このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

イタリア31 真実の口編

 下の写真の チルコ・マッシモ の奥に、茶色い建物が見える。そのすぐ先に「真実の口」がある。

チルコ・マッシモ
南東から北西方向

 「真実の口」があるのは、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会である。鐘楼が美しいが、残念ながら登ることはできなかった。教会の前は「真実の口広場」という名前の広場である。

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会

 検索したところ、「 真実の口オフィシャルウェブサイト 」を発見した。それによると、素材はトルコ製大理石、直径175cm、重さ1,200kgとのこと。マンホールの蓋だったという説は、オフィシャルウェブサイとでは否定されており、同サイトでは「教会の集水器(Water Collector)の蓋」という説が唱えられている。
 真実の口、といえば「ローマの休日」の1シーンが有名だ。 WIKIPEDIA によれば、グレゴリー・ペックの手を噛みちぎられる演技は彼のアドリブであり、オードリー・ヘップバーンの悲鳴は演技ではなくて素のリアクションとのこと。

真実の口

 「真実の口」は教会内部の奥まったところではなく、入口のすぐそばにあった。観光客が列を作っているので、じっくりと見ることは出来ない。真実の口に二人で手を突っ込んで写真を撮り、そのあとで上の写真を撮ったら、もう次の人の順番となった。
 オードリー・ヘップバーンのファンにとって、「オードリーの手が触れたところを自分の手で触る。」というのは至上の喜びではないかと思われるが、冷静に考えると映画の中でオードリーは手を入れていない。撮影の合間に触っていたと信じたいところだ。



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