このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東京見聞録
2005年2月2日(水) 一日目 <出発、那覇観光、フェリーで石垣島へ>


<一路、那覇へ>

 朝6時起床。最後の準備をして朝7時、いよいよ出発。

 lovebeerさんと7時半に吉祥寺で待ち合わせになっていたので吉祥寺へ。無事に合流し、井の頭線、JRを乗り継いで品川へと向かいました。途中吉祥寺と渋谷で朝のラッシュを見たけど、やっぱり東京は人が多い。でもこれから向かうところは人より牛が多かったりするところです。

 品川駅について、駅構内で朝食をとることに。とあるカフェのようなところに入りました。そこでサンドイッチセットを食べたけど、周りはみんなスーツを着てタバコを吸って黙って食べているおじさんばっかり。何か異様な雰囲気。朝の都会の風景なんだろうけど、何か妙な違和感を感じた二人なのでした。

 朝食をとったあとは、京急線に乗り換えて羽田空港へ。羽田空港についてからすぐ航空券を買います。今回は航空券の予約をしてなかったのです。なぜなら・・・

 JALの株主優待券があるから!!

 まあ何処で手に入れたかはともかく、株主優待券を使うと国内線の料金が半額になります。ということで那覇までは正規運賃34500円の半額、17250円で行けます!ありがとう、○○さん・・・。

 無事に搭乗手続きも終えて、いよいよ搭乗。旅行初日ということもあって、二人ともテンション高くなってました。だからかどうかは知らないけど、ビールを買って乗りこんだりしました。本日の一杯目。


<羽田発那覇行き 1991便>

 僕は飛行機が大の苦手です。理由は簡単、落ちるのが恐いから。大体なんであんな鉄の塊が空を飛べるのかが分からない。浮力とか揚力とか言われてもなんのこっちゃです。だからいつも飛行機に乗ると覚悟を決めます。特に離陸が恐くてならんです。離陸と着陸時の事故が一番多いって言いますよね。離陸は本当に緊張する。

 ということでいつも離陸時にはぶるぶる震えてるんですが、今回は離陸する前にビールを開けて飲むことにしました。離陸前に飲んでたら少し酔って恐くなくなるかな〜と思ったんです。で、lovebeerさんと乾杯!うまい〜。朝から飲むビールって何でこんなおいしいんでしょうか?他の人が働いている中、自分だけ飲むからかな?そんな非日常性が朝から飲むビールを格別のものにするんでしょうな。

 ビールを飲んで少しほろ酔いになった頃、いよいよ離陸。ビールで酔っ払い作戦が効いたのか、今回はそれほど恐くありません。落ちるもんなら落ちてみろっ、この飛行機!って感じ。人間こうも気が違ってくるんですね。この日の東京はよく晴れていて、眼下に広がる南関東がきれいに見えました。三浦半島が地図で見るのと同じ形に見えたのが感動的だった。。

 飛行機が安定体制に入った頃、酔いで眠気が。そういや昨日の夜もあんまり寝てなかったからな・・・。隣を見るとlovebeerさんは既に寝てる。僕もフライトアテンダントのお姉さんに配ってもらったお茶を飲んだあと、いつの間にか寝ていました。そして気がついたときは既に着陸体制に入る頃。寝る前と違って眼下に広がるのは曇り空。定刻どおり12時40分、那覇空港に無事到着。初めて沖縄に上陸するlovebeerさんは、記念すべき第一歩をカメラに収めてました。。

 那覇は思ったよりも寒い。東京と同じ格好でもいいくらいです。聞けば那覇に寒波が来ていて、気温が上がってないんだとか。この日は14度くらいだったように思います。 

<那覇観光>

 今日は夜のフェリーで石垣に向かう予定なので、それまで少し時間があります。その時間まで那覇観光をすることに。とはいってもそんなには時間がないので、国際通りをぶらぶらする程度にしました。最近出来たというゆいれーるに揺られて、空港から国際通りへ。


<ゆいれーる>
 
<堅調駅前にもスタンプがある>

 沖縄最大の繁華街である国際通りをぶらぶらしつつ、何か昼飯を食べようということになりました。この前来た時には国際通りに面している沖縄そば屋で食べたので、そこで食べようかと思ったけど、どの店かわからない・・・。ということでその店は諦めて、那覇市の台所である公設市場へ。公設市場には豚から海産物から色々なものが売ってました。内地では見かけない姿をした海産物が多いのにはびっくり。

 公設市場の2階に上ってみると、そこにいくつかの食堂があったので、そのうちの一軒に入って昼食をとることになりました。というか、店と店の境目が分からないほどごちゃごちゃしてる感じでしたけどね。客引き合戦も凄かった。とりあえず手近な店に入って、昼食を注文。


<メインストリートである国際通り>

<公設市場2階での昼食(沖縄そばと島らっきょう)>

 僕もlovebeerさんもビール党なので、まずは念願のオリオンビールで乾杯!本日二杯目。でも沖縄といったらやっぱりオリオンビールでしょう!生は初めてかもしれません。喉越しがまろやかでおいしい〜。lovebeerさんは「これで目的の一つが達成された」と感激していました。いやいや、目的はきび刈りなんですから(笑)。

 ビールのおつまみに島らっきょう。沖縄で取れるらっきょうで、普通僕らが食べるらっきょうよりも長いです。酢にも漬けてないのでらっきょう本来の味が楽しめます。これがビールによく合うんだな〜。

 そして主食は沖縄そば。沖縄そばは有名だとは思いますが、とにかく独特です。そば+チャンポン−チャンポンの具って感じかな?よくわからんけど。。沖縄そばにはチャーシューが入ってます。lovebeerさんはラフテーそばを注文。ラフテーとは豚の三枚肉です。まあ角煮みたいなもんです。ちょっと食べさせてもらったけど、かなり美味しかった。ということで、初日の昼ご飯から沖縄らしさを満喫しました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 昼食をとった後は、おやつです。沖縄といえばブルーシールのアイスクリーム。これは僕の個人的好物の一つです。国際通りにあるブルーシールの大きな店で、本場の味を食べることにしました。左は僕の紅芋、右はlovebeerさんのサトウキビです。シングル260円だけど量が多くて甘くておいしい。何で渋谷センター街店はなくなってしまったのか・・・。


<ブルーシールのアイス)>

 余談ですが、こないだ下関に帰ったら、家の近くの「カモンワーフ」というところに、ブルーシールが出来てました。これにはびっくり!ほとんど沖縄と繋がりのない中小都市下関で、ブルーシールのアイスが食べられるなんて。少し感動しました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 昼食をとり、ブルーシールのアイスを食べてもまだフェリーまでは時間がある。あてもなく商店街や国際通りをぶらぶらしてたんですが、途中の洒落た居酒屋にとある看板が。

 「ゴーヤから生まれたビール、ゴーヤドライ

 最初はこれを見て通り過ぎたんですが、結局やることがないと気付いたlovebeerさんが「さっきのゴーヤドライ、飲みに行きませんか?」と一言。もちろん賛成。ということでゴーヤドライが飲める店へ後戻り。この時点でまだ3時だったけど、もう既に今日3杯目のビールです。おつまみにゴ−ヤチャンプルというゴーヤ尽くし。


<ゴーヤドライ>

<フェリーで石垣へ> 

 ゴーヤドライを楽しんでいると、時間は4時。そろそろ時間になったので、バスで那覇新港へと向かいました。


<那覇新港>

 今日は夜行のフェリーで石垣まで向かいます。飛行機で飛べば早いんだけど、何せ高いです。那覇⇔石垣間はJALではなくてその子会社JTAが運行しているので、JALの株主優待券が使えないのです。。飛行機だと定価19000円ですからね。ところがフェリーで行くと学割で4600円で行けます。絶対にお徳です。学生の貧乏旅行はこうでなくては。。

 チケットを購入して待つこと1時間。いよいよ乗船。今回の船は有村産業のクルーズ飛龍です。僕は乗船2回目ですが、なかなかリッチな船内です。ただ前回乗ったときはものすごい睡眠不足で、乗った瞬間就寝→朝到着時に起きるという何とも寂しいことをしてしまったので、今回はその反省を活かして船旅を楽しむことにしました。

 午後7時、出航。那覇を後にします。遠ざかる那覇の夜景を見ながら、本日四杯目のビールで乾杯


<さようなら、那覇。また来ます。>
 
<オリオンビール缶>

 船内の施設は至るところが休止中。寂しいです。食堂も夜7時から8時までのわずか一時間の営業らしい。出航後すぐの一時間ですか・・・。仕方がないのでビールを飲み終えた後、すぐに食堂に向かいました。この頃になると、ビールと船の揺れでいい気分に酔ってきてました。いや、いい気分なのかな?船の揺れはちょっといい気分じゃないな。。

 食堂では魚のフライ定食を注文。アジのフライでした。量も多くて700円なのでなかなかの食事でした。

 食事を終えて8時。今日はよく歩いたし、よく飲んだのでそろそろ二人とも眠くなってきてました。明日は朝5時半に石垣に着くので、早めに寝た方がいいということでこの日は早めに就寝。6人の相部屋に戻って、すぐに眠りに落ちました。


←プロローグへ   二日目(前半)へ→

旅行記トップにモドル

                                         

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください