このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
ものいへは唇寒し秋の風
須坂市街から鮎川沿いに国道406号で菅平に向かう。
国道406号は北国街道の脇街道大笹街道である。
大笹街道は北国街道福島宿を起点とし、仁礼を経て菅平高原を通り、鳥居峠を越えて大笹に至る街道。
仁礼の西原公会堂に芭蕉の句碑がある。
ものいへは唇寒し秋の風
出典は
『芭蕉庵小文庫』
(史邦編)。
貞亨元年から元禄年間の句だそうだ。
『蕉翁句集』
(土芳編)は「元禄四未ノとし」とする。
『芭蕉庵小文庫』の前詞に「
座右之銘 人の短をいふ事なかれ、己が長をとく事なかれ。
」とある。だからといって、教訓の句と解釈するのは誤りのようだ。
教訓の句ではないにしても、誰にもそんな経験はあると思う。
芭蕉の句碑
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