このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


名月や池をめくりて夜もすから

みどり市笠懸町阿左美に阿左美沼がある。


阿左美沼


赤城山が見える。

阿左美沼の公園に芭蕉の句碑があった。


名月や池をめくりて夜もすから

出典は 『あつめ句』 (貞享4年編)。

貞亨3年(1686年)8月15日、 芭蕉庵 で月見の宴を催した折の句。

芭蕉43歳の時である。

『はせをつか』 (楓幻亜編)に収録されている。

須藤梅香、建立。

梅香は阿左美村の俳人、名は市郎右衛門。

山松の中にさくらの月夜哉
   梅香

養父は須藤夏扇と号した俳人である。名は栄蔵。

天保3年(1832年)6月13日、33歳で没。

   辞世

涼しさや六つのちまたの別れ道
   夏扇

芭蕉の句碑 に戻る。


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください