このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
古池や蛙とひこむ水の音
台東区今戸2丁目に熱田神社がある。
熱田神社
祭神は日本武命
(やまとたけるのみこと)
、橘姫命
(たちばなひめのみこと)
。
元亀2年(1571年)6月創建という。
社殿の右手に小さな池がある。
池のほとりに芭蕉の句碑があった。
古池や蛙とひこむ水の音
出典は仙化編『蛙合』。
貞亨3年(1686年)春、
深川芭蕉庵
で詠まれた句。芭蕉42歳の時である。
弘化3年(1846年)3月、句碑建立。
碑の裏に「
弘く化したる三つの彌生
」と書いてあるようだ。
文化5年(1808年)6月14日、
一茶
は熱田神社の祭に出かけ、
巣兆
宅で昼食。流山に行く。
十四日、晴 熱田明神の祭有、千住秋香庵中飯。小菅村水戸橋ふしん、舟渡し。新宿より高須村といふ所に堤有、去卯六月三日洪水に破れて、新堤によし簀引はりて餅など売有。足を休。
『文化五年六月句日記』
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