このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
〜
山 口
〜
松杉をほめてや風の薫る音
宇部市小野の高台に横瀬八幡宮がある。
横瀬八幡宮由緒
嘉暦2年(1327年)に志賀将監大夫が長門末信の正八幡宮をこの近くの横瀬に勧請したことにはじまる。その後、応永3年(1406年)宇内の峠山
(たおやま)
(今の宮ヶ峠)に奉遷し、領内の社として大内氏・毛利氏の崇敬も篤く、石高もあったという。明治6年、郷社に列し、同43年、現在地に奉祀する。
祭神は応神天皇・伊弉諾命・伊弉冉尊。
伝来の横瀬八幡宮縁起絵巻は、社僧と推定される沙弥徳在の勧請により、永生13年(1516年)に奉納されたもので、昭和44年に山口県有形文化財となる。
以 上
横瀬八幡宮社殿
社殿の右手に芭蕉の句碑があった。
松杉をほめてや風の薫る音
出典は
『笈日記』
(京 都
附嵯峨
)。
『蕉翁句集』
は「元禄七戌ノとし」とする。
「小倉山常寂寺ニて」と前書きがある。
元禄7年(1694年)夏、京都嵯峨の
落柿舎
滞在中の作とされる。
見晴らしが良かった。
芭蕉の句碑
〜
山 口
〜に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください