このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Travel Maker     全国温泉周遊記

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神奈川県秦野市 鶴巻温泉 弘法の里湯

公式ホームページ: http://www.city.hadano.kanagawa.jp/kanko/kobo.html

施設データ
住所:神奈川県秦野市鶴巻北3-1-2 TEL:0463-69-2641
風呂:内湯男女各1 露天風呂男女各1 サウナ 
料金:日帰り料金:1000円(土日料金) 定休日:基本的に月曜日 
営業(入浴)時間:10:00〜21:00 駐車場:約40台(有料:1時間150円)

温泉データ
カルシウム・ナトリウム塩化物温泉 源泉温度:38.8度 成分総計:12.08g/kg
湯量:350L/分 pH:8.7 清掃周期:毎日 源泉までの距離:約100メートル
源泉所在:鶴巻温泉駅北口広場の交番前 性状:無色透明強塩味
加温:あり(昇温用として) 加水:なし 循環式:衛生配慮の為

個人的評価(10点満点)
秘湯度:2 珍しさ:5 アクセス:8 サービス:7 満足度:4 総合:5

全国的に見る知名度の低さとは裏腹にカルシウムイオンの含有量が世界一で、牛乳に含まれるカルシウムとほぼ同程度の1960mg/kgを誇る。
カルシウム量が多いと湯あたりしやすいこともあり、館内には長時間の入浴を注意する説明書きが印象的だった。
濃厚なカルシウムの含有量を誇るが性状はいたって無色透明であり、そのお湯の透明度は名水百選である秦野市の清水を彷彿とさせる。



私の家からほど近い位置にありながら、これまで一度も訪れたことがなかった鶴巻温泉。
2014年11月、ようやく日帰りで鶴巻温泉に入ることになりましたが、その一番の理由としては今まで気軽に入れる立ち寄り湯的な施設がなかったことに起因する。
大和旅館や陣屋などの著名な温泉宿はあるものの、とても庶民には手が出せない価格設定と敷居の高さからどうしても私のような小市民には高嶺の花とい印象が拭えなかった。


それでも日帰り温泉で1000円+駐車場代というのは高額な設定だと思う。
尤もこの温泉の利用者の多くは丹沢登山客の占める割合が多く、中高年層が多いのでこの強気な料金設定で良いのかもしれない。少なくとも地元の人が頻繁に利用するのはちょっと難しいかと思うが、一応秦野市民や東海大の学生は200円引きという特別値引きが設定されている。



左の写真を見ていただきたいが、今回紹介している弘法の里湯では露天風呂と内湯でそれぞれ別の源泉からお湯を引いている。
同一施設内で源泉が違うというのはちょっと珍しいが、数年前に鶴巻温泉駅の北口に新しい源泉が噴出し、その際に1000メートル掘ったところで湧き出たところから「つるまき千の湯」という名が名付けられたという。また、鶴巻の「鶴」にあやかり「鶴は千年」というジョークから取った名だとも言われている。

今回の温泉レポートでは新しく湧き出たほうの源泉を紹介しているので、詳しくは公式HPや下記の成分分析表を参照されたい。



↓こちらが新しい源泉の成分分析表



↓そしてこちらは旧源泉の成分分析表。


カルシウムイオンの含有量がナトリウムイオンを上回るのを私は見たことがない。
それにしても旧源泉と新しく湧き出た源泉を比較するとpHもだいぶ違うしカルシウムイオンの含有量が倍以上に増えている。
鶴巻温泉はもともと明治中期に井戸水として掘られたものが、塩辛く、引用に向かないことから温泉として利用されてきた経緯があるが、源泉は時とともに成分が徐々に枯渇していくのでしょうか。
秦野市民としては、いつまでもカルシウムイオンの含有量は世界一であってほしいと願いたい。


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