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タイ−13 王宮編
エメラルド仏寺院 を見終わったら、次は王宮である。
王宮はラーマ5世の命によって建設が進められ、1882年のチャクリ朝100周年に完成した。現在ではレセプション・ホールとしてのみ使用されている。
僕の稚拙な写真技術では、王宮の美しさを伝えきれないところが惜しい。規模といい、美しさといい、見事な建築物である。1階の武器博物館が一般公開されているそうだが、時間も無かったために見学しなかった。
王宮の美しさに目を奪われてしまい、左隣にあるプラ・マハー・モンティエン建物群の写真を撮り忘れてしまったのが残念だ。
チャックリー・マハー・プラサート殿
王宮の右隣にあるのが、ドゥースィット・マハー・プラサート殿である。この建物が何年に作られたのかはっきりしない。「地球の歩き方」では1789年と明記されているが、僕の手元にあるパンフレットでは、「ラーマ1世は、アマリンタラーピッセーク・マハー・プラサートが1790年に火事で損失してしまったために、代わりにドゥースィット・マハー・プラサート宮殿を建てられた」と書かれており、そうすると1790年か1791年ということになるであろう。
ドゥースィット・マハー・プラサート宮殿は戴冠式が行われるほか、国王の遺体を荼毘に付す前にこの宮殿に安置される。
ドゥースィット・マハー・プラサート殿
王宮を見終わったのは15時過ぎであった。2時間近く掛かったことになる。本当はもっとゆっくり観光したかったところだが、まだまだ見たいところが残っているので、次へ急いだ。
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