このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

イタリア36 サン・ピエトロ大聖堂編(その1)

 2010年11月19日(金)。ついにイタリア観光の最終日だ。

 2日前の17日(水)、 ヴァティカン美術館 に14時に入ったところ想像以上に見応えがあり、外に出たのが3時間を経過した17時。すっかり暗くなっていた。美術館から歩いてサン・ピエトロ大聖堂に行ってみた。

サン・ピエトロ大聖堂

 夕暮れの中のサン・ピエトロ大聖堂は実に美しかった。キリスト教徒でなくても敬虔な気持ちになる。さすがカトリックの総本山、と言ったところか。

正面から

 冬期の営業時間(?)は18時までとのことで、サン・ピエトロ大聖堂は残り2日の間に観光することにし、コンチリアツィオーネ通りをテヴェレ川まで歩いた。河畔まで来て振り返って撮ったのが下の写真だ。この辺からバスに乗ってホテルまで帰った。

テヴェレ川の河畔から



 19日(金)、朝は晴れていた。まず、サン・ピエトロ大聖堂に出直すことにした。

 現在のサン・ピエトロ大聖堂は二代目である。 WIKIPEDIA によれば、初代はコンスタンティヌス帝の指示により建設されたバシリカ式教会堂だったとのこと。その後1506年、ローマ教皇ユリウス2世が改築を命じ、その後ラファエロやミケランジェロも工事を指揮し、1626年に完成したとのこと。

 また、大聖堂の左に写っているのがオベリスクである。こちらの ページ によれば、このオベリスクが作られたのは古代エジプトで紀元前1835年という気の遠くなるような昔である。約4,000年前だ。カリギュラ帝によってローマに運ばれたのが紀元前37年。現在の場所に立ったのは1586年である。高さは25メートル、基礎部分の幅は8メートル。

朝のサン・ピエトロ大聖堂

 サン・ピエトロ大聖堂の前の広場は、 サン・ピエトロ広場 という。右下の写真には石柱が写っているが、その数は372本とのこと。大聖堂左側の回廊は残念ながら工事中だったようで、白い布がかけられていた。石柱の上に立っているのは聖人で、その数は140人である。

正面から回廊

噴水

入口から振り返ったところ

 次のページでは、サン・ピエトロ大聖堂の内部をご紹介したい。


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