このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


Travel Maker     全国温泉周遊記

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岩手県利賀郡湯田町 川尻温泉 ほっとゆだ
公式ホームページ: http://www.echna.ne.jp/~yudasan/hot.htm


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施設データ
住所 岩手県利賀郡湯田町川尻ほっとゆだ駅 TEL:0197-82-2911
風呂:内湯男女各1 営業時間:7:00〜21:00 料金:300円 
定休日:第2水曜日(当日が祝祭日の場合は翌日) 駐車場:駅前無料?駐車場

温泉データ
泉質:
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩、塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温:58℃ 成分総計:-mg/kg 湯量(毎分):80リットル 性状:茶褐色・塩辛味 
pH:7.5(アルカリ性) 清掃周期:毎日 源泉までの距離:不明
源泉所在:自家源泉 加温なし 加水あり 循環式

個人的評価(10点満点)
秘湯度:2 珍しさ:9 アクセス:8 サービス:7 満足度:6 総合:7

ちなみにこの「ほっと湯田駅」はおそらく日本で一つだけの温泉と駅が一体化した駅。これは入らなければ!
平成元年にできた温泉なのでまだそれほど鄙びた雰囲気はないが、珍しさという観点から見ると満点をあげたくなる。
最近は駅に足湯がある駅は珍しくないが、本物の天然温泉がある駅というのはたぶんここだけなのでは?




泉質はナトリウム・カルシウム硫酸戦・塩化物泉です。舐めるとちょっとしょっぱい。
源泉温度が高いため加水による冷却があるので、残念ながら源泉かけ流しではない。
この辺では珍しくアルカリ性の温泉なので、久々にアルカリ温泉特有の肌に膜ができてツルツルになる感覚を楽しめた(でもあまりアルカリは強くない模様)


温泉には必ず温泉成分表を掲示するのが義務付けられているが、この時はその成分表を写真に収めていなかった。左の写真のものは公式なものではなく細かい成分までは分からない。私は温泉に来るとまず成分表を眺めるのが習慣になっている。

pH値(ペーハーチ)というのが酸性とアルカリ性を分ける基準となり、この値が7より低ければ酸性。7より高ければアルカリ性となる。
館内にはそれなりに人がいて撮影は不可能だった。その代わり足湯の写真を掲載する。


この温泉では、源泉を全て浴槽に流しているわけではなく、冬場は床暖房の熱源として使用されていたり、駅の雪を溶かすために使われたりしていて厳しい東北の冬事情が伺える。

もう一つ珍しいのが浴室にある鉄道用の信号機。
これはただの飾りではなく、温泉に入っている方に次の列車があとどのくらいで来るかを知らせるためのもので現役で動いている、鉄道マニアには堪らない粋なサービス( ´▽`)
ちなみに青だと45分前、黄色は30分前、赤は15分前となります。北上線は1時間に1本程度しかなく、1本逃してしまうと致命的となる。私にはこの感覚はわからないが、電車を1時間も待つというのは地元の人でもゲンナリすることだろう。



駅のすぐそばにはこのような足湯もあり、鉄道での旅人や地元の人の癒しの空間となっていた。今は結構いろんな駅で足湯を楽しめるようになった(特に長野県に多い)


「ほっと湯田駅」の目の前は駐車場っぽくなっており無料で誰でも停められる。
私もここに駅の目の前に止めて温泉に入ってきました。都会では考えられません( ^∀^)


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