このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
以可めし幾音や阿られ農飛のき笠
国道4号で利根川を渡る。
利根川を渡ると、茨城県。
文明18年(1486年)、道興准后は古河で利根川を渡る。
古河といふ所にて舟にのり。
こがくれに浮べる秋の一葉ぶねさそふあらしを川をさにして
河舟をこがの渡りの夕波にさしてむかひの里やとはまし
『廻国雑記』
古河市中田に光了寺という寺がある。
巌松山聖徳院光了寺
真宗大谷派
の寺である。
光了寺に芭蕉の句碑があった。
以可めし幾音や阿られ農飛のき笠
貞亨元年(1684年)、
『野ざらし紀行』
の旅で桑名
本統寺
住職琢恵を訪う途中に詠んだ句である。
文化14年(1817年)3月、造化亭雨交建立。
碑の裏に雨交の句が刻まれている。
境界につゝく寂あり山さくら
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