このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
翁 塚
宗現寺
〜蓑塚〜
新潟市中央区西堀通七番町に
宗現寺
(HP)という寺がある。
海獄山宗現寺
曹洞宗
の寺である。
境内には松尾芭蕉翁の蓑塚があります。
俳聖芭蕉翁が奥羽行脚の途次、この地に寄ったことを偲んで、後人が偲んで善導寺(西堀通4番町)に塚を建てたことに始まるが、市内数次の火災に際し、大正6年(1917年)、降雨庵、蓑塚は当寺に移設されたと伝えられている。
芭蕉翁蓑塚
「降雨庵」は「
海に降る雨や恋ひしき浮身宿
」にちなんで建てられたが、戦時中に取り壊されたそうだ。
『諸国翁墳記』
に「
蓑塚 越後新潟
ニ
アリ 連中建
」とある。
「梅花佛」の碑があった。
支考の供養塔
である。
宝永3年(1706年)、
各務支考
は越後を行脚。
宝永5年(1708年)、支考は30日余り新潟に滞在。
享保20年(1735年)、美濃派三世仙石
廬元坊
は新潟を訪ねている。
善導寺(西堀通4番町)の蓑塚跡に「みの塚」の碑があった。
宝暦5年(1755年)3月14日、南嶺庵梅至は善導寺で簔塚を見ている。
十四日新潟に入善導寺の廣庭に祖翁の簔塚 を拝す
塚の名を千本仰く桜かな
『奥羽の日記』
「芭蕉句碑」
に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください