このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

インドネシア−2 モナス編

 2012年6月18日(日)。
 この日も駐在員がアテンドしてくれた。目的地はモナスといい、Monumen Nasional(国家記念塔)の略語である。
 
 案の定渋滞に巻き込まれ、ホテルから10kmも離れていないところを1時間ほどかかった。モナス周辺はムルデカ広場となっている。 マレーシア にも同名の広場があるが、ムルデカとは独立という意味だ。
 駐車場はムルデカ広場の南西にある。左下の写真では分かりにくいが、駐車場からモナスまで、暑い中を結構歩く。そのためか、ペットボトルのミネラルウォーターを売っている小さな露店が多い。モナスのそばまで歩いてくると、入口が見付からない。歩いていた係員に尋ねたところ、モナスの北側を指差した。それなら駐車場もモナスの北側に作ればよいのではないか、と思った次第である。

モナス(南西から)モナス(北から)

 モナスの高さは132メートル。エレベーターで昇ることができる。着工は1961年、開業は1975年とのこと。
 地下道をくぐってチケット売り場に並ぼうとしたところ、長蛇の列。自動販売機は無く、係員が2人でさばいていた。モナス内に入るチケットを買うのに30分。そのあと内部に入って、エレベーターに乗るチケットをまた買わねばならない。我々が行ったらすでにチケット売り場は閉まっていた。15時までに全員登り切れないという判断のためか。
 次の出張の機会が有ったら絶対に登ると誓った。モナスの内部は涼しいためか、多くの人が休んでいた。



 2012年7月8日(日)。
 またしてもインドネシア出張だ。日曜日のフライトが満席だったので、前日の土曜日にジャカルタ入りした。あまりにも間隔が短かったためか、駐在員もさすがにアテンドしてくれなかった。
 この日は営業時間の8時に着くように、早起きしてホテルを出て、タクシーでモナスに向かった。日曜の朝8時前は、さすがに渋滞しなかった。

午前8時のモナス

 モナスの内部に入るチケット売り場は、販売開始前というのにすでに列が出来ていた。やむをえず列に並び、やはり30分くらいかけてモナス内に入るチケットを買った。中に入ってから、エレベーターに乗るチケットを買う。ここも30分ほどかかる。
 チケットを買ったら、エレベーターに乗る列に並ぶ。下の写真の通り、ここも長蛇の列だ。10人くらいしか乗れないエレベーターが1台で昇降するだけなのだから、並ぶのもやむを得ないというところか。モナスの幅を広げるわけにもいかないので、エレベーターを大きくすることもできない。行列の解消は難しそうだ。

エレベーター待ちの行列乗り場

 ここの待ち時間は長かった。日陰だからまだ助かった、というところか。ホテルから持ってきたミネラルウォーターを飲みながらひたすら待つ。持っていたインドネシア語会話集を読んで、時間を潰した。おかげでインドネシア語で1から10まで言えるようになった。
 下の写真を撮った時間を確認したところ、なんと11時30分。3時間30分も列に並んだことになる。モナスからはジャカルタ市街が一望できる。基本的に低い家が並んでおり、かつ緑が豊富なのが分かる。そして、高層ビルが遠くに並んでいる。
 世界で指折りの成長を遂げているインドネシアの首都、ジャカルタ。10年もしないうちに、大きく変貌を遂げるに違いない。

展望台眺望



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