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東京見聞録
2005年8月13日() 一日目 <小林到着、小林とえびの高原、バーベキュー>


<小林到着

 7時10分発の宮崎行き高速バスに乗った後、すぐに寝てはしまったのですが、隣に座っている兄ちゃんのガタイがよすぎて席が狭すぎる。御殿下で会ったら羨ましい体格だけど、今は忌々しい体格に他なりません。もう少し寄ってもらえませんか?と言おうかと思ったけど、よく見ると恐そうなサングラスかけてるし。。触らぬ神に祟りなしだな、とか自分に対する訳の変わらん言い訳を考えて、結局何も言わずに息苦しさを感じながらも寝てました。

 バスは九州自動車道を南へ一直線。お盆が始まるにもかかわらず、ほとんど渋滞は起こっていない様子。これなら10時過ぎには小林に着くな・・・と思っていたら、事故で5キロほど渋滞しているらしい。おいおい・・・。結局小林に着いたのは11時過ぎ。それまで僕は先述の兄ちゃんと無言の戦いをしなければいけなかったのであります。。

 博多からバスに乗ること約4時間、ようやく宮崎県小林市の小林ICに到着。あおかつと、一足先に着いていたソネ君が車で迎えに来てくれました。あおかつ家に向かう車から見える景色は山、緑、山。人もほとんどいない。のどかでいい所だな〜。

 あおかつ家に着いて、ご両親にご挨拶。あおかつに何処となく似ておられます。やっぱり親子だな。サークルの友達の両親に会ったのはこれで二組目、かな??ともかく、挨拶をして荷物を置いたら、早速おやつが出てきました。ありがたや〜。下の写真を見てもらえると分かると思いますが、スイカとかブドウとかとにかくおいしかった。特にトウモロコシは自家製で、驚くほど甘い。こんな甘くておいしいトウモロコシは冗談抜きで初めて食べたよ。


<到着のおやつ>

<小林・えびの観光>

<小林のラーメン>

 一息ついてからは小林観光。さっきのあおかつカーで出発です。ちょうど昼だったので、まずは昼食に小林で有名なラーメンを。ラーメン好きで申し訳ないね。

 小林警察署の前にある「慶王民」(きょうみん)という店です。王偏に民という字のミンなんだけど、漢字が変換されないから「王民」と表してますすみません。郊外のレストラン型ラーメン店って感じで、席数はとても多いのに、親子連れが多くて行列になっていました。小林に来てラーメン屋で並ぶとは。。

 15分位してようやくカウンターが空いたので、ラーメンを注文。僕とあおかつは「きょうみんラーメン」というこの店の売り(であると思われる)ラーメンを注文しました。ソネ君は「地鶏ラーメン」というちょっと高いラーメンを注文。宮崎は地鶏の産地としても名高いですからね。

 きょうみんラーメンが運ばれてきてスープを一口。ラーメンというよりは何となくチャンポンぽい味のスープです。でも悪くない。九州らしく豚骨だけど、脂っこくなくてさっぱりした豚骨で。麺との相性も結構よかった。あと、ソネ君の頼んだ地鶏ラーメンを見てみると、本当に地鶏がわんさか入ってました。かけらを2,3個食べさせてもらったけど、スープの味が染み込んでる割には歯ごたえがあって結構うまい。でもこれが10個も20個も入っていたら正直きついな。


<きょうみん>

<きょうみんラーメン 680円>

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<出の山公園と名水百選>

 ラーメンの後は地鶏専門店で地鶏の塩焼きを買って、それを食べながら観光。まずは出の山公園(いでのやまこうえん)へ。出の山公園には湧水を利用した池があって、そこで淡水魚を養殖しているというそうです。この池が結構広い。餌を買って鯉にやったりしました。鯉に餌をやるっていうのは何か殿様になった気分ですね。「ほれほれ、食え食え」と餌を撒いたとたん鯉が口をパクパクしながら群がってくる様を見ると、自分が鯉をコントロールしている錯覚に陥ります。殿様気分を味わいたい人は是非出の山公園へ。説明書によると、1672年に島津藩が灌漑用の溜池として建造し、明治末期から鯉や鮒の養魚池として活用されたそうです。鮮魚が珍しかった当時、鯉や鮒は刺身や味噌汁に料理され、小林の異色な名所として知られるようになったと。   


<出の山池>

 出の山公園に併設されている宮崎県水産試験場小林分場では、チョウザメの養殖にも成功しているようで、水槽の中でチョウザメが元気に泳いでいる姿がみられました。近くで見ると、えらの部分が結構グロテスク。おいしいキャビアをいっぱい作ってください。

 池の前に淡水魚展示館があったので入ってみることに。入館料200円取られるということだったけど、受付にいたオバサマがあおかつの知り合いで、顔パスで入館料がタダになりました。ありがとうございます。。ここには珍しい熱帯魚とかウナギとかいった珍しい淡水魚がたくさんいたんだけど、中でも一番驚いたのがピラルクーという世界一大きな淡水魚。ほんとでかいの。ソネ君と二人、その大きさに目を丸くしてしまいました。

 展示館の外に出てぶらぶら周りを見ていると、湧水が出ているのを発見。説明の看板を見ると、何と全国名水百選に選定されている湧水だとのこと。まさかこんなところで初めて名水百選に出会うとはね。空の500mlペットボトルを持っていたので、宮崎の名水を詰めさせていただきました。


<全国名水百選>

<飼われているチョウザメ>

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<えびの高原>

 次に向かったのはえびの高原。さすがにえびの高原は全国区で有名だから、僕でもしっていました。車で山道を登ると、だんだんと気温が下がってくる。クーラーつけてないと暑かったのが、えびの高原に着いた頃にはつけなくても十分涼しいくらいになってきました。えびの高原は大体1000mくらいのところにあるから、地上から考えると約6度も低いのです。

 高原付近についてから、まずは火山湖である不動池を観賞し、ちょっと進むと研究路なるものがあったので、登ってみました。


<不動池>
 
<えびの高原>

<硫黄の臭いが立ち込める大地獄>

<大地獄から韓国岳を眺める>

 えびの高原、思った以上にいいところでした。見晴らしもよかったしね。

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<生駒高原と日本一怪しい店>

 えびの高原から少し下ると生駒高原が広がっています。生駒高原にある園芸場?によって、ソフトクリームを食べながら写真を一枚。この頃は少し眠くて、どこに行ってるんだかわからなくなってしまい、場所の名前が定かではありません。ここは何ていう場所だったかな・・・?

 そのまま車を走らせ、通称「日本一怪しい店」へ。小林市には日本一怪しい店があるとあおかつから聞いていたので、かなり楽しみにしていました。もしかしたら探偵ナイトスクープのパラダイスで紹介されてたかもしれないしね。

 ・・・しかし。行ってみるとそこにあるのは建物の残骸のみ。どうやら潰れてしまったようです。嗚呼残念。店の本当の名前はペンキのハゲ具合からして「七転び八起き村」ということが判明しました。どんな村だよ。この名前だけでもかなり怪しいのに。本当に嗚呼残念。入ってみたかったなぁ。


<園芸場>>

<日本一怪しい店>

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<コスモス牧場>

 最後はコスモス牧場。自然や動物と触れ合えるよってのが売りらしい。が、結構ここもへんてこりんでありました。中央の建物は何故かまるまる一軒アジア雑貨の店だったり。。何故に牧場でアジア雑貨?あとは焼肉屋があったり。焼肉屋は安くておいしいらしいからまあいいか。この日はお盆だからか人が多かったらしく(まぁそれでもぽつぽつ程度)、普段はほとんど人がいないと地元民あおかつ君が言ってました。


<ヤギ>
 
<馬>

<コスモス牧場から小林市街を眺める>

<バーベキュー>

 観光からあおかつ家に帰ると5時。どうやら今日は庭でバーベキューらしい。あおかつのお父さんが一生懸命準備をしてくれました。準備をしてもらっている間、あおかつ家の番犬コロと戯れていたけど、こいつはすぐ顔を忘れてしまうんだな。朝ようやくなついたと思って夕方帰ってきたら、またワンワン吠え出すのです。でも10分ぐらいしたらすぐ慣れる。かわいいお犬さんだ。

 あおかつ家のバーベキューは凝っていて、バーベキューを楽しむための食卓も手作りです。そして野菜は全て自分の家の畑で取れたもの。牛肉は近くの専門店で仕入れてきたもの。小林を含む宮崎県西部は「西諸地方」と呼ばれるらしく、その名をとって「西諸牛」という地元の牛肉が準備されました。何と100g500円です。いい肉です。他にも地鶏のたたきがあったりして、準備を見ている段階から頬が緩みます。

 そして極めつけは何と言ってもお酒。地元の焼酎「黒霧島」とお湯を竹に入れ、炭火でじっくり暖めていくという「カッポ酒」なるものを飲ませてもらうことになりました。竹に入れてじっくり暖めることで、竹の甘みが酒に染み出ておいしくなるんだとか。こりゃ本当に楽しみであります。そうこうしているうちにバーベキュー開始。


<カッポ酒をつくる>
 
<バーベキューの食材>

 100g500円の西諸牛もさることながら、自家製の野菜がこれまたおいしい。特にオクラはでかくてうまい。オクラが嫌いなソネ君がばくばく食ってたぐらいだから、本当にうまいのです。地鶏のたたきも地鶏焼きもおいしかったしな。もう言うことなし。ありがとうございます。今まで食べたバーベキューの中で一番豪華で贅沢だ。。

 そしてお待ちかねのカッポ酒。杯も竹製で、あおかつのお父さんが言うには竹で飲まないとおいしくないらしい。ということで、できたてほやほやをいただきました。


<バーベキュー>

<カッポ酒を飲む>

 いや〜、うまいね。黒霧島って本来辛口(だと思う)なのに、竹の中で暖められるとほんのり甘くなる。しかも飲みやすい。霧島連峰に囲まれながら黒霧島のカッポ酒を飲む。最高です。

 おいしいバーベキュー料理と酒を飲みながらあおかつのお父さんやお母さんと話したのですが、たまに何を言っているか聞き取れないときがある。特にお父さんとお母さんどうし、あおかつと両親という会話のキャッチボールが行われると、全く持って何を言っているのかわからない。小林の方言(西諸弁)はかなり訛があるとは聞いていたけど、ここまでとはね・・・。きょとんとしている僕とソネ君に対し、あおかつのお母さんが、「この地方出身の落語家のカセットテープがあるから聞いてみる?」(実際には西諸弁だったからもうちょっと違う言い方なんだけど。)と、テープを用意してくれたので、独演会の様子を聞いてみました。

 その独演会の内容、何言ってるかほとんどわからない。恐らくお客さんも西諸地方の人なので、落語家さんも西諸弁だけで話していたんだけど、本当にさっぱりわかりません。あおかつとご両親は笑っているけど、何処で笑ったらいいかわからない。ちょうど例えるなら、英語の授業か何かでネイティブの先生が英語でギャグを言って、何言ってるか分からないけど、みんな笑ってるからとりあえず笑っとけ、みたいな感じ。本当に外国語のようだ。

 ただこの落語家さん、下ネタがかなりお好きなようでしょっちゅう下ネタが挿入されてました。そこだけは何故か聞き取れるんだな。不思議なことだ。

 という感じでバーベキューは進み、かなり腹いっぱい食べさせてもらいました。最後は焼きおにぎりで締め。(ちなみに米も自家製。)気がつくとあたりは真っ暗。このあたりは街頭がほとんどないので、夜になると真っ暗です。西表の夜に似てますね。

 バーベキューの後は、番犬コロの散歩。あおかつ家の田んぼまで行って引き換えしていると、近くにあるあおかつのお父さんのお兄さん(つまりあおかつの伯父さん)のところでバーベキューやってるからお前達も来いというお誘い。部外者で申し訳ないな〜とは思いながら、折角なので行ってきました。そしたらビールはもらうは流しそうめんでそうめんを食べさせてもらうわでまぁよくしてもらいました。実は流しそうめんを体験するのが初めてだったので、いい経験になった。。何で流しそうめんをやったかと言うと、明日隣の広場でこの部落の夏祭りがあるそうなのです。その予行演習で流しそうめんをやっていたのだとか。ん?お祭り?もしかして強制参加??ということが一瞬頭をよぎりましたが、まあ楽しければいいや。

 10時前に伯父さんの家を後にし、風呂に入ってすぐに就寝。昨日の夜からの疲れもあって、三人ともすぐに寝てしまったのでした。


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