このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
冬の終わりの蓼科高原への旅(前編)
3月3日・・3月に入り、春季18切符解禁の時が来た。
しかも、今年春季18切符は特別記念で8千円なのだ。
早速、その一回分を今日に使おうかと思う。
さて、今回の行き先は・・信州蓼科だ。
去年の8月
に行ったことがある。
今回は過ぎ去る冬の景色を・・・雪の見納めという事で信州にした。
冬の蓼科はどんな風景なのだろうか。。それも興味もあったのだ。。
5時くらいに目を覚まし、仕度をして最寄の駅へと向かう。まだ空は暗闇に包まれていた。
中央線普通松本行き
八王子6時35分発〜茅野9時33分着
18切符利用だから、当然のことながら普通列車での移動となる。
しかし、ここから信州までは鈍行ではかなり遠くてしんどいのだが、、しょうがない^^;
八王子から鈍行だと茅野まで3時間かかるからなぁ。。単純計算で往復6時間だ。
私の好きな信州も、もう少し手軽な距離にあればなぁ〜〜って毎回思ってしまう。^^;
・・とりあえず列車が来たので、座って後はのんびり車内での3時間を過ごす事にする。
中央線八王子〜相模湖
座って暫くすると、眩しいオレンジ色の朝日が車窓から差し込んできた。
今日も天気は良さそうだな。。ここの所無事旅に出るときは天候に恵まれている。
こうして車窓から朝日を見るのは、気持ちのいい物だ。
夜行列車で旅に出て、列車内で夜を過ごして朝日を拝むのも好きだ。
中央線新府〜穴山
・・朝日が昇ってしばらくしたら、少しうとうとと寝てしまっていたようだ。
ふと気付くと甲府を通り過ごして、小淵沢手前まで来ていた。
ふと外を見ると、天気も良いみたいだ。肝心の蓼科は天気が良いかどうか。。
そしてまた、暫くすると定時通り9時33分に茅野に到着した。
茅野駅からピラタス蓼科ロープウェイ行きのバスが出ている。
去年の夏の時も、同じ時間のこのバスに乗り込んだ。
私の所からではどうがんばっても、10時15分発のこのバスにしか乗れない。
ここからピラタス蓼科ロープウェイまでは、また更に1時間程かかる。
駅を降りた、茅野市街は雪が全く無かったのだが、坂道を登って山に入っていくと積雪が見えてくる。
とはいっても、うっすらと積もっている部分が数箇所。。
ここら辺も、もう少し積もっているかと思ったけど・・。思ったより少ないようだ、
今の時刻は11時10分くらいだ。
1時間程で、バスはピラタス蓼科ロープウェイ前に到着した。
バスを降りても、寒さも殆ど感じなく快適だ。
やはり温暖化のせいか、ここら辺も積雪もそんなではない。
ロープウェイの山頂はもっとあるはずだけど。
おなかがすいていたので、ロープウェイに乗る前に昼食を摂った。
例によって、家から廃棄のおにぎりなどを持ってきて、近くのベンチで食べた。
信州の名物はやはり、ソバとかなんだろうけど今度機会あったら食べてみよう。
昼食後、ロープウェイの往復券を購入して乗り込むことに。
私のような、雪山観光の客は数人いたけど殆どがスキースノボーのお客だ。
標高2240Mの世界。
ロープウェイを降りたら、標高2240Mの坪庭前に出る。
夏場は、登山客で賑わうこの坪庭だ。冬は当然スキースノボー客で賑わう。
登山は北横岳山頂や雨池山・三ツ岳・縞枯山・茶臼山方面の北八ヶ岳登山を楽しむ事が出来る。
ただ、今は冬なので本格的な冬山登山で無い限り、北横岳山頂まで登ることは出来ない。
当然、今日はそこまでの冬山登山をしに来たわけでは無いので、この周辺を軽く歩いてみる。
坪庭周辺をふらっと歩いてみるのだが、この周辺は結構積雪がある。
時々ズボッと足が雪の中に沈む事もある。気をつけて少しずつ歩いてみる。
登り坂は、滑るので気をつけてゆっくり登らないと・・・。
今日は軽装だし、靴も普通のシューズだから。。登山専用の靴は持っていない。
あちらの方向が、北横岳山頂方面に続く道である。
去年の夏は、あちらの方に歩いていって北横岳山頂まで行ったのだ。
ここから大体1時間程である。山頂前の坂道が勾配のキツイ坂でちょっと大変である。
今日は勿論、そこには行かない。てか、行けない・・。
三ヶ岳・大岳方面は結構雲がとれて、晴れてきている。
とりあえず、そちらの方に向かって軽く歩いてみる事にする。
暫く歩いていると、大分晴れ間が見えてきたようだ。
やはり、青空と雪のコントラストは美しい。
この蓼科高原では、真冬の間は樹氷を見ることができる。
今は暖冬の3月なので、木々の雪も溶けてこのような感じになっている。
暫くまた歩くと・・、雪が溶けた唐松林が眼下に広がってきた。
ここから真っ直ぐ行くと、雨池・三ヶ岳・大岳方面にいけるらしい。
ここら辺も、あと1ヶ月もすれば雪が完全に溶けそうな感じである。
しかし、ここから先の唐松林は雪が全く無いような気がするが。。
本当に今年は温暖化なんだなぁ。。信州の標高2200Mの山なら3月始めでももっと雪があってもいい筈であるが。。
暫く、この周辺を散策してロープウェイ乗り場に戻る事にする。
去年の夏もそうだったのだが、この辺は晴れていると思っていても、すぐ曇りになる事もある。
山の天気は変わりやすいので、晴れている間は登山等は急いで登った方がいいかもしれない。
けど、先ほど曇りの場所も結構晴れてきているようだ。
晴れるか、曇ってしまうか・・はその時の運しだいでもある。
さて、そろそろ下りロープウェイ乗り場に戻る事にするか。
冬の終わりの蓼科高原への旅(後編)へ
列車の旅TOP
HOMEへ
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください