このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
一茶の句碑
本宿コミュニティーホール
笹鳴も手持ぶさたの垣根哉
香取市佐原の千葉地方裁判所佐原の東に本宿コミュニティーホールがある。
本宿コミュニティーホールに小林一茶の句碑があった。
笹鳴も手持ぶさたの垣根哉
笹鳴は冬にウグイスが舌鼓を打つようにチチと鳴くこと。冬の季語。
一茶の自筆稿本『七番日記』を拡大たもの。
平成2年(1990年)11月3日、建立。
文化7年(1810年)10月15日、一茶は
佐原
を訪れ、
今泉恒丸
の墓参りをする。
主植おかれたる木々の、折しり皃に紅葉して、鶯のちゝと飛まはるに、女主の云く、「あれなるは、仏が深くめでられし鳥のことしも来ぬ。」と、たゞよゝよゝと鳴。ことはり也けり。
笹鳴も手持ぶさたの垣根哉
時雨[る]や主が居たら初時雨
もと女
『七番日記』(文化7年10月)
もと女は恒丸の妻もと。俳号素月。
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