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国際学会@札幌 2
2010年8月18日(水)  <札幌(学会)>


<学会の一日 英語での報告に緊張する>

 目が覚めたら夜中の1時半で、目覚ましでセットした2時よりも早めに目が覚めてしまいました。やっぱり心配事があるとぐっすりと寝られないようです。しかし余計なことは言ってられないので、報告の練習とディスカッサントコメントの作成。自分の報告はともかく、ディスカッサントコメントは面倒になってしまい、パワーポイントを作らず口頭で済ませようと妥協しました。もう面倒すぎる。そして気が付けば朝6時半。ロビーに降りてパンとヨーグルトの無料朝食をいただきました。ただなので文句はないけれど、これできちんとした朝食が出れば完璧なホテルになるんだけどなあ。


<朝のホテル前>

<無料のパンだらけ朝食>

 食後シャワーを浴びてスーツに着替え、8時半頃学会会場の北大へ。9時からイギリスのお偉方による1時間ほどの基調講演のあと、午前のセッションで特講Yさんが報告するのでその会場へ。一応僕も「共著者」になっているので、出席しないわけにはいきません。それぞれの報告者の発表を見ていると、皆ディスカッサントもきちんとパワーポイントを作っています。これはきちんとつくらないとまずいのか?と思い、急ごしらえながらも僕もパワーポイントを作ることにしました。報告を聞きながら内職というのもいかがなものかと思いますが、恥をかきたくないので仕方が無い。お陰でセッションが終わる頃に何とか急造コメントが出来上がりました。


<北海道大学メインストリート>

<昼食のカラフルな弁当>

 昼は学会からもらった弁当を食べ、午後はいよいよ自分の報告。詳しくは日記のほうで書いたので省略しますが、とりあえず終わった瞬間に全身の力が抜けていく感じが分かりました。初めての英語報告でずっと気が張っていたのだということが改めて分かるような力の抜け方でした。でもとりあえず何とかなったからよかった。あと、卍先生や△↓さんがわざわざ聞きにきてくれたのも嬉しいことでした。僕の本来の指導教官はそんなことしてくれないからな・・・。

 報告後はドイツのお偉方の基調講演の後レセプションという段取りでしたが、さすがに疲れてしまったので、基調講演は聞かずにYさんFさんと共にホテルに戻って休むことにしました。まあ基調講演で話すであろう内容は昨日のシンポジウムでも聞いたしいいかと。ということで、ホテルに戻って疲れた体をベッドに預けて1時間程仮眠を取りました。

 5時半に再び集合して、レセプションに出席する前に「雪印パーラー」に行って甘いものでも食べていくことに。甘いものも札幌名物の一つで、雪印パーラーは一度行ってみたかった場所。。男だけだと非常に入りにくい店ですが、今回はFさんがいるので気兼ねなく入れます。報告が終わってどっと疲れが出ているところで、甘いものを食べたかったのとパッと散財したかったこともあって、お薦めであるというチーズクリームケーキパフェを注文しました。ウェブサイトを見ても名前が出ていないので、正式な名前を忘れてしまいましたが、確かそんな感じの名前です。そしてその値段は何と1400円。1人前のパフェにしては破格の値段です。しかし今日は散財したいので、躊躇無く注文しました。まあ、どうせ日当もらえるし。今回はプロジェクトの資金で来ているので、出資先の企業に感謝しつつパフェをいただきました。

 パフェは意外と上品なサイズ。しかし食べてみて、その値段の訳が分かりました。アイスもクリームもびっくりするくらい濃厚で、ミルクの濃い味がします。こんなに濃厚なパフェを食べたのは初めてです。疲れたときの甘いものはたまらん。1400円出した価値がありました。


<雪印パーラーへ>

<チーズクリームケーキパフェ>

 その後、レセプション会場の京王プラザホテルに行くと、ちょうど乾杯が始まるところ。適当に飲み食いしながら時間を潰しました。北海道産のものが多く、なかなか豪華なバイキングでした。まあレセプション代に1万円払っているからそのくらいなのだろうけれど。こういうところで積極的に外国人研究者に話しかける勇気がないので、もし僕に語学力とあと少しの勇気があれば、こういった場所で有意義に過ごせるのだろうと思います。しかし現時点の僕にはそんなものはないので、黙って料理を食べるだけです。

 飲み食いしていると卍先生がやってきて、「この後は国立勢だけで2次会行くから店を探しといて」ということで、ホテルのフロントマンに聞いたりして店探し。最近はプロジェクトの食担当の側面が強くなっている気がしないでもないですが・・・。ということで、まだレセプションは続いてましたが、8時前に中座して先生達と二次会へ。札幌駅前のビルにある炉端焼き専門店の「炙屋」という店へ行ってみました。なかなかお洒落な店で、窓の外には札幌駅が見えます。炉端焼き専門店なのに炉端焼きは食べませんでしたが、料理の質は高くておいしかった。特に刺身は新鮮でおいしいです。そして久しぶりにビール以外の酒を飲み、報告が終わったことも重なって良い気分です。


<エゾシカの生ハム>

<刺身盛り合わせ>

<北海道日本酒飲み比べ三種>

<夕張メロン(多分)のアイス>

 11時過ぎにお開きになった後、Yさんともう一杯飲もうかということで、タクシーですすきのまで、なかなか良い店が見つからず、30分くらいうろうろした結果、ニッカバーに入りました。冬に余市のニッカ工場を訪れて以来、僕はニッカのファンです。ウイスキーといえばニッカ。今回は確か竹鶴10年をロックで注文したような。。貴重なので量が少ないながらも、キリっとした味わいです。ウイスキーを飲みプライドポテトを食べながら、今日の反省と今後の課題について。しかしさすがに二人とも疲れていたのか、飲んでいる途中で眠くなってしまい、1杯で帰ることになりました。また今度、疲れてないときにゆっくりと味わいたいものです。


<ウイスキーワンショットをロックで>

<北あかりのフライドポテト>

 再びタクシーでホテルまで戻り、1時就寝。最近躊躇無くタクシーを使うようになっているので、金遣いには気をつけないとなあと思います。


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