このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
リオハ地方の概説 | |||
[地名由来] この地方を流れるエブロ川支流のオハ川に由来。リオハは分解すると"rio" (リオ=川)と "oja"(オハ=固有名詞)で、リオ・オハの省略語です。 [面積] 5034k㎡(スペイン全土の約1%) [人口] 約26万(スペイン全土の0.7%) [地理・気候] スペイン北部を西から東に貫流するのが長大なエブロ川、この川の上流域に位置するリオハ地方です。南部はデマンダ山脈(イベリア山系)でメセタ高原と境界を接し、美しい山岳風景を成します。北部はエブロ川がナバーラ地方と接し、世界的に評価の高いリオハワインの畑地帯にあたります。気候は地中海の乾燥した空気と大西洋の湿潤気団が交差し、狭いリオハ地方の中でも西部の高リオハ地方は比較的湿潤で、東部の低リオハ地方は乾燥しています。ブドウ栽培が特に盛んなのは北部高リオハ地方で、小麦畑とともになだらかでやさしい景観を作りだしています。低リオハ地方は乾燥し粗放農業で果物、野菜が栽培されています。 [歴史・文化] サンティアゴ巡礼路にあたり、中世から栄えた巡礼宿場町が散在しています。近代初頭、フランス人によるブドウ栽培技術が移入されワイン製造で繁栄する町が増加してきました。 [観光のポイント] 世界中に輸出される特産のリオハワインは高品質、低価格で知られ、ブドウ畑、醸造所の中心はHARO(アーロ)の町。旧市街地では昔ながらのメソン(一杯飲み屋)でワインが楽しめ、周辺にはワイン街道と称する観光コースもあり魅力的なぶどう畑の光景が楽しめます。 もうひとつの大きな魅力はサンティアゴ巡礼路、州都のログローニョ、慈善病院改築の豪華パラドールのあるサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ、世界遺産登録の修道院で知られるサン・ミリャン・デ・コゴーリャなど、かつての巡礼宿場町や巡礼教会などの歴史・文化遺が豊富。美しくなだらかな自然を有するリオハ地方です。 | |||
リオハ地方の古都と小さな町をご紹介下図をクリック、リオハ地方それぞれの古都や小さな街へアクセス出来ます。 | |||
リオハ地方 ☆ ログローニョ リオハ州都 ナヘラ サンティアゴ巡礼宿場町 ☆ サン・ミリャン・デ・コゴーリャ デマンダ山麓の美しい修道院 カラオラ 低リオハ地方の中心都市 ☆ アーロ リオハ・ワイン醸造の中心 | |||
シニアが味わうスペイン旅行 |
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