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東京見聞録  
2005年2月3日(木) 二日目午前 <石垣観光>


<石垣到着>

 石垣着は朝5時45分。夜もまだ明けていません。

 昨日の夜は8時に寝たものの、浅い眠りでした。何度か夢を見たし、船の揺れで起きることもありました。でもトータルで10時間近くは寝ているから、疲れはだいぶ取れたはず。

 眠い目をこすりつつ、タラップを降りるとそこはもう石垣。でもやっぱり寒い。東京とそこまで変わらない感じです。そしてまだ暗闇なので、街の様子もまだ分からない。夜が明けるまで待合所で待つことにしました。lovebeerさんはブログの更新、僕は休憩所の中を散歩したりして暇を潰してました。 


<石垣に到着したフェリー>

 7時過ぎ。そろそろ夜が明けてきたので移動。石垣は東京からかなり西にあるので、夜明けも日の入りも遅いです。この日も7時くらいでようやく空がしらじらと明けてきました。

 移動先は離島桟橋。石垣島は八重山諸島の中心的な島であり、他の島(西表島、小浜島、波照間島、竹富島、黒島、鳩間島などなど)への連絡船はこの離島桟橋から出ています。石垣港から離島桟橋までは徒歩10分くらいの距離なので、歩いて向かうことにしました。

 離島桟橋に着いて、西表島行きのフェリー時刻を確認。14時20分発のフェリーで行くことにしました。西表島大原港へは一日に10便程度出てます。フェリー会社である安栄観光の事務所に荷物を預けて、時間まで石垣観光をすることに。とはいっても歩ける範囲に限られるので、そう大きな観光ではないので、近所をぶらぶらと。


<石垣島離島桟橋>
 
<朝の石垣市街>

 まずは朝食をとろうとぶらぶら。ところが早朝から開いている店がなかなか見つからない。八重山地方の中心都市とはいえ、東京から遠く離れた人口4万5千人の小さな町です。セブンイレブンもない。(コンビニシーサーってコンビニはあったけど。。)吉野家やマクドナルドなんてあるわけがない。(モスバーガーはあったけど。。)市街地を探して、何とか朝からやっている店を発見。地元のおばさんがやっている個人経営居酒屋でした。八重山そば定食を注文。550円。


<朝食 八重山そばとジューシー>

 八重山そばは沖縄そばと少し違います。味付けはほぼ一緒だけど、沖縄そばにはチャーシュー一枚が入っているのに対して、八重山そばはチャーシューを細かく刻んだものが入っています。あとは麺の種類。八重山そばの方がつるつるしこしこしている感じ。僕はこの八重山そばの方を食べなれていたので、前日沖縄そばを食べた時に少し違和感を感じました。あと左にある炊き込みご飯はジューシーと呼ばれるものです。これがなかなかおいしい。特徴は昆布と豚肉が入っていることかな?どちらとも沖縄の健康食ですね。朝食後、牧場直送の牛乳を一杯サービスしてくれるということで、有難くもらいました。おいしかった。

<石垣観光>

 朝食を食べてからは石垣観光。石垣に来るのはこれで3回目ですが、毎回同じようなコースで暇を潰しています。今回もご他聞に漏れずなので、いつもどういう風にフェリーの時間まで暇を潰しているかをご覧ください。

 最初は石垣の裏通りをぶらぶらと探索。国吉家のガジュマルの巨木を見てみました。観光名所かと思いきや、一般住宅の庭に生えている木で、庭に立ち入るのも悪いな〜と思って遠くから眺めるだけにしておきました。でもかなり大きかった。生命力って凄いです。
 
 次に新栄公園という公園へ。別に観光名所でも何でもないんですが、広々とした公園で、石垣に来た時にはいつも時間潰しのために訪れています。近くに図書館もあって、いい雰囲気の公園です。ぼーっとしたりブランコを漕いだりして、男二人で遊んでました。


<新栄公園>
 
<公園にあるシーサー>

 公園にいて遊ぶだけではあまりに寂しいことに気付いた男二人。時間も10時を回ったので、近くにあるアーケード街へ行くことに。アーケード街にある公設市場と物産品店で時間を潰すことにしました。

物産品店に入っていろいろ物色。ここでは何と言っても泡盛の試飲ができる!のです。いつもこれを楽しみにして来ています。今回も泡盛の試飲。朝から飲む泡盛はおいしいね。下の写真は請福酒造が作っている泡盛の一部ですが、石垣にはもう一つ八重泉酒造というところもあります。請福酒造の「請福」と八重泉酒造の「八重泉」が八重山地方の二大泡盛。


<アーケード街>
 
<泡盛いろいろ>

 試飲ばっかりして買わないのは申し訳ないので、何か手ごろな物を買うことにしました。そこで目に付いたのが「うこん」。知っている人は知っている通り、僕はウコンが大好きです。ウコンを飲めば二日酔いも何のそのです。ここは一つ本場のウコンを買おうと思い、泡盛試飲のお礼に購入しました。「春うこん粉末」1200円。ちなみにウコンにはいくつか種類があるそうで、一般的にターメリックと呼ばれているのは秋ウコン、ターメリックよりも肝臓に作用する成分は少ないけど、ミネラル分が多いのが春ウコン、胃に優しいといわれる紫ウコンの三種類があるそうです。僕はバランスの取れた春ウコンを、lovebeerさんは秋ウコンを購入。来るべき怒涛の日々に備えて、肝臓を守るためにウコンを購入したのでした。

 その後は石垣の町をぶらぶら。何枚か写真を撮ったので、そのうちの数枚をどうぞ。


<コンビニシーサー>
 
<石垣の街並み>

<南国の花ハイビスカス>

<石垣市立八重山博物館>

 ぶらぶらしているとお昼になったので、アーケード街にある地ビール専門店「プルミエ」で昼食。何でも料理にもビールを使っているらしく、地ビール尽くし。「ビールなのにサプリメント」の謳い文句に負けて、地ビールを注文してしまいました。。僕は「バイツェン」lovebeerさんは「白バイツェン」「ピルスナー」を注文。そしてランチは豪華な鶏肉料理。おいしかった。。


<鶏肉のビール煮込みランチ>
 
<石垣地ビール>

 ランチを食べ終わったあとは、西表島で飲む自分達用のビール12本を購入して離島桟橋へ。2時40分まで少し時間があったので港周辺をうろうろしていました。ちなみにビールを買ったのは西表島では自給自足の生活が基本になるからで、ビールが飲みたければ自分でビールを調達しないといけません。西表島の売店でも買えますが、宿泊施設の近くには手ごろな売店がないので、どうせなら石垣で買って持って行こうと思ったのです。銘柄はオリオンビールの「一番桜」アロマチップの匂いが効いていておいしいらしい。


<ミンサー織模様のタイル>
 
<うっちん茶>

 さて、いよいよ西表島に向かう時間。2時40分になりました。フェリーの乗船券を買って乗り込みます。


<遠く西表島を眺める>
 
<出発を待つあんえい号>

 2時40分、あんえい号西表島大原港行き出発。いよいよ西表島です。ここからが旅(というかさとうきび刈り)の本番。今までのは単なる観光に過ぎません。緊張感を胸に、lovebeerさんと二人、西表島へと旅立ちました。


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