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マレーシア2 ペトロナス・ツインタワー編
2006年9月15日(金)。いよいよ本格的に観光開始である。まずはホテルから徒歩10分足らずの距離にあるペトロナス・ツインタワーに向かった。
ここで、世界の超高層ビルを確認しておきたい。下の表はWIKIPEDIAのこの ページ を参考にしたものだ。世界のベスト10の内、なんと4棟が当HPに掲載されている。自分でも驚いた。台北101も建設中のところを見たことがあり、写真に撮っておけばよかったと後悔している。近々訪問したいところだ。
ちなみに日本で一番高い超高層ビルは、現時点では横浜の ランドマークタワー であり、その高さは296mである。こちらの ページ によると、世界で34位である。ビルの高さ争いでは、なんと北朝鮮にも負けている(ピョンヤンホテルが300mで31位)。日本の場合、建築基準法だけでなく景観の問題もあるので、超高層ビルは今後も期待しにくいが、なんとなく残念である。
<2006年10月現在の世界のビルの高さ順位>
順位 名称 場所 高さ 階数 竣工 1位 台北国際金融大楼 台湾 ・ 台北市 508m 101階 2004年 2位 ペトロナスツインタワー マレーシア ・ クアラルンプール 452m 88階 1997年 3位 シアーズ・タワー アメリカ ・ シカゴ 442m 108階 1974年 4位 金茂大厦 (Jin Mao Tower) 中国 ・ 上海 420.5m 88階 1998年 5位 香港国際金融中心 ・第二期 中国・ 香港 415.8m 88階 2003年 6位 中信広場 (CITIC Plaza) 中国・ 広州 391.1m 80階 1997年 7位 信興広場 (Shun Hing Square) 中国・ 深セン 384m 69階 1996年 8位 エンパイアステートビル アメリカ・ ニューヨーク 381m 101階 1931年 9位 セントラルプラザ (中環廣場) 中国・香港 374m 78階 1992年 10位 中国銀行タワー 中国・香港 374m 72階 1990年
ペトロナス・ツインタワーの前に立って写真を撮ろうと思ったところ、高過ぎて入りきらない。やむを得ず上部のみ撮ったのが下の写真である。
ペトロナス・ツインタワー
下から見上げた写真
ツインタワーをつないでいる橋をスカイブリッジという。スカイブリッジは地上170mの41階にあり、その長さは58.4mである。ペトロナス・ツインタワーはオフィスビルなので、見学者は最上階に立ち入ることは出来ない。専用エレベーターでこのスカイブリッジまでしか登ることができない。
このスカイブリッジ専用エレベーターの乗り場は少し分かりにくい。タワー2(上の写真では左側のビル)に行き、エスカレーターで地下に下りるのだが、案内はかなり見付けにくく、最初は奥にあるショッピングモールの方に行ってしまった。
9時10分頃に乗り場に着いたところ、既に11時30分のチケットが配布されていた。スカイブリッジの見学は定員制である。チケットは8時頃から配布されるので、もう2時間待ちになっているということだ。いきなり観光予定に狂いが生じたが、文句を言うわけにもいかない。まだショッピングモールも開店しておらず、クアラ・ルンプール市街を散歩することにした。
散歩から戻ったのは11時15分頃である。乗り場に行ってみたところ、当日分は既に売り切れであった。平日の金曜日の11時には売り切れるのだから、休日はもっと早く行かねばならない。観光する人は注意が必要である。
また、月曜日は定休日である。営業時間は17時30分までのようなので、ここから夜景を見ることはできない。
乗り場から待合室に通され、最初はペトロナス・ツインタワーの工事の過程をビデオ(英語)で見学する。ビデオの途中で順番が来たようで、最後まで見ない内にエレベーターに乗り込んだ。
41階に着いてみると、スカイブリッジ入口である。41階の他の部分を見ることは出来ない。見学できるのはスカイブリッジだけだ。
スカイブリッジ スカイブリッジから見下ろす。
このページ一番上の写真は、
下の交差点から撮ったもの。
クアラ・ルンプール市街 KLCC公園
見学時間は、わずか10分である。この間に集中して写真を撮ることになるわけだが、長さは58mしかなく、見学者は15〜20人ほどなので、写真スポットの順番待ちでイライラするようなことはない。
スカイブリッジを歩いてみて気付いたのだが、クアラ・ルンプールのもう一つのランドマークであるKLタワー(ムナラKL)が、スカイブリッジからは見えない。ペトロナス・ツインタワー自体の死角になっているのだ。41階全体を開放して、ペトロナス・ツインタワーからKLタワーを見ることができるようにしてほしいものだ。
貴重な10分を終えると、エレベーターで下りる。スカイブリッジから見たKLCC公園(右上の写真)の池の向こうから撮ったのが下の写真である。それでも全体が入りきらない。下の写真では左がタワー1であり、KLタワーは左方面の直線1kmほどのところにある。
KLCCからの眺望 ツインタワーの下部
ペトロナス・ツインタワーにはショッピングモール(スリアKLCC)が併設されている。写真には紀伊国屋が写っているが、その左の方には伊勢丹がある。
ショッピングモール
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