このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
松杉をほめてや風の薫音
気仙沼市赤岩泥ノ木に足立神社がある。
足立神社の入口右手に芭蕉の句碑があった。
松杉をほめてや風の薫音
出典は
『笈日記』
(京 都
附嵯峨
)。
『蕉翁句集』
は「元禄七戌ノとし」とする。
「小倉山常寂寺ニて」と前書きがある。
元禄7年(1694年)夏、京都嵯峨の
落柿舎
滞在中の作とされる。
赤岩村の肝入勝五郎建立。
勝五郎は松崎平屋敷の二代目、松崎の人でありながら文久2年(1862年)から明治2年(1869年)まで赤岩村の肝入を務めた。
風流人で「農家に生まれながら、死ぬまで一度もクワを握ったことがなかった」とされる。
明治36年(1903年)、82歳で没。
足立神社
境内の石碑が幾つか倒壊していた。
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