このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2009年

清水寺〜芭蕉の句碑〜
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高崎市石原町の高台に清水寺がある。


清水寺の石段


仁王門が見える。

石段の手前に 「芭蕉花の雲句碑」 があった。


正風宗師之碑

観音の甍みやりつはなの雲

出典は 『末若葉』 (其角編)。

貞亨3年(1686年)、芭蕉43歳の時の句。

仁王門


石段は続く。


さらに石段は続く。


518段の石段である。

観音堂


本尊は千手観音。

真言宗豊山派 の寺である。

 大同3年(808年)、征夷大将軍 坂上田村麻呂 が蝦夷征討の兵士の健勝と武運長久を祈り、京都東山の 清水寺 から勧請、開基したと伝えられている。

田村堂


寛政4年(1792年)12月1日、栗庵似鳩は清水寺に参詣している。

是より清水の観世音 に詣して岩崎へ越ゆる。此間山道二里と申。此間さらに同行ハなし

雪道や鹿の足跡犬の跡
  似鳩


観音堂を左に行くと、広場に出る。

もうひとつ芭蕉の句碑があった。


草いろいろ各々花の手からかな

出典は 『笈日記』 (支考編)。

 貞亨5年(1688年)8月、 『更科紀行』 出発に際して美濃の門人達に残した留別吟4句のひとつ。

明治27年(1894年)、鈴木仙橘建立。中教正 三森幹雄 筆。

躑躅が咲き始めていた。


高崎市内を見下ろす。


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