このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


Travel Maker     全国温泉周遊記

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富山県砺波市庄川町 湯谷温泉
公式ホームページ:なし


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施設データ
住所:富山県砺波市庄川町湯谷235  TEL:0763-82-0646
風呂:内湯男女各1  料金:500円 定休日:木曜日
営業時間:9:00〜16:00 駐車場:10台程度(無料)

温泉データ
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 源泉温度:39.5℃ 成分総計:1.551g/kg
湯量:-L/分(常に変化するらしい) pH:ー 清掃周期:不定期 
源泉までの距離:不明  源泉所在:自家源泉
性状:ほとんど無色透明 加温:なし  加水:なし 源泉かけ流し  

個人的評価(10点満点)
秘湯度:7 珍しさ:8 アクセス:4 サービス:2 満足度:8 総合:6

この温泉はマイナーな温泉ながらかなりの個性がある。
ネットで検索してみると温泉好きの方々がすでにレポートしているので知る人ぞ知る温泉といったところだろうか。
なお、真ん中の写真のダムは小牧ダムと言い、昭和5年に完成した重力式コンクリートダムで当時は東洋一の高さを誇っていた。



駐車場から急な坂を下っていくと突き当りに民家のような建物があるが、じつはこれが湯谷温泉である。
何の看板もないので少し不安になるが入ってみるとわかる。
坂の途中に湯谷亭という宿泊施設もあるがこれは別物。



何度か声をかけてみたが誰もいない様子。
目の前には中央の写真のようにお金を入れる籠があった。
都会では考えられないノーセキュリティー状態で現金が置いてある。
こんな雰囲気だと逆にズルをしようなんて人はいないのかもしれない。



成分分析表は近くの壁に貼ってあったがあまり詳しい情報は載っていなかった。残念。


玄関から浴場までは廊下をだいぶ歩く必要がある。
途中、炊事場や湯治客用の小部屋がいくつか見ることができた。
今はほとんど使われていないようだが昔はだいぶ賑わったらしい。



建物の端まで行くと庄川の河原に下りていく階段がある。ここからしばらく下りで、本当に河原と同じ高さまで下りていく。


途中ブルーシートで覆われている部分があるが、これは台風で破壊されてしまった部分を覆っていると後で分かった。


さて、この温泉の評価で私は珍しさを「8点」とさせていただいた。


その「8点たる所以」は浴槽の特殊さにあるが、これからそれを見ていただこうと思う。



ブルーシートを抜けると塗装の禿げた壁が現れた。左右対称の造りとなっており、脱衣所はこのように蛇腹のカーテンを開けるだけのシンプルなタイプ。


そしてこれが浴槽。浴槽という表現は間違っているかもしれない。石室?石棺?
とても不気味な雰囲気だったが、その反面ドキドキワクワク感が止まらない。
左の写真に壁をくりぬいた部分にシャンプーが置いてあったが、これは何のためにあるんだろうかと思った。
右の写真を見てほしい。洗い場部分が水没していて、脱衣所から階段で降りていくとそのまま水没した状態の洗い場に着く。
そもそもシャワーやカラン・洗面器などは用意されておらず、体を流すこともできない。
ここに来た人は服を脱いだらもうあとはお湯に浸かること以外を許されない。



なんだこれは(笑)
そう、これがこの湯谷温泉の最大の特徴である「バズーカ」である。
凄まじい湯量が男湯と女湯に注がれているが、男湯のほうを塞いでみると女湯のほうの湯量が倍増した。すごい音だ。
男湯と女湯の間は右の写真のように壁に穴が開いていてつながっている。
女湯に人がいないのを確認し、女湯側の穴を塞いでみるとすべてのお湯が男湯に注がれてすごい勢いになった。
しばらく子供のように遊んでました(^^)v



バズーカ温泉(湯谷温泉)お湯の噴射動画


あまりにも珍しいので動画を公開することにしました。
この噴射筒はシーソーのようになっており、男湯のほうを湯に沈めると女湯ではお湯が宙に弧を描くことになる。
お湯の勢いが強すぎるので、はっきり言ってジャバジャバとうるさいくらいである。
うるさいからと噴射口を下に沈めると今度は女湯がうるさくなる。



半分洞窟状になっており、これ音響環境がまた音がうるさくなる要因でもある。


天窓からは光が差し込んでおり、光の線が印象深かった。
浴槽は結構深いが、これがまたいい。ぬるいお湯なので長時間入ることもできます。



先ほど脱衣所から階段を下りていくと水没した洗い場があると言ったが、もっともっと水没することもあるらしい。
これは後で知ったことだが、湯谷温泉から200メートル上流にある小牧ダムが放流した際には

この湯谷温泉は水没することがあります。


もともと水没していたが、ダムの放流時にさらに階段のほうまで水没するという情報を知って、ますますワクワクしてしまった。


このあたりはいろいろと見どころが多い。
都道府県別レポートの富山県編にいろいろと記事を追加していきますのでそちらも合わせてご覧ください、是非!



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