このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
雲雀よりうへ耳休ふ登うげ可那
JR予讃線松山駅から特急しおかぜ10号で新居浜駅へ。
アンパンマン列車である。
新居浜市船木の国道11号(讃岐街道)に「坂の下」バス停がある。
「かしわ峠」であるが、現在では峠と思えない。
「かしわ峠」に芭蕉の句碑があった。
雲雀よりうへ耳休ふ登うげ可那
出典は
『阿羅野』
(荷兮編)。
貞亨5年(1688年)、
『笈の小文』
の旅で詠まれた句。
『笈の小文』には「
空にやすらふ
」とあり、「
臍峠
(ほそたうげ)
多武峰ヨリ龍門へ越道也。
」と前書きがある。
文久2年(1862年)、建立。
碑陰に「文久二年壬戌如月 願主鈴木淇竹 同對竹 矢野白鯉 同乙橘」とある。
矢野白鯉は通称虎三郎。
明治4年(1971年)、73歳で死去。
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