このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


紅梅や見ぬ恋つくる玉すだれ

津和野町森村の高台に本性寺という寺がある。


日蓮宗 の寺である。

本堂の左手に芭蕉の句碑があった。


芭蕉翁塚

紅梅や見ぬ恋つくる玉すだれ

元禄2年(1689年)2月15日の桐葉宛書簡にある句である。

拙者三月節句過早々、松島の朧月見にとおもひ立候。白川・塩竃の桜、御浦やましかるべく候。欄木良医師一伝奉レ頼候。仙台より北陸道・みのへ出申候而、草臥申候はゞ又其元へ立寄申事も可レ有御座候。もはや其元より御状被レ遣まじく候。

   二月十五日                  はせを

桐葉子雅丈

    かげろふの我が肩に立帋子哉

   紅梅や見ぬ恋作る玉すだれ

3月27日、芭蕉は「奥の細道」に旅立った。

明和6年(1769年)、建立。

  『諸国翁墳記』 に「翁塚 雲州大原郡飯田村 西芳寺ニアリ 与柳・斧月建」とある。

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