このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Travel Maker     全国温泉周遊記

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熊本県阿蘇郡南小国町 黒川温泉 旅館こうの湯
公式ホームページ: http://www.kurokawaonsen.or.jp/oyado/syosai.php?intYKey=8


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施設データ
住所 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉6784
TEL:0967−48−8700
風呂:露天風呂男女各1 客室露天風呂9 宿泊者専用露天風呂1 客室内湯6
料金:500円  営業時間:8:30〜21:00 定休日:不定期 駐車場:20台

温泉データ
泉質:単純温泉(低張性・中性・高温泉)
泉温:49.7度 成分総計:0.2516g/kg 湯量(毎分):202リットル
性状:ヒスイ色・わずかに硫化水素臭 清掃周期:毎日  
源泉までの距離:敷地内 源泉所在:自家源泉 加温/加水なし/完全かけ流し

個人的評価(10点満点)
秘湯度:5 珍しさ:8 アクセス:4 サービス:8 満足度:8 総合:7

熊本県の黒川温泉といえば入湯手形制度をいち早く取り入れ、黒川温泉郷内で入り放題という制度を作った温泉地である。
温泉宿の垣根を越えて温泉地が一丸となって編み出した入り放題というスタイル。
このスタイルが確立するまでは週末も満室になるようなことはほとんど無い不人気な温泉地だった。
しかし1990年代ごろからじわじわとこの制度が温泉好きな九州人の心を捉え、一躍大人気の温泉地となった。

そんな過去があるとは帰って調べてみるまで知らなかった。
そして私も「無料温泉入浴手形」を使用して入るのだった。



温泉の中に水素イオン数(pH値)という項目があるが、これは7.0より低ければ酸性、高ければアルカリ性となる。
昔理科の授業でリトマス試験紙をつけて実験したのを覚えているだろうか?
しかし、このどちらでもない「中性」という状態が存在する。それはpH値が7.0ちょうどになるという珍しい状態。
どうやらこの温泉は世にも珍しい「中性」の温泉らしい。
ただ、上記の看板には中性と書いてあったが公式HPには弱アルカリ性という表記になっている。



脱衣所はイメージとちがってかなりしっかりとした佇まい。コインロッカー式の貴重品入れもある。
洗い場には珍しくシャンプー・リンス・ボディーソープが完備されているのが驚きだ。
また、この洗い場はすべてが木造で出来ているのも面白い。



脱衣所から少し降ると広めの露天風呂に着く。この露天風呂には打たせ湯と洞窟風呂があり、作りもバラエティーに富んでいるが一つ気に入らない点がある。足場が悪く、濁ったお湯の中でゴツゴツした凹凸のある岩の存在のおかげでなんども怪我をしそうになった。特に打たせ湯から風呂の中心部に歩いていくと急に深くなることがあり注意が必要。


「珍しさ」の項目で8点という高得点をつけた理由がこれ。立ち湯の存在である。
立ち湯自体はそれほど珍しくないかもしれないが深さが1m60cmというのは初めて。
一番深いところに立ってみたが口・鼻の部分までお湯が来てしまうので背伸びしないと厳しい。
私の身長は173センチだがそれでも上を向いて呼吸するような感じになってしまいます。
子供だけで入ると非常に危険なので、親が同伴しない場合子供だけでの入浴は絶対にやめたほうがいい。
ちなみに女湯は未確認でHPにも詳細は載っていなかった。女性の身長だと埋まってしまう人も多いと思う。

ちなみにここも私が行った時は貸切状態でした。
真ん中の写真と右の写真は「待合所」です。なかなか素朴な感じで心が癒される不思議な空間だった。


小国町では大きめの道の駅があり、車中泊にも困らない。
付帯設備もトイレもなんだか独特のデザインで、近くに寄った際は是非行ってみてほしい。



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