このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

シンガポール−12 チキンライス編(その1)


 名残惜しくはあったものの、 マリーナ・ベイ・サンズ をチェックアウトし、比較的安いホテルに移動した。当日の朝食はプールサイドのフルーツとジュースのみだったので、早速腹ごしらえに出掛けた。

 シンガポールに来たからには、やはりチキンライスは欠かせない。事前の入念な調査の結果、 文東記(BOON TONG KEE) に行ってみることにした。創業は1979年というから30年以上の老舗である。現在のバレスティアロード(Balestier Road)に開店したのは1983年だ。「地球の歩き方」と「るるぶ」の両方で紹介されている名店だ。

 文東記は地下鉄では行きにくい。地球の歩き方で、リトル・インディア駅からバスと記載されているので下りてみたのだが、バス路線の見方がわからずに結局タクシーに乗った。散策にぴったりのストリートとのことなので、バレスティアロード入口のクオリティ・ホテルの前でタクシーを下りた。

バレスティアロード

 文東記は、入口のホテルから歩いて10分ほどの距離であろうか。車線の反対側に有った黎記海南鶏飯も実に魅力的だったが、ここは初志貫徹である。文東記の外観を撮り忘れたのは残念だ。
 
 まず、最初に注文したのはビールとチキンライス(Signature Boiled Chicken)である。この店はチキンとライスが別になっている。

チキン

 卵とほうれん草のスープ(Poached Chinese Spinach with assorted eggs)も注文した。卵とピータンが両方入っている。

卵とほうれん草のスープ

 鶏のダシで炊いたライスが出てきて一式がそろった。カメラアングルが悪いのは許していただきたい。

一式

 チキンを取って、オレンジ色のチリにつけてほおばる。プリッとして柔らかい食感で、実においしい。さらにライスを口に入れると、いい香りがしてなんともいえないハーモニーだ。文東記のチキンライスは味、食感、香り、すべての点において非の打ちどころのない逸品であった。卵とほうれん草のスープもいい味であり、大満足の昼食となった。



 

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