このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

イタリア18 クーポラ編

 クーポラの屋根に注目していただきたい。屋根の上に白く乗っているのがランターンであり、その根元の部分が展望台になっている。
 前日は ピサの斜塔 を昇降し、この日は高さ85mの鐘楼で414段の階段を昇降した後に、クーポラを登るというのは実に勇気ある行動である。地球の歩き方によればクーポラは463段だ。

鐘楼から見たクーポラ

展望台のアップ

 薄暗い照明の中、急勾配の階段を登っていくと、さすがに足が張ってくる。息を切らしつつ登っていくと、天井画を間近に見ることができた。このようなときにキリスト教の知識が不足しているのは残念だ。

下から階段の途中から

 クーポラは二重の壁で積み上げられるという形をしているので、観光客は天井画の裏を登っていくことになる。下の写真で、足元が天井画の裏、頭上が屋根であり、二重構造になっているのがお分かりいただけると思う。

天井画の裏

 屋根の上までやってくると視界が開け、展望台からフィレンツェの市街が一望できる。絶景といいたいところだが、直前に鐘楼に登っていたので、同じような光景だ。

鐘楼とドゥオーモ

 別に高所恐怖症というわけではないのだけれど、屋根から見下ろすと、足がすくむ。

屋根

 下の写真は屋根の上から南東を向いて撮ったものだ。左端に写っているのがサンタ・クローチェ教会、分かりにくいが中央上の白い線がミケランジェロ広場である。ミケランジェロ広場もフィレンツェ観光では欠かせないスポットだ。

南東

 下の写真はランターンのアップだ。

ランターン

ランターン


 鐘楼を昇降し、続いてドゥオーモのクーポラを昇降すると、かなり足が張る。日頃の怠惰な生活を反省した次第である。ちょうどお昼時となったので、この後は昼食をとり、ついでにビールも飲んだ。



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