このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
正岡子規の句碑
春や昔十五万石の城下哉
JR予讃線松山駅前に正岡子規の句碑がある。
正岡子規の句碑
春や昔十五万石の城下哉
『寒山落木 巻四』
(明治二十八年 春)に収録の句。
「春や昔」は司馬遼太郎の
『坂の上の雲』
第一章の章名として用いられている。
昭和37年(1962年)5月、松山信用金庫創立50周年記念に建立。
俳都松山を象徴する句碑。近代俳句の始祖、
正岡子規
の代表句である。
初代藩主加藤嘉明は20万石、次の蒲生忠知は24万石、15万石は松平定行の禄高である。松平定行が伊勢の
桑名
よりお国入りしたのは寛永12年(1635年)。この句が出来た明治26年からみて260年も前のことである。「春や昔」の感が深い。日清戦争従軍記者として戦地に赴く直前の句。
松山市教育委員会
俳句の里 城下コース42番
寛永4年(1627年)、加藤嘉明は会津40万石へ転封となる。
蒲生忠知は蒲生秀行の子、
会津
藩主蒲生忠郷の弟、蒲生氏郷の孫である。
駅前東南の緑地帯植え込みの中に
富安風生の句碑
がある。
句 碑
に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください