このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


古池や蛙飛こむ水の音

高山村の国道145号沿いに「石古根」バス停がある。


「石古根」バス停に芭蕉の句碑があった。


古池や蛙飛こむ水の音

出典は『蛙合』(仙化編)。

貞亨3年(1686年)春、 深川芭蕉庵 で詠まれた句。

 吾妻郡高山村尻高字石古根の県道端に昔料亭だったという深代たねさん方の泉水は、建物半分位ある大岩の下からふんだんにわき出る清水が岩をめぐり樹木を浮べ、コイはおよいでもカワズのための古池ではない。でも危いハシゴをよじ登って大岩の上に出ると文政十年に建てたいかつい石塔型の古池塚、川田の鼎齋でも書いたのか文字が堅すぎる。尻高は古来俳人の多い処で岩上に地元人らしい句碑もある。貞亨三年「春の日」の句。

『上毛芭蕉塚』(本多夏彦著)

『はせをつか』 (楓幻亜編)に収録されている。

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