このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

シンガポール−16 チキンライス編(その2)

 2012年3月3日(土)。シンガポール観光の最終日だ。ホテルのあるクラーク・キーからシンガポール川沿いを歩いてチャイナタウンに向かった。

 ラッフルズの銅像が川沿いに立っている。1819年、サー・トーマス・スタンフォード・ラッフルズはシンガポールに上陸し、シンガポール港を開港した。その後はイギリスが支配するが、1942年に日本が占領して昭南島となる。大戦後はイギリスが戻ってくるが民衆の支持を得られず、1957年にマラヤ連邦が独立。1965年8月9日、マラヤ連邦から追放される形でシンガポールは独立した。それから約50年、シンガポールは目覚しい発展を遂げた。

ラッフルズ

 ラッフルズの先には、戦後の指導者の銅像がいくつか並んでいた。

ネルーホーチミン

 下の写真は、カベナ橋からシンガポール川を撮ったものだ。この写真の反対側に歩いていくとエスプラネード橋、そのたもとにはマーライオンだ。

シンガポール川

 ラッフルズ地区を通り抜けて、チャイナタウンに入る。スリ・マリアマン寺院はシンガポール最古のヒンドゥー教寺院で、創建は1827年だ。内部に入るのは無料だが、写真撮影は有料とのことだったので、ケチって撮影しなかった。寺院の内部は真剣に祈っている人も多いので、どうしても撮影を遠慮してしまう。

スリ・マリアマン寺院

 スリ・マリアマン寺院からまっすぐ歩いていくと、目的地のマックスウェル・フードセンターだ。ローカルフードが集まった屋台村をホーカーズという。その中でも代表的なものがマックスウェルだ。お目当ての店で注文し、トレイに料理を乗せて、近くの空いているテーブルでまで持っていくというシステムだ。昼休みの席取りは激戦とのことなので、素人の我々は混雑を避けるべく11時過ぎに着いた。既に混雑していた。

マックスウェル・フードセンター内部

 我々のお目当ての店は、 天天海南鶏飯 だ。地球の歩き方とるるぶの両方に載っている有名店である。店の前には列が出来ていたので妻に並んでもらい、僕はチキンライスだけでは足りないかと思って、別の店で麺を買った。これが誤算であった。
 チキンが予想より大きく、ライス2つと一緒にトレイに乗りきらない。チキンの皿が斜めになっていて、下のつゆがこぼれそうになっていた。もっと大きなトレイにすべきだと思う次第である。
 チキンライスは名店の評判とおり、実に美味しかった。 文東記 のチキンよりもとろみが有り、ライスと実によく合う。こちらも絶品と呼ぶにふさわしい。ただ、これだけで二人で食べるには十分すぎる量であって、麺も美味しかったのだけれど、残さざるをえなかった。

チキンライス



 

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