このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
新年の旅日記
道後温泉
〜碑巡り②〜
松山市道後鷺谷町に「ホテル椿舘」がある。
「ホテル椿舘」の玄関左手に正岡子規の句が刻まれていた。
順礼の杓に汲みたる椿かな
『寒山落木 巻四』
(明治二十八年 春)に「椿 花」として収録の句。
この句は道後温泉「椿の湯」女湯の湯釜にも彫られているそうだ。
「ホテル椿館別館」の足湯前にも正岡子規の句が刻まれていた。
陽炎や苔にもならぬ玉の石
『寒山落木 巻一』(明治廿五年 春)収録の句。
「宝荘ホテル」にも
正岡子規の句碑
があった。
春や昔十五万石の城下哉
『寒山落木 巻四』(明治二十八年 春)に収録の句。
松山駅前
に大きな句碑がある。
宮崎陽允
(はるちか)
の句碑もあった。
この龍も橋眺むらん初湯かな
平成13年(2001年)、宝荘ホテル取締役会長。
平成17年(2005年)、松山中央ライオンズクラブ会員コラム。
道後温泉の宿泊客も「瀬戸大橋開通」の年138万人をピークに、年々減少の一途を辿り昨年は85万人迄に落ちた。
「道後温泉、今昔物語」(宮崎陽允)
平成26年(2014年)の道後温泉宿泊者数は88万7千人。
平成27年度、愛媛県功労賞受賞。
平成29年(2017年)8月15日、逝去。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください