このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

石川啄木ゆかりの地


函館市文学館〜石川啄木の像〜

函館の末広町に 函館市文学館 (HP)がある。


 石川啄木を始め函館ゆかりの作家たちの自筆資料や作品、遺愛の品々が展示されている。

石川啄木の像


啄木小公園 の石川啄木像の石膏原型だそうだ。

宮崎郁雨の肖像画


 明治41年(1908年)4月24日、石川啄木は宮崎郁雨に家族を託し「三河丸」で上京。

 舷窓よりなつかしき函館の燈火を眺めて、涙おのずから下る。

 老母と妻と子は函館に残った! 友の厚き情は謝する辞もない。自分が新たに築くべき創作的活動には希望がある。否、これ以外に自分の前途何事もない! そしてただ涙が下る。ただただ涙が下る。ああ、所詮自分石川啄木は、いかにこの世に処すべきかを知らぬのだ。

 犬コロの如く丸くなって三等室に寝た!

『啄木日記』

石川啄木一族の墓 の隣に宮崎郁雨の歌碑がある。

 昭和6年(1931年)5月22日、 与謝野晶子 は函館に来て啄木の草稿を見ている。

なつかしき函館に來て手に撫づる亡き啄木の草稿の塵

啄木の草稿岡田先生のかほもわすれじはこだてのこと

「北海遊草」

称名寺高龍寺 に芭蕉の句碑があると聞いて、行ってみた。

石川啄木ゆかりの地 に戻る


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください