このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


旅人と我名よはれんはつ時雨

東漸寺 から国道139号沿いの裏道を行くと、都留市中央に円通院があった。


覚雄殿


円通院の山門である。

覚雄殿の右に芭蕉堂があった。


芭蕉堂の中に小さな芭蕉の句碑があった。


旅人と我名よはれんはつ時雨

出典は 『笈の小文』

貞亨4年(1687年)10月11日、其角亭餞別会の句。

寛政12年(1800年)10月12日、嵐雪四世二代六花庵建立と推定される。

都留市では最も古い芭蕉の句碑である。

ちなみに2番目に古い芭蕉の句碑は 宝鏡寺 にある。

 嵐雪三世は 大島蓼太

 二代六花庵は 官鼠 。本名、大村定八。江戸の人。伊豆に住む。乙児門。乙児は駿河国(静岡県)に「六花庵」を建てる。官鼠は「六花庵」を受け継いだのであろう。享和3年(1803年)6月1日、71歳で没。

円通院鐘楼


大慈山円通院


曹洞宗 の寺である。

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