このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

蓼太の句碑

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世の中は三日見ぬ間に桜かな

東京都品川区東大井に来福寺がある。


来福寺


真言宗智山派 の寺である。

御府内八十八ヶ所霊場 第26番札所。

 来福寺に雪中庵蓼太「世の中は三日見ぬ間に桜かな」の句碑があったはずだが、気付かなかった。

世の中は三日見ぬ間に桜かな


寛保2年(1742年)、蓼太25歳の時の句。

一般に「世の中は三日見ぬ間の桜かな」と知られている。

雪中庵蓼太は 大島蓼太 。『蓼太句集』は明和6年(1769年)刊行。

後日、写真を撮りに行った


天明7年(1787年)9月7日、蓼太は70歳で没。

天明7年(1787年)11月、建立。四世雪中庵 大島完来 揮毫。

 姨捨山の 長楽寺 観音堂に文化7年(1810年)の俳額と弘化2年(1845年)の俳額がある。

 文化7年(1810年)の俳額には三世雪中庵大島蓼太 や四世雪中庵大島完来 が奉句しているそうだ。

奉納

文化庚午雁来三五日

月を出てつきに野山に入夜哉
   雪中庵 蓼太

いにしへの月夜むかしの野山かな
   雪中庵 完来

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