このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
鉢たゝき聞にとて、翁のやどり申されしに、はちたゝきまい(ゐ)らざりければ |
箒こせまねてもみせん鉢扣
| 去来 | |||||||||||||||
明けてまい(ゐ)りたれば | ||||||||||||||||
長嘯の墓もめぐるかはち敲
| 翁 |
「芽立より二葉にしげる柿の実(さね)」と申侍りし | |
はいつの年にや有けむ。彼落柿舎もうちこぼ | |
すよし、発句に聞えたり。 | |
やがて散る柿の紅葉も寐間の跡 |
去来
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落柿舎普請の比 | |
屋根崩す鎌のしり手や柿紅葉 | 可南女 |
落柿舎
にて | |
茄子植る人に尋てさかの菴 | 士朗 |
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