このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
一茶ゆかりの地
〜熊谷寺〜
熊谷の国道17号
鎌倉町交差点
の北に熊谷寺という寺がある。
蓮生山熊谷寺
浄土宗
の寺である。
貞亨3年(1686年)4月12日、
大淀三千風
は蓮生山熊谷寺に参り、江戸に着く。
○かくて松枝板橋高崎を過、熊谷に一宿して蓮生法師の寺にまいり、鴻巣大宮うち過て、余
(うづき)
十二日、江戸本町富山氏に着ぬ。
『日本行脚文集』(巻之六)
寛政3年(1791年)4月11日、小林一茶は郷里の柏原に帰る途中で
熊谷
(くまがい)
宿
に泊まる。翌12日、熊谷寺参詣。
熊谷本町三浦玄正にやどる。
十二日 蓮生寺に参。是は次郎直実発心して造りし寺とかや。蓮生・敦盛並て墓の立るも又哀也。
陽炎やむつましげなるつかと塚
『寛政三年紀行』
永治元年(1141年)、熊谷次郎直実は熊谷で生まれる。寿永3年(1184年)2月、一ノ谷の戦いで平敦盛を討ち取った。後、出家して法然の弟子となる。法名は法力房蓮生。承元2年10月25日、往生。
熊谷駅東口に熊谷次郎直実の像がある。
熊谷寺に蓮生の墓と敦盛の供養塔があるそうだ。
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