このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

つなわたり/ロープウェイに乗ろう

淡路ファームパークイングランドの丘 IMTS(650m)

  • 公共交通の自動運転システム(IMTS)(磁気誘導式鉄道の一種)
  • 開業:’01年04月14日
○公式ホームページ
淡路ファームパークイングランドの丘:http://www.englandhill.jp/
○アクセス
舞子駅(高速舞子バス停)より洲本バスセンター行きバスに乗車し所要55分。
洲本バスセンターから淡路ファームパーク経由福良行き淡路交通バスに乗車し淡路ファームパーク下車、所要30分。
(’11年08年27日追記)
当IMTSは’08年01月31日を以て廃止になっています。代替としては普通のバスになったとか。
公式HPアドレスを修正しました。

走破記

鳴門 から数少ない路線バスを奇跡的に乗り継いでなんとか到着する。時間は既に15時を大幅に回っている。ここにはIMTSと呼ばれる ITS のマストランジットバージョンの自動運転のバスが走っている。こちらも先程の 高速鳴門バス停のすろっぴー と同じくホームドアがあって、きちっと車両がその場所に停車して、ドアの開閉が行われる。路線は650mあり時間にして約2、3分の距離だが、乗り物としてのインパクトはある。

運転されていた車両は全部で4両で、2両ユニットの続行運転の形式をとっていた。IMTSは通常のバス車両の自動運転システムであるので、当然の事ながら運転席がある。運転手が乗車していない無人の運転席で、ハンドルが切られている様はちょっとしたホラーです?。それに続行運転の1両目の運転席に乗車しているコアラのぬいぐるみが笑いをさそっています。

あまりに普通のバス(写真を見てもこの面白さは解らないかもしれません)なのでひょっとしたら自動運転と知らずに乗車している人もいるのかな?と思いました。というのも、筆者が運転席に座っているコアラのぬいぐるみを撮影しようとカメラを向けたところ、乗客の方が何を撮っているのか?不思議そうに運転席を覗き、一瞬ギョっとする姿がみられました。そりゃ知らなきゃ驚くはな。

今回の四国紀行(奇行?)はこれでおしまい。一般道を走る淡路交通バスでのんびりと岩屋経由で帰阪することにします。

(メモ)

淡路ファームパークイングランドの丘は三原郡三原町が整備したイングランドエリア(三原町農村型体験交流施設)と兵庫県が再整備したオーストラリアエリア(淡路ファームパーク)を一体化させ県立淡路農業技術センターと連携しながら開設された、農業や農村文化、ふるさとを意識した体験・交流・学習拠点施設です。そういった事情から敷地は2箇所にわかれており、テーマパークとして開園するにはこの間を結ぶ交通機関が必要となったのです。そこで白羽の矢が立ったのがこのIMTSという訳です。

(メモ2)

かねやすさんの情報によれば、筆者が行った時とは違い、ハンドルは外されていたとか。

(余談)

鳴門観光情報センター で無くした財布ですが、すぐにホテルに戻るとフロントで保管されていました。なんでもホテルのロビーに落ちていたとか。本当に冷や汗ものでした。朝から日本酒なんか飲むからですよ>自分

淡路ファームパークイングランドの丘・IMTS(グリーン昼駅) 淡路交通のバスを降りるとすぐ目の前にこの乗り場があります。正確にはオーストラリアエリアにあるグリーンヒル駅です。2台の続行運転で楽しそうに走っています。早速乗ってみましょう。

淡路ファームパークイングランドの丘・IMTS(車両) 車両はこんな感じでバスそのものです。車両前面の出張った部分にIMTS自動運転のセンサーが収納されています。それから写真ではわかりませんが。万が一の時のため?車両四隅には 名古屋ガイドウェイバス に見られるような誘導輪が水平に取り付けられていますが、普段の運転では使用していないようです。

淡路ファームパークイングランドの丘・IMTS(路線) 沿線風景です。この柵の外側は両側ともに園外です。のどかな田園風景が広がっています。難を言えば風を避けるものがないので強風が吹いて寒いことですね。

淡路ファームパークイングランドの丘・IMTS(イングランド駅) 「イングランドエリア(イングランド駅)に着きました。わずか5分でオーストラリアからイングランドに来てしまいました。やーあIMTSって本当にいいものですねぇ。さいならさいならさいなら。

淡路ファームパークイングランドの丘・ロードトレイン(ユメハッチ号) イングランドエリアで忘れてはならないのが、これ「淡路花博ジャパンフローラ2000」からやって来たユメハッチ号です。このかわいらしいロードトレインは池の周りをのんびりと一周します。そののどかな農園風景は心が休まります。

それはそうと、このイングランドエリアにある温室で、筆者は最近の温室農業はこんな植物の植え方をするのかぁと妙に関心させられました。だって棚の上に鉢植えみたいになっているんだもん。

(’02年11月04日取材)

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