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走破記
一夜明け …あれ寝坊?服を着て、急いでバス乗り場へ向かい、なんとか間に合う。なにせここは一日3往復、乗り遅れると大変なことになるところであった。路線バスは85分の道のり、さすがに北海道は広い旭川市街を抜けるのに30分もかかるし。
バスは山麓駅に到着。標高1000メートルの山麓駅は半袖では肌寒い感じ。山頂駅は気温8度と掲示されている。一瞬お土産用の長袖のジャンパーが欲しくなるが、筆者の経験から考えるに山頂駅でも売っているに違いないので、とりあえずロープウェイに乗り込みましょう。
ロープウェイは平成13年にリニューアルされたスイスガラベンダ社製の101人乗り。真っ赤な搬器はとても眺めがよく、車内にはテレビがついており観光ガイドが流れるようになっている。搬器は霧の中を突き進み、森林限界を超えて草木の生えない山頂駅に到着。
山頂駅に着くと簡単なレクチャーがあって初めて外に出られる、レクチャーは主に現在の天候や旬の高山植物と簡単な道案内である。山頂付近はにわか登山者が楽しめるよう一周1時間の遊歩道となっており咲き乱れる高山植物を見ることが出来ます。それにしてもこの盛夏で、この気温だと季節が下るとどうなってしまうのかと考えると恐ろしい気がします。
さて、今日はこの旭岳ロープウェイから大雪山を挟んでの反対側に位置する 層雲峡温泉 に宿泊の予定。山頂駅から大雪山を縦走していくと一生着きそうにないので、路線バスを旭川で乗り継いで向かうことにする。
’05年12月に再訪しました。詳細は こちら 。
旭川電気軌道の路線バスです。夏期は往路のバス運賃は自己負担ですが,終点では運賃が割引されており、終点が近づくと急に全面の運賃表が1380円程度から1000円に表示が変わります。
かつては夏期も往復東川町観光協会の負担で無料でした。夏期は利用客が増えたのでそこまでする必要がなくなったのかもしれませんね。
そして山頂駅に到着です。到着後簡単なリクリエーションがあり、山頂公園の観光案内(順路)の説明と環境保護等の注意が与えられます。山頂公園は登山道に繋がっており分かれ道が沢山有るので,迷子にならない為にも聞いておいた方がいいでしょう。
(’03年08月13日取材)
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