このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

一茶の句碑

徳満寺


段々に朧よ月よ籠り堂

琴平神社 から徳満寺へ。


徳満寺本堂


徳満寺は 真言宗豊山派 のお寺である。

徳満寺の本堂廊下には「間引き絵馬」があるそうだ。

 柳田國男 は13才のとき「間引き絵馬」を見て「その意味を私は子供心に理解し、寒い様な気持になつた」とのちにのべています。「このようにする外ない飢饉の悲惨さを絶滅しなければならない」という思いが彼に農政学の道を選ばせたのです。

利根町教育委員会

徳満寺本堂は11月下旬の1週間だけ御開帳される。

徳満寺にも小林一茶の句碑があった。


段々に朧よ月よ籠り堂

文化3年(1806年)1月23日、一茶が徳満寺を参詣して詠んだ句。

   廿三日 晴 徳満寺地蔵参詣

段々に朧よ月よこもり堂

『文化句帖』(文化3年1月)

 文化14年(1817年)3月22日、一茶は馬橋から布川へ。26日、徳満寺で夕食に饂飩を食べたようだ。

   [廿]二 晴 布川ニ入

   [廿]六 晴 月船ト野廻リ 徳満寺夕饂飩

『七番日記』(文化14年3月)

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