このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2013年

天照御祖神社〜芭蕉の句碑〜
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大船渡市盛町字町の国道45号(東浜街道)沿いに天照御祖神社社務所がある。


社務所前の池の畔に大野三社の碑があった。


碑の裏に芭蕉の句が刻まれている。

木乃もとに汁も膾もさくらかな

出典は『ひさご』(珍碩編)。

元禄3年(1690年)3月2日、伊賀上野風麦亭の歌仙の発句。

石段を上がると、天神山公園がある。

公園の片隅に古い芭蕉の句碑の一部があった。


はるもやゝけしきととのふ月と梅

出典は 『薦獅子集』 (巴水編)。

 元禄6年(1693年)1月20日、 深川芭蕉庵 から大垣の 木因 に宛てた書簡にある。

左に再建された碑があった。


「はるもやゝけしきととのふ月と梅」

 この句碑は、天保15年芭蕉翁の百五十回忌に盛町の俳諧の方々が建立されました。

 しかし長い年月の間雨風にさらされ、殊に昭和51年4月天照御祖神社の火災の際焼けくだけ、下方だけが残りました。

 平成元年は俳聖芭蕉みちのくの旅300年祭にあたり、私どもは諸先輩の残された尊い文化遺産を後世に伝えるため、篤志家多数の御援助を戴き記念事業として句碑を復元建立いたしました。

   平成元年11月20日

天照御祖神社


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