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島根県




鳥取県 となんとなく似ている島根県ですが、交通の便が悪いという点と人口が他の県に比べて少ないという点で確かによく似ていると思います。まずは鳥取編の続きのような展開で始めようと思います。

ここは島根県第二の面積を誇る湖である宍道湖(しんじこ)。ちなみに第1位は中海です。
宍道湖は日本海から見ると三保湾→境水道→中海→大橋川を通じて至る汽水湖。これだけ内陸にあるというのに淡水湖ではなく汽水湖なのです。湖面の標高は0メートル、海とイコールということで汽水湖です。
しかしこの湖。冨栄養湖ということで透明度は1メートルしかありません。かなり汚い湖(汚いというかプランクトンが多い)となっており、海水浴等には向いてません。弓ヶ浜とは全然違います。


宍道湖の北側を走る国道431号線。県庁所在地である松江市を抜けるとしばらくは宍道湖と一畑電鉄に挟まれて走る感じになります。松江を過ぎるといきなり田舎風景に変わります。
松江市は、いくら島根県の県庁所在地と言っても現在の人口は19万5千人しかおりません。
これは私の住んでいる秦野市よりも少し多い程度である。ちなみに島根県は県庁所在地として人口は全都道府県中最下位なんだとか。
しかし、近いうちに松江氏は東出雲町を吸収合併するようで、そうなると最下位ではなくなってしまいます。

そんな島根ですが、上の写真にもある通りローカル線が県内にはいくつか走っております。乗り鉄や撮り鉄にはこうゆうローカル線は貴重な存在であり、都会よりも田舎のローカル線を好む傾向が高くなっている傾向にあります。漫画「鉄子の旅」の影響でしょうか?
そんなわけでついにこの島根のローカル線も日の目を見る時が来ました。
2010年5月に「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」という映画が公開され、その舞台である一畑電鉄(通称:バタ電)には連日多くのテツの方々が訪れています。

車の旅も電車の旅もそれぞれ違いはあれど、どこか遠いところへ行って非日常(当ホームページのコンセプト)を楽しむという行為は同じである。そこに至るまでの交通手段の違いというわけですが、旅をする者にとってそこに辿り着くまでの行程を楽しみにしている方も少なくないと思います。
私の場合では「以前と変わった点を探す」「普段ゆっくり楽しめないJ−POPをゆっくり聞く」「カーステレオから流れる歌を口ずさむ」「燃費の記録更新に挑む」「同乗者とのおしゃべり」などがそれにあたり、目的地へ行くことがすべてではありません。

少し話は逸れますが、将来中央新幹線(リニア新幹線)が2027年頃に完成すると思います。これは名古屋まで1時間くらいで着いてしまう画期的な乗り物らしいです。既に大阪まで延伸する計画も進行中のようなのでたぶん1時間半で大阪へ行ける時代も来ると思います。でも「その間」にある様々な魅力的なスポットや、苦労して辿り着いた時の達成感は味わえなくなります。
乗り鉄の人にとっては鉄道旅の楽しみ方として「車窓を楽しむ」「駅弁を楽しむ」「時刻表を熟読して接続等の妄想にふける」「お目当ての車両に乗る」「写真撮影をする」など鉄道ならではの楽しみ方があると思います。目的地に行くだけでもよいのなら早く着くに越したことはありません。でも急ぐばかりで大事なことを忘れてしまうのはなんか勿体ない気がします。
もちろん仕事、ビジネスでは関西圏にすぐに行けるので大助かりです(^^ゞ



こうゆう写真もまた一般道、それも県道や市道を通らないと撮れない1枚だと思います。なんだか最近は旅に出るとやたら写真を撮りまくります。写真が趣味だという意識はありませんがやはり無意識に「非日常」を撮ってしまうのかもしれません。でも右の写真のシャッター商店街は複雑な気分です・・・・よく見ると本当にこの商店街人気がありません。どうなってしまうんでしょう?
この左の写真も都会では見られない光景だと思います。用水路があるのに危険防止の為の柵やガードレールがありません。良く考えると今の都会は少し過保護なのかもしれませんね。

先ほどからなんだか島根のレポというよりも私の写真のレポになってしまってますがもう少しだけお付き合いください・・・( ^^) _旦~~



これらの夕陽の写真はかなり入ってます。
日本海沿いを通る際、チャンスがあれば必ず撮影スポットを探して夕陽を撮るようにしてます。ただ、なかなか天気に恵まれることがなく、地平線に雲があると綺麗な夕陽が撮れません。
でも発想の逆転とはよくいったものでこの写真は雲があるからこそ生きてくる写真だと思いませんか?
今後も日本海に来たら夕陽を撮り続けたいと思います。

上の夕陽の写真を取る為、このような不気味な小道を通ってきました。もはやここが島根のどこなんだかさっぱり忘れてしまいました、もう一度行けと言われてもたぶん分かりません。

そう言えば途中こんな光景に出合いました。餘部鉄橋じゃないですよ、でもなんとなく雰囲気は似てますね。
トレッスル橋じゃないのが残念!さっき場所が分からないと書きましたがおそらく、たぶん、きっと田の浦公園という場所なんだと思う。山陰本線の地図と前後の写真の関係性から探るとおそらく田の浦公園です。



ここからはカメラのスペックも上がり、綺麗な写真が多くなるかと思います。
ここより2010年の島根の写真になります、さっきまでのは3年前と5年前くらいの島根です。

ここは何となく国道のすぐ近くに駅が見えたから寄ってみたというだけの駅。駅舎も何だか妙に新しく、それでいて新しい割には昔風に作られている。周りの風景との調和を考えてのことでしょうか。

登りも下りもこの通り。電化されてないローカル線って何かいいですね。そして無人駅には必ずある「乗車駅証明書発行機」。まだ新しそうなのに使えなくなってました。これは日付も入ってるから記念になるんだけどな〜


そう言えばこの近くに石見銀山があるので近くまで来てみました。ここは数年前に日本で14番目の世界遺産として登録されたばかりの新しい観光地です。
戦国時代から既に銀の産出が始まっており、江戸時代初期にはピークを迎えます。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際の軍資金にもなったと言われ、この地は権力あるものが昔から司ってきた経緯があるようです。
文化遺産として知られ、日本で初めての産業遺産でもある石見銀山は、山を崩さず、森林も伐採せずに狭い坑道を蟻の巣のように掘って掘ってどんどん大きくなっていった。
この環境を配慮した産業活動が既に400年以上前から始まっていたということが、世界遺産に選定された決め手のようです。
ちなみに石見銀山はまともに見て回ろうとすると本当に一日かかります。エリアが一カ所だけでなくいろいろな所に散らばっており、車も奥までは入れないためかなり歩かされます。


さて、世界遺産の次は食文化のご紹介を。


最近はご当地グルメという言葉も広く一般化し、B級グルメ・C級グルメなどと呼ばれ人気を博している。
厚木のシロコロ、富士宮やきそば、佐世保バーガー、新潟のイタリアンなどいろいろなタイプの食品があるがどれもチャンスがあれば一度は食べてみたいものばかり。事実この写真を見て食欲が増進した。あぁ、何か食いたい。
味の方も値段相応のおいしさでした。島根県が自信を持ってお勧めする「三瓶バーガー」です「さんべばーがー」と読みます。



このあたりで三瓶山と言うと結構有名なようで、休日はご覧の通り広大な敷地で子供やペットを自由に遊ばせたりツーリングに来たりでなかなか人も多い。友人曰く以前は殆ど人気が無かったと言うが、三瓶バーガーで集客しているのか、そこそこ観光地としての威厳は保っているようだ。


続いては珍しい温泉に入ってきたのでご紹介。


温泉に関係ないかもしれないが上の写真をご覧いただきたい。
よく雑誌などで秘湯として紹介されるような温泉があると思うがここもそれにあたると思う。殆ど宣伝もしておらず、到達するのにかなり迷うかもしれない。

積極的に宣伝しないところを見るとあまりこうゆうページで紹介するとマズイのかもしれませんが、非常にインパクトのある温泉でしたので是非ご紹介したい。ですので詳しい場所は明かしませんが、とにかくこんな場所を通ってようやく辿り着く秘湯です。

第一村人発見!

放射能温泉という温泉をご存じだろうか?放射能と聞くとチェルノブイリや原爆など、物騒で恐ろしいイメージを持っているかもしれない。ここは日本で一番ラドンの含有率が高い温泉。温泉というか鉱泉です。
源泉槽には16度のラジウム湯が張ってあり、露天風になっている。たぶん夏場でも無い限りここに入るのは難しいと思います。


入口からしてなかなかインパクトがある。岩がオレンジ色になってしまっているが温泉の成分によるものなのか?
右の方の写真はガソリンを水にこぼした時のような模様に見えます。
いかにも何か効能がありそうな放射能温泉に期待が高まります。

ここはいつでも入れるわけではありません、先客がいた場合は出るのを待たなければならない。
浴槽は二つしかなく、家族風呂になったり男女別になったりと臨機応変にやってる感じです。
我々もしばしここで待つことになりました。まるで親戚の家に遊びに来たような懐かしい気分に浸れました。

左の写真が屋内の浴槽です。赤いバルブで湯音を調節できるようになっており、個人で調節できるタイプは珍しい。真ん中の写真が一応露天。しかしこれは鉱泉で炭酸泉、湯音16度という凄まじい風呂。
腰まで入ってみたが耐えきれずに断念。よく見るとゲジゲジが近くを這っており本気でビックリした。
露天の方の写真だが岩が変色してオレンジ色になっているのが分かると思う。ラドンの含有率の高さがそうさせているのだろうか?

ただ、紛れもなくこの温泉は優れた効能が認められており、湯治に励む方もいるという。多少アクセスは不便かもしれないがこの集落に滞在して1カ月も過ごしたらどんな病気でも治ってしまうんじゃないかと思うほど平和でのどかな集落だった。



ここは松江イングリッシュガーデンと言い、もともとは美術館だったところです。
普段なら美しい庭園見られるはずだがこの日はあいにくの台風。美しいであろう庭園もボロボロの状態だった。

凄まじい雨と風である。写真からその様子が伝わるだろうか。島根に滞在できるのはこの一日だけだったため雨だろうが観光を強行した。もともとはこの日は鳥取の大山に登山する予定だったのだがそれはさすがに強行しなかった、というか出来なかった。


この駅は「松江イングリッシュガーデン前駅」という長い名前だが、実はこの駅はかつて日本一長い駅名だった歴史がある。その駅名は
ルイス・C・ティファニー庭園美術館前
である。・を含めて24文字・・かな?
美術館がなくなり庭園に変わったことで駅名も変わりました。


この一畑電鉄は2010年夏に公開された映画「RAILWAYS」の舞台となった場所でもあります。
映画を見た方はご存知かもしれないが右の写真は主人公の実家がある駅として作品内に登場する。


途中、ワイン工場があるので寄ってみた。山梨でもワイン工場の見学をしたことがあるが、何だか車がたくさん停まっていたのでふらふらと引き寄せられるように駐車場へ。
工場見学を終えるとお約束のお土産コーナーが待ち受けていた。そこではワインの試飲が出来るコーナーがある。
←これはワインではなくぶどうジュースです(本当です)

私は運転手だから・・・というわけでもないが、もともとアルコールに弱いのでこうやってジュースやアイスを食べていたほうがいい。まるで子供のようです(^^ゞ


続いては「出雲大社編」です


実は私の住んでいる家の近くにも出雲大社はある。しかしウチの近くの出雲大社は支社なのでこちらが本家本元!

さすが本家。有名な「しめ縄」も近くで見ると大迫力です。
このしめ縄の部分に小銭を投げてお金が刺さって落ちてこなければ御利益がある。当然私もやってみたがこれがなかなか刺さらない。ジャンプして無理矢理刺してみたら既に刺さっている他の参拝者のお金がバラバラと落ちてきた。これはヤバい!と思ったけど後の祭り。大笑いしてごまかしながら風のようにその場を立ち去りました。
御利益どころかバチが当たりそうな行為でした。すいませんでした<(_ _)>

本殿は工事中でした。御仮殿がありましたが迫力はイマイチです。参拝後は並木道を通ってマイナスイオンに癒されながら大社駅へと向かう。

その前に少し腹ごしらえを・・・・

先日「秘密の県民SHOW」を見てたら東京一郎が島根に転勤するシーンがあり、そこで出てきたのが上の写真の割子そば。
これはワンコソバではなくワリコソバと読み、岩手県の食べまくる方のワンコソバとは違います。
3段に分かれてますがそれぞれに違う薬味が入っており、そばつゆは最初に食べるソバに全部かける。
1段目が食べ終わったら余ったそばつゆを2段目に入れてそのままいただく。3段目も同様で最終的には薄くなったそばつゆは飲んでしまうのが通の食べ方です。当然私もそれに倣いおいしく頂きました。
何気なく寄った店でしたがこの方たちもお召し上がりになられたようです。


大社駅に行く前にちょっと寄り道して一畑電鉄のほうの出雲大社前駅に寄ってみました。
ここは一畑電鉄(略してバタ電)の支線の終着駅となり、この駅の利用者は多くが観光客だと思われる。
駅舎はステンドグラスがあったりシャンデリア?なんかがあったりでオシャレな雰囲気でした。


さて、いよいよ目的地である大社駅に到着です。
ここは旧国鉄時代の駅で現在は廃駅となっております。
JR西日本大社線の廃線に伴って1990年に役目を終えました。

この駅の開業はなんと明治45年!写真に写っている駅舎は大正13年に建て替えられたものですがそれでも充分に古い。国から重要文化財に指定されており、廃業当時のまま改札や掲示物に至るまで全てそのまま保存されている。また近代化産業遺産としても認定を受けている。

↑こんな腕木式信号機なんて現在使われている駅はあるんでしょうか?

ここには現役当時のD51蒸気機関車も保存されており、自由に写真を撮ったり運転席に入ることもできる。

現在ではSLが走っている路線はごく一部しかない。
私の知る限りでは大井川鉄道と秩父鉄道くらいしかわからない。
映画「鉄道員 ぽっぽや」を見てから昔の鉄道マンのかっこよさを再確認しました。私も子供の頃の夢は「電車の運転手」だったのを覚えている(^_^;)


中はちょっとした博物館のようにもなっている。鉄道マニアにはたまらない空間だと思う。
真ん中の写真は改札の写真だが、自分が子供の頃は硬質切符に鋏を入れてもらって改札を通ったものである。
その後は鋏の代わりにスタンプみたいのに代わって中学生くらいの時から自動改札が普及し始めて現在に至る。
色んな事が電子化されてきて何だか味気なくなってきている。
右の写真の機会はタブレットの機械だがこれを知っている人はどのくらいいるだろう・・・・
タブレット閉塞に関して詳しく知りたい方は こちら を参照していただきたい、ウィキペディアです。


最後に私が「空中回廊」と名付けた道路を紹介して終わりたいと思う。

これは私の車のカーナビを撮影したものですが、島根県と鳥取県の県境あたりを撮ったものです。
左の写真がナビの示す自車の位置、右の写真が実際にこれから海を渡るところの写真。

次に下の写真を見ていただきたい。


これもまた自車の位置を表した写真ですが自車位置があり得ないことになっている。
そして右の写真は目の前に道路としてはあり得ないくらいの急坂があるのがわかる。
そしてその道路が空中で終わっているように見えませんか?         ↑↑↑
ナビがおかしい表示なのは単純にズレただけだと思うが、こうゆう特殊な線形の道路の前では空中を走っているような錯覚に陥る。
今後もこうゆう変な道路があったら走ってみたいと思う。
凄い狭い道、怖い道、超急勾配、超急カーブ、超傾斜路、廃道など見つけたら特攻します。



中海では上の写真のような沈没船?を発見した。これは朽ちてから随分経つように見えるが片づけたりしないんでしょうか。しかもこれだけじゃなく他にも何隻か幽霊船のようになってました。

そしてもう一つ怖かったのが、こちらの写真。
雨による増水によるものなのか、埋立地が地盤沈下して湖水が入ってきているのか分かりませんが湖の水面がこんなに近くに来てるとさすがに恐怖を覚えます。



話は変わりますが島根県は温泉の宝庫だと思う。
本格的かつ個性的な温泉が多く、老後は島根でゆっくりと暮らすのも悪くないかもしれない。

有福温泉



ここは雰囲気満点の有福温泉。その泉質はアルカリ性単純温泉となっており、温度は丁度いい。
アルカリ性の温泉はお湯がヌメヌメしており、湯船の中で指を擦ってみるとそれがよく分かる。まるで体を洗った泡がまだ残っているかのような錯覚に陥るほどのヌメヌメ感である。


夜間撮影のため写真が暗くなっており申し訳ない。閉店時間ぎりぎりになんとか到着したため温泉街を急ぎ気味に歩いて行く。


途中、神楽殿から威勢のいい太鼓の音が響いており、帰りに寄ってみるとそこでは温泉客に向けた大蛇の舞いが披露されていた。
本格的に見る為には有料だったため見物は見送ったが外から撮影したものが右の写真。この辺りは「おろち伝説」をモチーフにした神話が存在している。「おろち」とは八岐大蛇(ヤマタノオロチ)のことで日本版の竜のことである。


千原温泉

明治の初期に開業し、湯治専門のため長らく一般客を退けてきた秘湯中の秘湯。今回はその秘湯に朝一番で入湯すべく車を走らせた。


ただし、ここは辿りつくまでが結構大変かもしれない。
近づくにつれて道はどんどん狭くなり、最終的にはすれ違いの出来ない狭い狭い道を行くことになる(右の写真参照)
そうして辿り着いた先には秘境の秘湯と呼ぶに値する光景が広がっていた。


この温泉は泉質もかなり特徴的だ。
二酸化炭素等を含んだ炭酸水素塩泉という今までにない泉質であり、源泉かけ流しというか、湯船の底から直接沸いているという特殊なタイプの温泉なのである。炭酸泉なので入浴中も常に足元から気泡がポコポコと湧き出してくる。
源泉温度が34度しかなく、加温処理もしていないため、かなりぬるめの温度だ。効能を得るには最低でも1時間程度入浴する必要がある。

ちなみにこの千原温泉は先代までは湯治客用として一般人は断ってきたが、現代では一般にも開放し、そのかわり宿の営業は行わなくなっている。入湯前の厳しい説明を受けてちょっと緊張したが「本物」の温泉に入ることが出来、大変満足した一時であった。



島根県は観光客集客に力を注いでおり、「食」に関してもぬかりは無い。
なかでもハンバーガーに関しては「ほおばれ!島根」というキャッチフレーズで県内だけでも少なくとも3つ以上の地産地消バーガーを展開している。出来る限り島根のB級グルメをいただきながら先へ進む。


その中でも特においしかったのがこれ。島根和牛バーガーである。
これは出雲横田駅近くの喫茶店「ピコピコ」にて販売されており、雑誌にも載ったことのある有名店だ。
大きさ比較のためタバコの箱を隣においてみたが大きさが分かるだろうか?
注文を受けてから作るので10分くらい待ちます。


ちなみにこれが出雲横田駅である。このあたりの駅は「出雲大社」に因んで巨大なしめ縄がある駅も多い。
右の写真は懐かしの「腕木式信号」。当然現役ではないが国鉄色の残る印象深い駅だった。



おろちループ

この場所も行ってみたかったところの一つ。標高差を一気にループを用いて強引に埋める土木技術は、実は日本で意外と多く見ることが出来、近場では伊豆半島でも同じようなループがある。

1992年に140億円かけて完成したこのループ橋は規模としては日本一を誇ります。
ただ、実際に行ってみるとあまりループを走っているという実感はあまり沸かない。規模が大きすぎて普通の山道を走っているような気がしてしまうのが現実(-_-;)


そのおろちループまで鉄道で行く場合はこの駅を利用するとよい。駅からはこの看板の通り徒歩10分で行くことが出来る。
それにしても随分カラフルでメルヘンチックな駅ですね・・・




島根県編はいかがでしたでしょうか?
山陰地方は意外と温泉が多くてまだまだ楽しめそうな要素をたくさん残してます。山陰も山陽も今までは海沿いを見て回ることが多かったが、内陸部もなかなか捨てたもんじゃないと思いました。
また写真増えたらこのページも更新します。

鷹の爪団です。彼らは島根県の観光大使なんだとか・・・・


島根のお気に入りの一枚

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