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東京見聞録
2006年3月19日() 三日目 <松江(武家屋敷、小泉八雲関連、ぼてぼて茶)、境港、倉吉泊>


<松江の武家屋敷と小泉八雲記念館>

 今日も早起きで、時刻は7時ちょっと過ぎです。今日は午前中松江を観光して、午後から境港へ向かう予定です。予定通り遂行するためにも、早起きしなければなりません。起きてすぐ、ホテルのロビーで朝食。おにぎりと味噌汁でした。これが思ったよりおいしかった。東横イン、なかなか侮れない。

 早めにチェックインを済ませ、荷物だけフロントで預かってもらい、今日も出発。まずは昨日の残りの「武家屋敷」から。松江城方面に行くので、ホテル前のバス停でバスを待ちます。

 ・・・来ない。来るはずの時間に、来ない。これはおかしいぞ・・・と思ったら、何と、車線を間違っていたのでした。僕が待っていたのは松江駅方面行き。しかも松江駅と目と鼻の先のこのバス停は、松江駅行きは停まらないんだって。あちゃー。バスは30分に一本しかないので、結局歩いて向かうことにしました。全く何をやっているのだか。

 今日は雨も上がり、晴れそうな雰囲気。清々しい朝の松江です。バスに乗れなかったお陰で町を歩くことになったのですが、僕はこういった町の散策が好きです。旅って観光地だけを見て周るだけじゃないんだよね。その過程も楽しまなきゃ損じゃないですか。旅で重要なのは、「無駄な」時間だと思っています。その無駄の集大成が旅そのものである、と。だから僕は大型バスでどっと押し寄せてどっと帰っていくオバサマ達が嫌いなのです。全ての過程を無視して移動する観光バスが。ぎゃーぎゃー騒ぐなら家の近所の喫茶店でやってちょうだい。

 すみません、話がそれました。とにかく、雨が上がった日曜朝の松江の町は、とてもいいものでした。松江城のお堀あたりになると、鳥なんかもいたりしてそれはそれは。。 


<松江城のお堀>

<鳥もいます>

 ホテルから歩くこと20分、松江城のお堀近くにある「武家屋敷」に到着しました。昨日購入した共通入場券で入ります。武家屋敷や小泉八雲記念館があるこの通りは、「塩見縄手」と呼ばれており、かつての城下町だそうです。中級武士の屋敷が並んでいた通りで、中でもこのあたりに住んでいた塩見小兵衛がのちに異例の昇進を果たしたことから、このあたりを塩見縄手というようになったらしいです。(武家屋敷パンフレットより抜粋しました。)でもって、この道は「日本の道100選」に選ばれているらしいです。(それにしても最近○○100選って多いですね)


<塩見縄手の武家屋敷群>

 公開されている武家屋敷は約270年前の建物で、中級武士が入れ替わり立ち代り住んでいたそうです。しかし270年前の建物がそのまま残っているというのもすごい話です。

 表の玄関と座敷に当たる部分と、裏にある私生活の部分では、造りも材料も異なっています。この辺、この前の高山で見た陣屋と同じく、公私の別の厳しさが見て取れます。江戸時代はこういうところに厳格でなければいけなかったのでしょう。


<武家屋敷正門>

<玄関の間。公の部分>

<座敷では蝋人形が>

<裏の部分にある居間>

 武家屋敷を見た後は、すぐ近くにある「小泉八雲記念館」へ。松江は小泉八雲ことラフカディオ・ハーンのゆかりのある町でもあります。記念館を訪れると、松江の人がどれだけ小泉八雲を愛しているかが伺い知ることができます。


<松江のアイドル 八雲先生>

<小泉八雲が住んでいた屋敷>

 ギリシア生まれのラフカディオ・ハーンは、明治23年、39歳のときに記者として日本に来日します。その後、島根県尋常中学校の英語教師となり、松江にやってきます。そこで武家の娘である小泉セツさんと結婚し、武家屋敷に住むようになります。

 が、ハーンはわずか1年3ヶ月で松江を去ります。なぜか? —その理由は何と、「冬が寒かったから。」

 おいおいおいおい、と突っ込みたくなる理由ですが、本人が寒いと言うなら仕方がありません。その後日本に帰化した八雲は、様々な日本の作品を著し、54歳で亡くなっています。54年の生涯でわずか1年3ヶ月しか松江にいなかったにもかかわらず、小泉八雲は松江に今なお大きな影響を与えているようです。不思議です。

 下関生まれの僕は、小泉八雲というと「耳なし芳一」の話で小さい頃から知っていました。というのも、耳なし芳一は下関の壇ノ浦の話なのです。僕が通っていた小学校では、毎年5年生が学芸会で耳なし芳一の劇をやらされて、他の学年の子はそれを見ないといけないのですが、見るたびに「暗い話だなぁ」と思っていました。一年だけならいいものを、毎年見せられるのでたまったもんじゃありません。どう考えてもあの話はバッド・エンドだから、劇を見た後であんまりいい気分じゃなかったのを覚えています。そんなわけで、僕は小泉八雲に対してあまりいい印象を持っていませんでした。ずっと暗い話を書くオッサンだ、くらいのイメージでした。

 ところが僕もそこそこ大きくなり、「暗い話=つまらない」という等式が必ずしも成り立つものではないということがわかってきました。もしかしたら八雲はつまらないだけじゃないかもしれない、裏になにかあるかもしれない、と思っていたところでした。そんな中、今回の八雲記念館訪問。グッドタイミングです。

 記念館はこぢんまりとはしていたものの、見ごたえがある内容でした。八雲がたどたどしい日本語で書いた奥さんへの手紙、息子に教えた英語のノート、などなど・・・。それらの遺品が、八雲のお孫さん直筆の解説によって展示されています。ここはなかなかよかった。

<ぼてぼて茶>

 さて、松江ではもう一つ、どうしても食べておきたかったものがあります。それをを食べに、松江城内にある「へるんの茶屋」という茶屋へ。

 どうしても食べたかったものというのは、「ぼてぼて茶」というもの。松江地方で食べられている郷土料理ですが、これが何とも不思議なものなのです。500円のぼてぼて茶を注文して、説明書きを読んで待つことにします。

 説明書きを読めば読むほど、ぼてぼて茶は不思議な食べ物に思えてきます。まず、番茶に花の部分を加えて入れ、専用の茶せんで一気にかき混ぜて泡を立てます。泡だった番茶に、赤飯や黒豆、漬物などの具を入れ、一気に飲み干します。そんな料理。お茶漬けと呼ぶには具が少なく、お茶と呼ぶには具が入っていて不適。何ともどっちつかずな不思議な食べ物なのです。だいたい抹茶じゃないのに泡立てるのが不思議。

 ぼてぼて茶の名前の由来は、泡立てたあとに「ぼてぼて」という音がするところからきているとか、泡立てて食べると、少しの具材でも腹がぼてぼてと膨れて腹持ちがするとか、複数説あるようです。腹持ちさせるために食べるというのが、江戸時代の農民の知恵なのでしょう。その民衆の食べ物であったぼてぼて茶が、藩主の松平不昧公によって茶道にも取り入れられた、みたいなことが書いてありました。

 そういう風にぼてぼて茶の予習をしていると、ぼてぼて茶がやってきました。僕は自分でお茶を立てるコースを選んだので、茶せんがついてきました。この茶せんが、普段抹茶を立てるような茶せんと違って細長い。ぼてぼて茶専用の茶せんなんだそうです。その茶せんを使って、一生懸命番茶を泡立てました。結構手が痛くなります。で、元のお茶の色が分からなくなるくらい、一面が白くなったら完了。そこへ具材を投入。


<ぼてぼて茶>

<よもぎだんご>

 さっそく食べて(?)みます。箸を使わず、器を回しながら遠心力で具を浮かせ、勢いで口の中に入れるのが正しい食べ方らしいのですが、初心者の僕には無理でした。。仕方なく出されたへらを使って具をかきこむことになりました。

 味は・・・これはおいしいとかまずいとか、そういった次元のものではないのかも。黒豆の甘さが来たかと思えば、漬物のしょっぱさが口の中に広がったりして、統一感が全くありません。すごいな、これ。「お口の中が日中首脳会談や〜(彦麻呂風にどうぞ)」です。まぁ農民が腹を満たすために考えたものなんだから、味を求めちゃいけないのね。不思議な体験をさせていただきました。

 ぼてぼて茶だけでは小腹が満たされなかったので、店の前で焼いていたよもぎもちも食べることに。上からふき味噌、味噌、餡の大きな串団子がやってきました。値段は300円だったけど、団子だけにぼてぼて茶より腹が膨れました。

 何はなくとも、この不思議さを体感するために、松江にお越しの際は是非ぼてぼて茶を。

<境港で昼食>

 ぼてぼて茶に満足し、バスで松江駅へ。11時39分発の米子行きに乗って、次の目的地である境港へ向かいます。いよいよ鳥取県初上陸です。車窓からは見えるのは中海。そしてその中海に浮かぶ大根島。なんというインパクトがある名前でしょう。次来たときは、大根島経由で境港へ行ってみたい。

 13時12分、米子駅着。米子で境港線に乗り換えて、境港へ。

 境港はゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるの出身地ということで、鬼太郎を主体とした町おこしが行われているということだったのですが、何とその影響は境港線全体にまで広がっていました。松江から米子まで走ってきた電車は、至って普通の気動車。それが、境港線になると一変します。

 まず、ホーム。境港線は0番ホーム。で、駅名が「ねずみ男駅」。ホームにはいたるところにゲゲゲの鬼太郎関連の画やオブジェ。そして極めつけは、列車一面に鬼太郎たちがペイントされた、鬼太郎列車!JR西日本も気合はいってんなー。 


<松江から乗ってきた電車は普通>

<境港線は0番線ホーム>

<米子駅はねずみ男駅>
 
<またきてください>

 発車まで待ち時間が25分もあったので、じっくり見物することができました。鬼太郎電車はカラフルですが、一両です。よく見ると、さっき松江から乗ってきた列車と同じ種類。さらによく見てみると、「日本国有鉄道 昭和56年」と書いてあります。国鉄時代の古い列車なのか。ここは山陰の外れ。古い資源を有効利用するのはいいことかもしれん。

 さて、鬼太郎列車に乗り込んで、出発を待ちます。列車の中にもペイントが施されていて、天井がにぎやかです。出発地の米子でこんな状態なんだから、境港はそりゃあもう凄いところなんだろう、と期待値も一気に跳ね上がりました。


<鬼太郎列車。ライトが目玉おやじの目になっている>

 12時37分、境港行き発車。境港までの距離は短いのに、45分もかかるというのはどういうことか・・・と思ったら、駅間の間隔がすごい狭いのです。発車したと思ったら、もうブレーキ。しかも、超ローカル。昨日の一畑電鉄の比じゃない。無人駅だらけ。驚いた。

 僕らは終点の境港まで行かず、途中の高松町という駅で降りました。もっと都会なのかと思ったら、すんごく田舎だった。


<途中でねずみ男列車と待ち合わせ>

<高松町駅。何か寒々しい・・・>

 高松町駅から20分ほど歩いて、夢みなと公園とへ。ここは10年くらい前に行われた、山陰・夢みなと博覧会がの跡地だそうで、謎のドームや海産物センターなんかがあります。ここへ続く道は道路も広くて、いかにも「博覧会のために作って、そのあとどうしようもならなくなりました〜」的な場所です。道路が寒々しい。こういう都市計画はほんと重要だと思う。

 境港さかなセンターという海産物市場の隣にある、市場食堂で本日の昼食。市場定食1360円。それにかにの味噌汁210円とプラス。やっぱり冬の境港といえば、蟹ですよ、蟹。


<市場定食+かにの味噌汁(右端)>

 刺身も焼き魚も、おいしかった。ただ、実家で刺身を食べていた者としては、驚くほどおいしいというものでなかったのも事実です。あ、ごはんがおいしかったのは本当によかったです。こういうところに来ると、たまにまずい白米を出すところがあって、白米がまずいと本当にゲンナリします。それがないだけでもここは大正解。新鮮な魚をあまり食べたことがない人には、ここの食堂お勧めですよ〜。

 そして別口で頼んだ蟹の味噌汁。すごい蟹のエキスが出ています。蟹くさい。そういや、おれ、蟹は喜んで食べるほど好きなもんじゃなかった。でもうまい。さすがに新鮮なかにのことだけはある。もうちょっと財布に余裕があったら、蟹の握りとか食べたんだけどなぁ・・・それはまた次の機会に。。

 食べ終わって、そばにある魚センターを見物。松葉蟹がそこかしこに並んでいて、一面真っ赤です。さすがに今の季節が旬なことだけはある。何か買ってみたいのだけど、大層なカニは一匹1万円以上するので、僕には買えません。指をくわえて市場を眺めるのみしか許されません。まぁ、いつの日か。。


<境港さかなセンター>

<蟹・かに・カニ>

 さかなセンターを見て、隣にあるドームへ。ここは多目的施設らしく、フリーマーケットをやったり、物産品を売ったりしていました。ということで物産品売り場を物色。おぉ、もうゲゲゲの鬼太郎一色だ。


<ドームと奥のタワー>

<鬼太郎ジュース>

<鬼太郎とカニとラーメンのコラボ>

<鬼太郎地ビールまで>

<水木しげるロード>

 次は境港駅周辺にある水木しげるロードへ。地図で確認すると、ここから約3キロ。歩けば30分くらいで行けるかなぁと思っていました。重い荷物もあるけど、知らない町を歩くというのは、それだけで楽しいもんだし。国道431号線を北上します。

 ところが、この道がひたすらつまらない。広い道路と殺風景が延々と続くだけ。おまけに海風が寒い。行けども行けども、なかなか目的地に着きません。もう嫌です。知らない町を歩くのが嫌になることなんて、初めてだ。。何で境港はおれにこんな道を歩かせているんだ!という逆切れ被害妄想すら出てきます。


<何もないのに広い道>

<途中にあったSLの廃屋>

 すのと二人で話して、こういう町に住んでいると都会に出たくなるんだろう、という結論に達しました。つまり、道路だけ広くて、建物はぽつんぽつん。町が大きいわけでもなく、かといって豊かな自然があるわけでもない。天気のせいもあるかもしれないけど、何となく町に活気がない。人が生活しているという様が感じられない。この中途半端な開発のされ方なら、「何もない」と思って若者は都会に出て行くに違いない、と。残念だけど、境港に対するイメージが下がってしまった。最初の期待値が大きかっただけに、ショックです。

 結局、ひーこらひーこら歩き、1時間くらいかかって水木しげるロードに到着しました。

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 さて、気分を取り直して水木しげるロード。境港の駅前から約800メートルほど続く商店街に、ゲゲゲの鬼太郎に関するオブジェが設置されています。そして商店街の店も、鬼太郎一色で町おこし。この統一感はすごい。のらくろロードの東京・高橋商店街よりも気合が入っています。


<鬼太郎オブジェ>

<ねずみ男>

<妖怪神社なんてのも>

<ネコ娘の看板>

<サラリーマン・山田もおります>

<手作りの看板も>

<「水木ロード郵便局」>

<街頭が目玉おやじ>

 これだけ気合が入っている町作りを、今まで見たことがありません。凄いの一言です。よく商店街が一致団結してここまでのものを作ったよ。

 ただ一つ惜しいなぁと思うのは、商店の一つ一つが従来の商売の域を抜け出せてないことです。みんながやっているから、うちも鬼太郎グッズ置いてみました〜というような店も結構あります。中には「うちは鬼太郎一本で行きます」というような意気込みを見せている店も数件あったものの、全体的にはまだ及び腰な感じ。個人的には、やるならもっと鬼太郎の比重を上げたほうがいいと思います。事実、鬼太郎を前面に出したお店は観光客が入れ替わり立ち代りで繁盛していました。日曜日の午後だというのに思ったよりも観光客が少なかったのは、もしかしたらその辺に原因があるのではないでしょうか。もし町全体が鬼太郎と共に心中するくらいの雰囲気になれば、この商店街は一大観光地としてもっとすごいことになるかも・・・。。

 商店街の端に「水木しげる記念館」があったものの、時間の関係で見ることができず。これは次回のお楽しみにします。で、歩きつかれたので、上で書いた「鬼太郎一本で行きます」という店で休憩することに。この店は一応鬼太郎に関する本屋ということですが、工夫をした食べ物や凝った内装で、観光客がたくさん訪れていました。そう、こういう思い切りが必要なのですよ。

 「人魂の天ぷら」とコーヒーのセット400円を注文。外見だけのインパクトで勝負しているのかと思ったら、これが中身もおいしかった。粒餡と餅をパイ生地で包んで、焼き上げたものらしいです。パイ生地のバターと餡と餅がここまであうとは思わなかった。他にも「目玉おやじ」や肉まんのようなものもありました。ここ、お勧めです。


<人魂の天ぷらセット>

<店の外には水木しげる直筆の絵が>

 時間も時間なので、今日の宿泊地である倉吉に向かうことにします。境港駅へ向かうと、なんじゃこりゃーというくらい境港の町に不釣合いな建物がありました。駅でかいなーと思ったら、駅は左の方にちょこんと鎮座しています。このでかいたてものは船の受付などなどが入っている建物みたいです。中に入ってみたもの、閑散としていました。


<境港駅・・・は左の小さいの方>

<駅の裏手は港。遠くは美保関>

<境港駅は「鬼太郎駅」です>

<本来の駅表示板はこちら>

<倉吉へ>

 境港駅から45分かけて米子駅へ。境港線の車窓には、ネギ畑が一面に広がっていました。境港がネギで有名だとは聞いたことがないのですが、これはどうなのでしょうか?事情に詳しいかたいましたら、こっそり教えてください。

 米子で山陰本線に乗り換えて、一路東へ。今日の宿泊場所は、鳥取中部の都市、倉吉です。米子18時32分発、倉吉19時52分着なので、約1時間半列車に揺られます。外は既に暗いので景色を楽しむこともできません。ということでお楽しみは晩御飯の駅弁。今朝松江で買っておいたもぐり寿しと、さっき米子で買った舟子弁当をつつきます。


<松江の駅弁、もぐり寿し>

<米子の駅弁、舟子弁当>

<宍道湖七珍が入っています>

<こちらは彩り豊か>

 松江のもぐり寿しは、宍道湖で取れる、俗に言う「宍道湖七珍」が散りばめられています。これはおいしいです。とくにしじみとうなぎ・白魚を酢飯と一緒に食べるとおいしい。米子の駅弁も、山陰名物の蟹チラシとおこわ、鯖寿司がついてリーズナブル。本当は焼き鯖寿司を買おうと思ったのに、売り切れで仕方なくこっちを買ったものの、食べてみるとかなりよかった。

 駅弁に満足して、8時前に倉吉到着。

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 今日の宿は駅から徒歩5分のビジネスホテル素泊まりです。一泊3000円という安さですが・・・まぁ安いぶん犠牲になるものも多い。文句は言いますまい。

 今日はWBCの準決勝で日本が韓国に勝ったということで、そのニュースを何度も見つつ、昨日松江で買っておいた地酒とあご串で乾杯しました。いや〜酒がうまい。


<松江地酒 李白>
 
<あご串もうまい>

 明日も早いので、12時前に就寝。明日は鳥取へ向かいます。


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