このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2008年
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愛宕神社
〜芭蕉の句碑〜
東武鉄道野田線愛宕駅を出て県道3号つくば野田線を西に行くと、県道17号結城野田線と交差する。
愛宕神社前交差点に愛宕神社がある。
延長元年(923年)、創建。野田の総鎮守。
祭神は迦具土命
(かぐつちのみこと)
。迦具土命は火伏の神。
愛宕神社本殿は千葉県の有形文化財。
文化10年(1813年)から文政7年(1824年)まで11年の歳月をかけて再建されたといわれているそうだ。
境内の片隅に
芭蕉の句碑
があった。
百年の氣し幾を庭能落葉可那
元禄4年(1691年)10月、彦根市平田の浄土宗
光明遍照寺
で詠まれた句。
李由
(1662〜1705)は本名河野通賢。光明遍照寺第十四世住職。
碑の裏にも芭蕉の句が刻まれていた。
西行能庵毛あ良舞は難乃庭
(西行の庵もあらむ花の庭)
出典は
『泊船集』
。「
露沾公にて
」と前書きがある。
年次不詳。
『芭蕉翁發句集』
には「元禄六酉年」とある。
露沾
は磐城の平藩7万石城主内藤右京大夫義泰(風虎)の次男義英、その後政栄。
享保18年(1738年)9月14日、没。享年79歳。
文政11年(1828年)10月、句碑建立。
愛宕神社の裏に将軍地蔵尊がある。
明治元年(1868年)、神仏分離で愛宕神社から移された。
愛宕神社の隣に
西光院
がある。
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