このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


三井寺の門たゝかばやけふの月

出典は 『雑談集』

   於大津 義仲菴

三井寺の門たゝかばやけふの月
   翁

 其夜を思ひ合侍るにも、名月に対して、月をみるおもひ出もなく、我々の口質(グセ)に切字を入て、参会を紛らかし侍るも本意なし」。

元禄4年(1691年)8月15日、義仲寺 の月見の句会で詠まれた句。

唐の詩人賈島の「鳥 宿 池 辺 樹   僧 敲 月 下 門」がある。

岐阜県中津川市の 旭ヶ岡公園

滋賀県大津市の 三井寺円満院 に句碑がある。

三井寺の句碑


  『諸国翁墳記』 に「月 塚 尾州名古屋 大須 在 六々庵巴静建 三井寺の門たたかはやけふの月 芭蕉」とあるが、この句碑は不明。

芭蕉の句 に戻る


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください