成人式には出席してないので、無料招待券をもらえませんでしたが。

 その後東京に出て、何度となく帰省をしているものの、海響館には行ったことがありませんでした。水族館があまり好きじゃないこともあるし、家に近すぎるので逆に敢えて行く気が起こらなかったのも理由です。東京の人が東京タワーに、大阪の人が通天閣に上らないようなものです。でも地元だし、さすがに一度は行っておかないとなぁと思って重い腰上げて行くことにしました。開館から7年、初めての海響館。

 早速受付で入場料を払うと、何と1800円もするらしい。うーん、高い・・・。あまりの高さに一瞬帰ろうかと思いましたが、ここまで来て帰るのもあれなんで渋々お金を払って入りました。ちなみに下関市民なら半額の900円でいいらしい。20年間下関市民だったんだけどなぁ・・・。こんなことなら7年前に成人式に出て、無料券をもらっておくべきだった。

 中に入ると思ったよりも近代的な建物で、下関もやりゃできるじゃないかと感心しました。東京では当たり前の新しい建物も、下関という片田舎では珍しいこと。電飾が施された暗いエスカレーターを登って3階に出ると、まずは関門海峡の潮流を再現したエリア。写真では分かりづらいですが、上半分は本物の関門海峡が見えていて、下半分が潮流を再現した水槽というふうになっています。うまく目線を合わせると、関門海峡の海中を覗いているような気分になれてこれはなかなか面白い。最近の水族館によくあるような海中トンネルもあって、思ったよりも立派で驚きました。魚もきちんと「日本海」「関門海峡」「瀬戸内海」で棲み分けているんですね。


<海響館>

<いわしの大群が泳ぐ>

<関門海峡の潮流を再現>

<関門海峡の海中>

 さて、下関といえばフグということで、この水族館にもたくさんの種類のフグが展示されています。その数100種類以上で、日本最多らしいです。最初にトラフグの展示があって、その後は珍しいフグたちの展示。珍しいフグは僕も初めて見るのでかなり楽しめましたが、トラフグは見ていても「おいしそう」という風にしか見えません。。あとマンボウも泳いでいて、これは何なのかと思ったら、マンボウもフグの仲間なんだそうです。知らなかった。


<トラフグが泳ぐ>

<休憩するトラフグ>

<テトラオドン ミウルス>

<テトラオドン スバッティー>

<テトラオドン リネアートゥス>

<木屋川を再現>

 フグのコーナーを見終わった時点でイルカ&アシカショーの開始の時間になったのでアクアシアターの方へ。アクアシアターへ行くと、平日の4時半だというのにかなりの観客がいて、観客席はほぼ満席(150人くらい)になりました。こういうのを見ると地元民としてはほっとします。ああ、ちゃんと賑わってるんだと。ただ当たり前のように皆家族連れやカップル、そうでなくても友達同士で来ていて、一人で来ているのは僕と西洋系外国人のお兄ちゃんくらい。ううん、なんか居心地悪い・・・。

 そしてショー開始。イルカ&アシカショーを見るなんて20年振りくらいですが、大人になっても十分楽しめました。イルカもアシカも賢いですねぇ。訓練されているとはいえ、人間のいうことをきちんと聞いて水の中を動き回るのはすごいの一言です。イルカもよかったですが、個人的にはアシカが愛嬌あって、見ていてなごみました。アシカのテンテン、かわいいねぇ。イルカと違って動作が人間みたいなところがまた。拍手したりうなずいたりするのよねぇ。。


<目の前はすぐ海>

<イルカのジャンプ>

<イルカのごあいさつ>

<イルカがお兄さんをジャンプさせる>

<アシカのテンテン>

<テンテンの一発芸>

<テンテンのジャンプ>

<テンテンのごあいさつ>

 ショー後は残りの展示を見物。サンゴとかスナメリとかゴマフアザラシとかカクレクマノミとかとか。旧水族館にいたデンキウナギがいないのは残念でしたが、代わりにシーラカンスが展示されていました。水の中にいるので生きているのかと思ったら、どうもピアノ線で引っ張られているみたいで、これは標本になっているのかも。「生きた化石」が本物の化石になってしまってる。


<シーラカンス>

<シロナガスクジラの骨格標本>

 というわけで、最後は閉館時間の関係もあって駆け足になってしまいましたが、海響館を堪能することができました。正直下関市のやることなので、もうちょっとちゃちなものかと思ってましたが、思ったよりも充実している水族館になっていると思います。もうちょっと早く来ておけばよかったかな。来年の春にはペンギン館もオープンするそうなので、いずれまた行ってみたいと思います。


<夕方の関門海峡>

 夜は父にホームトレード(ネットでの株式売買)の方法を伝授。最近になって株を買いたくなったそうです。しかし「この株を買いたい」と言って提案されたのが、僕が見てもこれは明らかに下がるんじゃないかという株で・・・。多分下がるからやめた方がいいよと言っても「買うんだ」と言って聞かないし。こういう場合どうすればいいんでしょうか。一回痛い目に会った方がいいんかな?


9月6日()〜7日() 【福岡へ行く】

 旅行記のページをどうぞ(現在作成中)。


9月5日(金) 【関門海峡を眺めつつ】

 実家に帰ってきたら毎回絶対にやらなければいけないことがあります。それは父方の実家に行って、祖母に顔を見せること。齢93になる祖母は少々訳の分からないことを言ったりしますが、毎回僕が帰省するのを待っているらしく、行かざるを得ません。今日も午後から母の車に乗って、田舎へ顔を見せに行ってきました。これは孫の務め。祖母は一時期体調を崩しており、うちの母は1日おきに泊まりに行っていたそうですが、最近は回復したそうなのでよかったかと。

 夜は「たまには外食したい」という家族の意見のもと、下関グランドホテルにある 「花瀬」 という日本料理の店で月懐石を食べてきました。僕は実家に帰ってきたときくらい家で手料理を食べたいと思いますが、父や母は「息子が帰ってきたときくらいしか外食する機会がない」と思っているらしく、何とも不思議な感じではあります。花瀬では去年の夏に帰省した時も食事をしてますが、今回は贅沢にも前回より値段的にワンランク上のコースだったので、料理自体も違ったものが出てきました。ただ、僕はこういう日本料理とかフランス料理とか、少し肩肘張るような料理に関しては経験値ほぼ0なので、おいしさを伝える言葉がよく分からないのが残念です。というか料理の名前すらもよく分からんかったので。。あ、一緒に飲んだ山口の地酒「獺祭」「五橋」はいつも通りおいしかったです。両者とも1合で1600円もするのはびっくりしましたが、今日は親という出資者がいるので遠慮なくいただこうかと。以下、料理の写真は料理名が分からないものが多かったので、分からないものには適当に名前を付けておきます。


<いちごの食前酒>

<鯛の野菜巻き>

<刺身盛り合わせ>

<何らかのお吸い物>

<珍し海老の焼物>

<山芋の煮物>

<カワハギのピーナッツ揚げ>

<カツオのたたき>

<栗ごはん>

<食後の水菓子>

 ということで、関門海峡を眺めつつ優雅に和食をいただくという、何ともセレブな時間を堪能させてもらいました。帰り際、下関の古い洋館群がきれいにライトアップされていたので写真を撮ってみました。右の写真の左側に写っている建物は、現役の郵便局で使われている建物としては日本最古だそうです。近くにあると見落としがちですが、改めて見るとなかなか洒落た建物です。


<旧英国領事館>

<南部町郵便局と秋田商会ビル>

 今回の帰省は本当にのんびりすることを目的としていましたが、さすがにやることがないと手持無沙汰になって居ても立ってもいられなくなりました。実家でぼーっとしているとものすごく時間が勿体ない気がする。ということで、明日は福岡に行ってきます。


9月4日(木) 【地獄に落ちるわよ】

 帰省途中の旅行最終日。今日も朝早く起きて動き回ろうかと思いましたが、連日の朝から晩まで行動でさすがに疲れていたのか、起きたら朝8時でした。もうこうなったら今日はのんびり行こうと、ホテルの無料朝食を食べて9時半にチェックアウト。ホテルの前からバスに乗って、別府名物の地獄めぐりをすることにしました。小学校の修学旅行で地獄めぐりは来ているものの、もちろん16年も前の話だからほとんど記憶にあるわけもなく、今回が実質初訪問みたいな感じです。地獄は8つあって、海地獄・血の池地獄・白池地獄などなど(他忘れた)。さすがに大正時代からの日本きっての観光名所らしく、良くも悪くも古色蒼然とした感じで、一部にはユートピア的雰囲気も漂っていましたが、源泉自体はさすがに「地獄」の名を冠するだけのことはあってかなりの迫力がありました。これは小学生には分からないかも。小学生は広島とか長崎とかに行って、平和学習でもしているのが一番ですね。

 午前中で観光を終えて、とり天発祥の店で「とり天ランチ」を食べたり、昨日も行った竹瓦温泉に行ったりして、これで無事に全日程が終了。2時の高速バスに乗って福岡へ向い、福岡で下関行きの高速バスに乗り換えて6時に実家に到着しました。別府下関間はJRの特急を使えば1時間半で移動できますが、今回はバスのパスを持っているので福岡経由です。でも地図を見てもらえると分かるように、別府→福岡→下関と移動すると、くの字に移動することになるので非常に効率が悪くて時間がかかります。実際4時間かかったし。ただ今回使ったSunQパスは、その欠点を補って余りあるものでした。3日間北部九州+下関の全高速バス・路線バスが乗り放題、しかもホテルや観光地で割引があって6000円という値段は、破格と言っても過言ではないと思います。事実今回使ったバス料金の合計は、簡単に計算しただけでも13000円程度になりました。熊本でも大分でも福岡でも長崎でも下関でもSunQパスを提示さえすればどんなバスにでも乗れる。個人的には、日本全国で最強のフリーパスじゃないかと思います。

 実家に到着してからは、体を休めつつ夕食まで夕方のローカルニュースを見ていましたが、そこで「山の田サティ、来年2月で閉店」のニュースが飛び込んできました。山の田サティと言えば僕の住んでいた山の田地区の中心となる場所で、まだニチイだった頃から母親に連れられて足しげく通った思い出の地です。去年の年末には、友人達と2階の昭和風味漂うレストランでコーヒーを飲みながらだべったりっして(12月30日の日記参照)、「あぁこれが故郷っていうもんだよなー」と一人で感慨に耽っていましたが、その場所ももうじきなくなるなんて・・・。思い出がまた一つ消えるようで残念です。まあ一番驚いたのは、正社員が4人でバイト・パートが130人という構造だったということですが。。

 夕食は父が釣ってきたイカの刺身や、新サンマの焼物、海老フライなどなど。どれも僕の好きなもので、今日帰ってくるからと用意してくれたそうです。最近はいろいろな店でお金を出して美味しいものを食べていて、それもおいしくていいですが、何だかんだで一番落ち着くのは母の手料理だなぁと思いました。この歳になって思う実家のありがたさ。やっぱり実家は落ち着きます。


9月3日(水) 【熊本→大分】

 今日は別府からお届け。

 朝5時半に起き、6時半に熊本のホテルを出てバスターミナルまで行き、7時過ぎのバスに乗ってまずは水前寺公園へ行ってきました。時間を有効に使うために、開園時間の7時半に合わせてのことですが、さすがに毎日早起きすると辛くなってきます。水前寺公園は思っていたよりも小ぢんまりとしていて、朝早かったためか僕以外には誰もいませんでした。まあその方が落ち着いて見ることができてよかったですが。水前寺公園の後は市街地へ戻って、熊本城と旧刑部邸屋敷、夏目漱石旧邸を見てきました。熊本城は小学校と中学校の2回も修学旅行で訪れていますが、不思議なことに記憶があまりありません。修学旅行は友達とワイワイいうのが本来の目的だから、観光地に目が行かないのは仕方ないかもしれませんが。。今回は一人だったのでじっくり見ることができ、熊本城というものがよく分かって堪能できました。

 11時にこむらさきで熊本ラーメンを食べたあと、何とか間に合った(相当走りました)11時半の高速バスに乗って大分県竹田へ。途中阿蘇を通りますが、半分くらい寝ていたのとバスの窓ガラスが汚かったのもあってあまり景色は見ていません。阿蘇も小中2回の修学旅行で行っていて、こちらのほうは結構記憶があるので今回はいいかと。阿蘇は車がないと周りづらいし。竹田では電動レンタサイクルに乗って、「荒城の月」のモデルになった岡城址や武家屋敷群を見てきました。はっきり言って岡城址はすごいです。あんなところにあんな廃墟っぽい城跡があるなんて、という感じ。人がいなくなると石垣も自然に帰ってしまうんだなぁと感心しました。松尾芭蕉は平泉で「夏草やつわものどもが夢の跡」と詠んだけど、個人的には平泉よりもこの岡城址がその情景にぴったりくる雰囲気でした。そりゃ滝廉太郎も荒城の月みたいな暗い曲を作曲したくなるよ。誰かが岡城址のことを「日本のマチュピチュ」と言ったそうですが、言い得て妙な表現だと思います。ここはすごくお勧め。

 その後再びバスに乗って大分へ。大分では駅構内のレストランで、大分名物のだんご汁ととり天がセットになった定食を食べ、その後別府に移動してホテルにチェックインしました。普段は3000円台のホテルにしか泊まりませんが、ここは別府。温泉があるホテルに泊まりたいものと、ちょっと豪華に5000円台のホテルへ。大浴場と露天風呂がある西鉄リゾートインというホテルです。西鉄が運営するだけあって、さすがに綺麗。がホテルの温泉を堪能する前に、近くにある「竹瓦温泉」という共同浴場へ行ってきました。ここでは砂湯(砂風呂)が楽しめるというこで、初めての砂風呂を体験してみることに。砂に埋められた15分間は長くもあり短くもありという感じでした。相当重くて熱くて、寝ていながらにして汗はだくだく。心臓の鼓動が全身に伝わる感覚です。終わったあとはさっぱりとしてかなり気持ちよかった。

 で、ホテルに戻って温泉に入って今に至ります。3日間歩き続けて疲れたので、最後に温泉でゆったりとできてよかったのではないかと、自分自身のプランニングに満足しているところです。明日は夕方までに実家に帰っていればいいですが、それまでの予定を全く決めていません。さて、どうするか・・・。地獄めぐりでもするかな?


9月2日(火) 【あなたとは違うんです】

 最近はほとんどのホテルでネットがつながるんですね。今日は熊本に泊まっています。

 昨日は9時過ぎに寝たものの、寝つきがよくないという最近の例に洩れず、夜中2時過ぎに目が覚めてしまいました。で、寝られないのでネットをと思ってヤフーのページを開くと、福田総理辞任のニュースが飛び込んできたわけで。寝ぼけてるのかと思ったほど、本当にびっくりしました。これで2代続けて1年で電撃辞任ということになりますが、個人的には安倍さんは許せなかったけど福田さんはまあ仕方がないかという気がします。自分でもなぜか分からないけど。今は旅先でまともにニュースを追いかけることができないので、実家に帰ってから新聞なりニュースなり読んでみます。

 今日はまず朝に鹿児島の鍛治屋町界隈を散歩し、維新の大物たちの生誕地巡りをしてきました。鍛治屋町という場所には西郷隆盛をはじめ、大山巌、東郷平八郎などなど、近代史に出てくる有名どころの生誕の地がわんさかあります。そんなに集中しなくても、という感じですが、きれいに整備されているのは西郷隆盛生誕地くらいでした。この辺はやはり薩摩人の西郷どんに対する尊敬の念の表れか。その後バスに乗って島津氏の別荘である仙厳園へ行き、桜島を眺めつつ庭園を散策してきました。全く、どこのお殿様も大きな庭園を造りたがる。

 午後は今回の旅のメインイベントと言っても過言ではない、観光列車で行く肥薩線の旅。鹿児島中央駅から特急「はやとの風」に乗って吉松へ行き、吉松で快速「しんぺい」に乗り換えて熊本の人吉までの約3時間の旅でした。ループやらスイッチバックやら古い駅舎やら日本三大車窓の一つやら見どころがたくさんで、風情ある駅には5分程度停車して自由見学できたり、日本三大車窓の場所では停車して解説してくれたり、どちらの列車にもきれいなキャビンアテンダントのお姉さんが乗っていたり(これはまあいいか)と、かなり楽しめました。全国にいろいろ列車はあるけれど、ここまでサービス精神旺盛な列車に乗ったことはありません。JR九州はなかなかやりおります。伊達にカラフルな電車を走らせてない。これはお勧めなので、南九州に行くことがあれば是非乗ってみてください。人吉到着後はちょっとだけ人吉を見て、高速バスに乗って熊本にやってきました。

 食べたものは、昼は鹿児島の「熊襲亭」で薩摩郷土料理を一通り。割烹みたいなところなので緊張しましたが、勇気を出して1人で入りました。値段も少し高かったけど(2600円した)、きびなごの刺身とか、豚骨とか酒寿司とかおいしかった。その後おやつに「むじゃきっこ」へ行ってしろくまを。ここは別の意味で1人で入るのが勇気がいったけど、スイーツな僕は行ってきました。夜は熊本の「紅蘭亭」で、ここが元祖と言われるタイピーエンを含む中華定食。タイピーエンもおいしかったけど、もう一つのメインである酢豚が今まで食べた酢豚の中で一番おいしいんじゃないかというくらいのものでびっくりしました。思わぬうれしい誤算。今回の旅は食べ物に恵まれています。

 明日も早いので今日はこの辺で。明日は熊本をぶらぶらした後で、別府に向かいます。


9月1日(月) 【鹿児島スイッチ】

 宿でネットが使えるので更新します。

 ただいま、鹿児島に来ています。朝5時前に家を出て、始発の飛行機で鹿児島へ。午前中は鹿児島市内の西郷隆盛の銅像や西郷隆盛の隠れていた洞窟、城山公園などなどに行って、激動の幕末ロマンの一端を感じてきました。ただ城山は山だからして、そこから見える桜島の景色はいいけど歩いて行くのは正直辛かった・・・。お陰で午前中から汗だくだくでした。

 午後はフェリーで桜島に渡って、レンタサイクルで桜島を一周。が、これが死ぬほど辛くて、途中で本当に倒れるかと思いました。桜島の周回道路は全長36km。るるぶに「ほぼ平坦なので自転車でも回りやすい」と書かれていたので、それを信じてレンタサイクル屋に行きましたが、レンタサイクル屋のおばさんは「結構高低差がありますよ」と。まあでも何とかなるだろうと思ったら、本当にものすごい高低差があって泣きそうになりました。そして天気予報が外れてガンガンに晴れて気温も急上昇したので、帽子もタオルも持ってなかった僕は熱中症の一歩手前。太陽が当たる背中は焼けるように熱く、途中本当に意識が朦朧としました。不幸中の幸いだったのは、朦朧とした時点で曇り始めたために幾分楽になったことですが、もう二度と桜島でサイクリングはしません。まさに地獄の4時間。楽しい旅行のはずがこんな過酷なことになるなんて・・・。何で毎回こうなるのかしら。もう嫌だわ、アタシ。今回のに比べたら、この前の野猿峠往復も去年の潮岬も全然大したことない感じです。

 昼は鹿児島ラーメン発祥の店とよばれる「のぼる」で、夜は六白豚を使ったとんかつの「六白」で食べてきました。どちらともものすごくおいしかった。特にのぼるで食べた豚骨ラーメンは、僕の豚骨ラーメンの概念を完全に覆すものでした。店は古いし、従業員も皆おばちゃん・おばあちゃん。麺の湯きりもほとんどない。でも、ものすごくおいしい。今までいろいろラーメンを食べてきましたが、はっきり言いましょう。個人的にはナンバーワンです。山の田ラーメンよりもはやしよりも上。まさかこんなラーメンに出会えるなんて。これだけでも鹿児島に来てよかったと思います。帰りがけには「わざわざ遠いところから来てくださってありがとうございます」と、みかんとボンタンアメと桜島の写真をくれて、味だけじゃなくて接客も素晴らしい店でした。まあ、もう眠いので六白のことも含めて詳しくは旅行記で改めて書くことにします。

 明日は午前中鹿児島市内をぶらぶらした後、午後は鉄道マニア垂涎の路線と言われる肥薩線の観光列車に乗って人吉に行きます。その後熊本市内へ移動して熊本泊。熊本のホテルでネットが使えるようなら、また更新します。では。


モドル

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