このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

台湾34 平渓線編(台北〜瑞芳)

 2008年1月13日(日)。
 実質的に一日しかない観光日をどのように有効活用するか考えあぐねた挙句、ローカル線である平渓線を攻めることにした。鉄道マニアの醍醐味である。

 ホテルから台北駅まで徒歩15分ほどだ。台北駅のプラットホームは全て地下にあるため、台北駅周囲の地上に線路はない。「線路の見えない駅」というのは違和感がある。

 台北駅にも「UN for TAIWAN」の看板が掲げられていた。このページを書いている3月23日の前日に台湾総統選挙が開催され、対中融和を唱える国民党の馬英九候補が当選した。国連加盟の是非を問う住民投票は不成立であった。この看板は取り外されるに違いない。
 日本経済新聞には「中国との摩擦回避を望む有権者」と書かれているが、何をしでかすか分からない中国共産党政府を刺激したくない、というところであろうか。チベットを力で押さえつけるのを見ると、台湾を守るのが民主主義国家の責務であると改めて思った。

台北駅外観台北駅切符売り場
 

 台北駅から瑞芳駅までは45分ほどである。その間に、雨が降り出した。
 瑞芳駅からは 九フン 行きのバスも出ている。僕は基隆からバスに乗って九フンまで行ったのだが、瑞芳駅前を通ったはずだ。

瑞芳駅外観瑞芳駅内部

 ご参考まで、瑞芳駅の平渓線の時刻表(2008年1月現在)を掲載する。平渓線に乗ってみたいという方は、本数が少ないので乗り継ぎに注意してほしい。

時刻表




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