このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


ものいへは唇寒し秋の風

霧島市国分中央に法隆寺という寺がある。


鶴林山正覚院法隆寺


浄土宗 の寺である。

法隆寺縁起

 当山 鶴林山正覚院法隆寺は廃仏後明治35年に正覚寺の檀信徒を中心に開基、開山譲誉達隆上人により仏法興隆を願い建立さる。

 前身の浄土宗成等山正覚寺は江戸時代初期に本町唐人町地域の寺として島津氏によって建立され、檀信徒は、たばこ販売事業は俳句会等を通して全国的に活躍した。昭和38年の道路拡張により歴代僧墓、お地蔵様、林家始祖裏灯籠等、納骨堂鐘楼堂建立時の庭園造園に移転一部は裏庭に配置された。境内庭園には、芭蕉の百年忌俳句碑芭蕉塚、正覚寺想檀中三重石塔等法隆寺の文化財として保存され、江戸時代の歴史を今に伝えている。現在の本堂、浄霊殿、書院等は、当寺開山百周年記念事業により平成12年8月に改築完成し、10月に稚児行列や落慶法要が勤修された。

   平成14年8月10日 記

浄土宗鶴林山正覚院法隆寺山主
当山六世大蓮社正誉覚阿憲光代

芭蕉塚


勿言人之短 勿説己長

ものいへは唇寒し秋の風

出典は 『芭蕉庵小文庫』 (史邦編)。

貞亨元年から元禄年間の句。

『蕉翁句集』 (土芳編)は「元禄四未ノとし」とする。

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