このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
宮人よわが名をちらせ落葉川
大阪市東淀川区東中島に中島惣社がある。
中島惣社
祭神は宇賀御魂神・受保大神・大市比賣神。
當社は、第三十六代孝徳天皇の白雉2年難波豊崎宮に宮居し給う頃の創立にして五穀豊饒を斯の神に祈らせ給ひ田園多く下し給う社で、古え中島郷四十八カ村の親宮として重きをなしたる旧社である。
摂津志に山口神祠呼んで「惣社」と言う。
摂津名所絵図に稲荷社「中島惣社」と記されている。
社殿の手前左手に芭蕉の句碑があった。
宮人よわが名をちらせ落葉川
出典は
『笈日記』(雲水部)
。
「又いかなる時にか侍りけむ、たどの権現を過るとて」と前書きがある。
貞享元年(1684年)、『野ざらし紀行』の旅で
木因
と桑名へ向かう時に
多度権現
で詠まれた句。
文化10年(1813年)2月、扇暑建立。
芭蕉の句碑
に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください