このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
芭蕉の句碑
観音の甍見やりつ花の雲
香取市虫幡に清水寺という寺がある。
天台宗
の寺である。
大同2年(807年)、弘法大師開山。
天長年中(824〜834)に火災で焼失。
のち
慈覚大師
が再建したと伝えられる。
弘富山清水寺
子育て観音として知られている。
本堂の左手前に芭蕉の句碑があった。
観音の甍見やりつ花の雲
出典は『末若葉』(
其角
編)。
貞亨3年(1686年)、芭蕉43歳の時の句。
明治15年(1882年)3月、声画庵旭斎一門の建立。
碑陰に海月斎如木と声画庵旭斎の句が刻まれている。
平等施一切
毛氈も乞食莚も散櫻
海月斎如木
天 理
永き日や臼に成れとて植る松
声画庵旭斎
海月斎如木は清水寺二十五世の法印智徳。
声画庵旭斎
は佐原の俳人東胤孝。
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